2013年 06月 11日

まもなく100周年を迎える大連ヤマトホテルの現在

大連のホテルといえば、満鉄経営の旧大連ヤマトホテル(現大連賓館)のことを触れないわけにはいきません。このホテルの竣工は1914(大正3)年。まもなく100周年を迎えます。清水組(現清水建設)が手掛けた、いわゆるルネサンス様式の豪奢な建築。“昭和”を醸し出す大衆的でモダンなフォルムとは違いますが、独特の存在感があります。
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実は、中山広場のロータリーに面した現在の建物は3代目にあたります。初代は1907(明治40)年にロシア東清鉄道のビルを借用したもの。2代目が09年に旧ロシア市役所を別館として開業したものです。
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何度も改装されているので、当時の面影をどこまで残しているか疑問ですが、ホテルの概観の猛々しい威容や玄関ロビーの華やいだ雰囲気は、明治末期から大正にかけて、大陸に足場を築いたばかりの日本が最初に建てた迎賓館として精一杯見かけを繕おうとした時代の記憶という意味で、特別の希少価値があるといえるでしょう。

以下、ロビーの写真を見ていきましょう。
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階段を上って客室のフロアに向かいます。
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デラックスルームの客室はこんな感じです。
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窓から中山広場が見えます。
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現在の中山広場のロータリー周辺には高層ビルも建ち並んでいます。
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ロータリーを上から眺めてみました。こういう整然とした景観は、中国でもおそらく大連でしか見られないでしょう。
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最後にどうでもいい話ですが、ぼくが最初に大連賓館に泊まったのは、1980年代の半ばで大学生のときでした。祖母から「大連にはヤマトホテルがあるから、そこに泊まればいい」とだけ聞かされていたので、予約もなしにホテルを訪ねて、チェックインしたことを思い出します。客室はいまのように改装されていませんでしたが、クラシックな大宴会場は見事で、とても印象に残っています。
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by sanyo-kansatu | 2013-06-11 18:56 | 北東アジア未来形:満洲の今 | Comments(0)


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