2013年 11月 24日

ちょっと悲しい少数民族のおばさんの日常着(ラオス北部ムアンシンの朝市)

ラオス北部のルアンナムターからバスで2時間ほど山奥に向かうと、少数民族の集落へのトレッキングで知られるムアンシンという町があります。中国国境のあるパーントーン(パンハイ/班海)から10数㎞という場所にあります。
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ムアンシンは朝市が有名です。周辺の山村から少数民族たちが自分の採った山菜や野菜を売りに来るからです。
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場所は町はずれのバスターミナルの向かいにあります。屋根の下はおそらく地元の人たちの売り場で、周辺の山村から来た少数民族たちは、屋根のない道端に布を広げ、売り物を並べます。
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ヒキガエルも網の中にいます。
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ラオ・ラーオという自家製の米焼酎もペットボトルで売っています。

こうしてみると、ビエンチャンの朝市がずいぶん都会のように思えてきます。屋根の中に入ってみましょう。

肉売り場です。牛の頭が置いてあったりします。魚もあります。
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妊婦のお母さんが鴨の売買をしています。気の強い女の人のようで、もっと高く買ってよと売り手のおばさんが懇願しても、頑として聞き入れませんでした。
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揚げ菓子屋もあります。ほくほくでおいしかったです。
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もちろん、この市場にも屋台があります。ひき肉入りの麺でした。平たい米の麺でベトナムのフォーに似ています。人によっては衛生状態を気にするかもしれませんが、淡い鶏ダシのスープに香辛料が利いてうまいです。
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大きな鍋が湯気をたてています。この女の子はフォー屋の娘です。
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少数民族とおぼしき女性もたくさんいました。でも、彼女らは民族衣装を身につけてはいません。独特に結った髪型で、巻きスカートのおばさんもいましたが、たいていは中国製と思われる柄物のスカーフを頭に巻き、長靴を履いていたりします。
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おばあちゃん3人組がフォーを食べています。
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それにしても、ラオスの最辺境に位置するこの土地の人たちですら、手の込んだ刺繍を織り込んだ色鮮やかな民族衣装をふだん身に付ける機会はほとんどないようです。あるとしても、ツーリスト向けの一種の見世物になっていることが考えられます。

中国製の安価な衣料品が大量に入ってきており、それを日常的には代用してしまうのでしょう。これは、ここに限らず、アジア各地の少数民族エリアでよく見られる光景となっています。ちょっと悲しい気がしますが、無理もないことでしょう。

市場内には、両替商もいます。タイバーツや人民元との両替が可能なようです。
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もっとも、市場の入り口に、「ここではラオス通貨(キップ)を使うように」と地元政府の告知が書かれた大きな看板があります。
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その内容がわかったのは、漢字の看板もあったからです。これを見ても、ここが国境の町であることを実感します。実際、この市場では中国語がふつうに通じました。
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by sanyo-kansatu | 2013-11-24 23:19 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)


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