ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2013年 03月 24日

延辺でおいしいのはタッコン(鶏飯)と串焼きです

中国吉林省にある延辺朝鮮族自治州でおいしいものといえば、断然タッコン(鶏飯)と串焼きです。朝鮮族の暮らす土地ですから、当然朝鮮族料理≒韓国料理が基本なのですが、韓国でも地方によって素材や味付けが変わるように、ここ延辺では独自の地方料理が味わえるのです。

これがタッコン(鶏飯)です。簡単にいうと、汁なしサンゲタンのようなものです。延辺産のお米は、おそらく中国一おいしいと保証します(これ本当です。戦前、寒さに強く品種改良された日本の稲を持ち込み、水田をおこしたのが延辺の稲作の始まりです。もともと寒冷地なので、それまで稲作はやっていなかったのです)。ホクホクの地鶏のうまみともち米がやさしくマッチした絶品の味です。
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ちなみに、これがサンゲタンです。もちろん、こっちもおいしいんですが、延辺に来たら、汁なしがおすすめです。
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この写真を撮ったのは、延吉で最初に韓国風サンゲタンを始めた店で、「藝玲参鶏湯」といいます。ごくふつうの食堂風のお店です。
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延辺では、この地方独特の羊の串焼きが有名です。特徴的なのは、「串料」といって串焼きにつけるスパイスに凝っているところです。ただのトウガラシだけではなく、クミンとか複数のスパイスを混ぜ合わせて店ごとに違う味を出しています。お店の人に、スパイスの中身や比率を聞いても、もったいぶってるわけではないのでしょうが、教えてくれません。門外不出の“秘伝”というやつなんだそうです。
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地元の人の話では、串焼きのしめに、汁なし冷麺を食べるのが延辺では流行っているそうです。こういうそのときどきで変わる地元の流行というものは、旅人はあんまり気にせず、やっぱり自分は汁あり冷麺が食べたいというべきでしょう。いえ、汁なしがまずいわけじゃないんですが、やっぱりしめはさっぱりスープの冷麺がほしいじゃないですか。
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この串焼きは「白玉串焼」というチェーン店で、11種類のスパイスをブレンドした串料で人気なのだそうです。羊の串焼きは1本2元。うれしい安さです。
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これらのお店の情報は、「地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン」2013-14年版を参照ください。
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by sanyo-kansatu | 2013-03-24 22:19 | 日本人が知らない21世紀の満洲 | Comments(0)


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