ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2013年 11月 20日

平壌空港より立派なビエンチャン国際線ターミナル

この夏、ラオス国営航空(Lao Airlines)の国内線に乗りました。今年の8月はまるで「世界のマイナーエアライン試乗月間」という感じで、実は同じ月の後半高麗航空(Air Koryo)にも乗っています。
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そこで今回も、空港から搭乗、機内、降機に至るまでの間に撮った写真を並べてみましょう。高麗航空と比較してみると、面白いかもしれません。

●8月某日 QV601 ビエンチャン→ルアンナムター 12:50発
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これがラオスの首都ビエンチャンのワットタイ国際空港の国内線ターミナルです。
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国内線ロビーはのどかです。タイ製のバイクが展示されていました。
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チェックインカウンターです。
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国内線は11都市に就航しているそうですが、季節による運休や休止した路線も多いといいます。詳しくは公式サイトで調べられます。

ラオス国営航空(QV)
http://www.lao-airlines.jp/
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フライトまで時間があったので、ターミナル内の食堂に入ってみました。食堂のおばさんの娘です。
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ラオスでは国内線でもパスポートチェックがあるようです。一部の少数民族の移動に関する制限などが関係するそうです。
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待合室の風景です。
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いよいよ搭乗です。平壌国際空港と同じように、乗客は飛行機まで歩いていきます。
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機体は、中国製のMA60。プロペラ機です。実は、国際的な安全性の基準に達していないとの指摘もあるそうです。
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これが機内です。ローカル客がほとんどですが、外国人客も少しいました。日本人はぼく以外に関西から来た男性がいました。
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プロペラ機に乗るのはひさしぶりです。10年前に、ミャンマーの国内線に乗って以来かも。眼下は、最初は平野部でしたが、だんだんラオスの密林が見えてきます。
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一瞬のことでピンボケしてしまいましたが、ラオス航空の客室乗務員です。笑顔がすてきな美人さんでした。以前、といってももう20年くらい前ですが、旅行作家の下川裕治さんが「ラオス航空の国内線のスチュワーデスは、素足で機内を歩いているんだよ」と話してくれたことがあり、ぼくの中ではなかば都市伝説化していたのですが、さすがにいまどきそんなことはありません。
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ルアンナムター空港に到着しました。乗客はさっさとターミナルビルに歩いていきます。
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空港ビル内では、預けた荷物を受け取りますが、運んでくれる空港の人の姿が丸見えです。
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ルアンナムター県は、ラオス北部に位置し、中国やミャンマーと国境を接しています。少数民族の村を訪ねるトレッキングが人気ですが、8月は雨季なので、それほど観光客は多くないようです。

さて、ラオス国営航空の乗り心地ですが、プロペラ機特有の上昇時にふわっと身が浮くような感じが苦手な人もいるかもしれません。しかし、ヴィエンチャンからルアンナムターまでもしバスで行こうとしたら1日がかりだと聞いているので、乗る価値は大きいです。

ところが、今年の10月、ラオス国営航空の国内線は墜落してしまいました。

ラオス航空の旅客機が墜落、乗員乗客49人死亡(CNN) 2013.10.17
http://www.cnn.co.jp/world/35038610.html

「(墜落したのは)首都ビエンチャンからパクセに向かっていたATR72型のプロペラ機。現地では台風25号の影響で突風が吹いており、着陸準備に入っていた機体があおられて制御できなくなり、メコン川にある島の付近に墜落したという。(略)同航空によると乗客44人を含む49人が死亡」とのこと。
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まいりましたね。でも、墜落したのはぼくが乗ったMA60ではなく、フランス製のATR72です。台風の突風にあおられたとしたら、これも異常気象と関係あるのでしょうか。いやですね。

さて、ラオスの国内線はこんな感じですが、国際線はちょっと事情が異なります。今回ビエンチャン市内からトゥクトゥクでワットタイ国際空港に向かったものの、運転手が早とちりして国際線のターミナルに連れていかれました。それで知ったのですが、国際線のターミナルは国内線に比べ、ずいぶん立派な新しいビルでした。
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平壌国際空港でもこの夏、新ターミナルを建設中でしたが、ラオスのほうがはるかに規模も大きく現代的でした。これはなぜなのか。海外からの投資によるものだからでしょう。あとで触れますが、ビエンチャン市内には、2007年にできたという中国系の大きなショッピングモールがあり、華人商人と中国商品があふれていました。また中国国境とタイを結ぶラオス北部の国道もきちんと整備されています。つまり、ラオスと中国の経済関係が急速に進んでいることがうかがわれるのです。この両国の空港ビルの違いは、海外からの投資を受け入れる姿勢によるものと考えられます。

実際、ラオス国営航空は、アセアンの主要都市はもちろん、中国南方の3都市、さらにソウルへも就航しています。もちろん、他国のエアラインも多数就航しています。都市の人口規模に比べ、その路線数はなかなかのものです。
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その国際線ターミナルビルでちょっと楽しいワンシーンに出くわしました。ちょうどTVドラマの撮影をやっていたんです。おそらくラオス人だと思いますが、目のぱっちりしたきれいな女優さんでした。主人公の女性が出国するシーンを撮っていたのでしょう。いまのビエンチャンの国際線ターミナルビルであれば、ドラマのシーンに使われてもおかしくないほど現代的な空間ですからね。
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by sanyo-kansatu | 2013-11-20 11:56 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)


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