2013年 10月 14日

平壌で見かけた台湾人観光客たち(万寿台創作社レストラトランにて)

平壌では多くの中国人観光客を見かけました。外国人客の泊まるホテルは限られており、ぼくの滞在していた高麗ホテルには、ヨーロッパ人客もずいぶんいました。エレベーターに乗り合わせた外国人に片っ端から「Where are you from?」を繰り返したところ、イギリス、ニュージーランド、フィンランド、ロシアなどの観光客が確認できました。純粋な観光客もいましたが、我々のような招待旅行、学術研究の会議の出席者など、いろんなタイプの旅行者がいます。
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今回、平壌では台湾客も見かけました。北朝鮮が海外向けに朝鮮絵画や陶器などの美術品を制作販売している万寿台創作社(→「北京の朝鮮万寿台創作社美術館のアーティストたち」)の経営するレストランでのことです。
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彼らの食事をする個室では、朝鮮の女の子たちによる歌と踊りのショーが繰り広げられていて、我々も一緒に観ることになったのです。
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このレストランには画廊が併設されています。朝鮮の陶器や国内の名勝を描いた風景画などが展示販売されていました。台湾客たちの中には何枚か絵を購入している人もいました。
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ぼくは風景画にはあまり興味がないのですが、何枚か朝鮮の現代の姿を描いた作品もありました。一点は現在の首都平壌を描いた作品。実際の夜はこんなに明るくはないけど……というつっこみはともかく、もう一点は、いつぞや話題となった朝鮮美女軍団を描いた作品です。真っ赤なポロシャツにキャップのロゴはナイキ。ところで、ここに描かれている女の子は、みんな同じ顔に見えてしまうのは気のせいでしょうか。
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ところで、2013年10月14日の朝日新聞朝刊に「北朝鮮貿易博 台湾が初出展」という小さな記事がありました。

「中国・遼寧省丹東市で14日まで開催中の北朝鮮貿易の博覧会で、初めて台湾の中小企業6社が出展した。電子機器や化粧品、自転車のほか特産の高山茶などを売り込み、会場そばには約20店の台湾飲食店も並んだ。中国に生産拠点を広げる台湾企業は、北朝鮮の安い労働力に注目している」とのことです。

「国連の厳しい経済制裁下にある北朝鮮に対して、台湾は日韓のようにすべての貿易を禁じておらず、染料などの化学製品や医療機器などを輸出している」

「中朝両国が北朝鮮領内で進める経済開発区の関係者によると、すでに台湾系の大手電子機器メーカーに区画が割り当てられているという。別の関係者は『視察は中国企業に次いで台湾企業が多い』と明かす」

レストランで台湾客を見かけたとき、「あれっ(中国本土客が多いのはわかるけど、台湾客も来ているんだ…)」と一瞬意外な感じがしたのですが、こういう事情であれば、平壌で台湾人観光客に出くわすのは当然でしょう。
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by sanyo-kansatu | 2013-10-14 09:33 | 朝鮮観光のしおり | Comments(0)


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