ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2014年 02月 08日

テーマパーク、東南アジア客をつかむ

国内の主要テーマパークの2013年度上半期(4~9月)の入場者数が、前年を上回る好調さを見せるなか、ビザ緩和で増えている「東南アジアからの訪日客を取り込んだ施設の好調が目立つ」(日本経済新聞2013年10月5日)といいます。
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同紙によると、入場者数が大きく伸びたのは、ダントツの東京ディズニーリゾート以外では、富士急ハイランドやサンリオピューロランドなど。

「富士急ハイランドは、13年度から、中国や台湾の拠点を中心にタイやインドネシアの旅行会社向けに営業活動を本格化。4~9月は訪日外国人客数が10%以上伸びた。ピューロランドも営業部門に東南アジアの担当者を配置。インドネシアやマレーシアからの団体客を受け入れ、東南アジアの入場者数は75%増えた」といいます。

日本経済新聞2013年9月5日では、サンリオのテーマパークのアジア開拓についてこう報じています。

同社の「再成長のシナリオ」は「苦戦が続く物販からライセンス事業の転換」。「キティ人気をテコに米フォーエバー21など有力アパレルにライセンスを供与、世界展開を進めた」結果、北米事業は成長しているものの、課題はアジア。「利益の9割以上を海外で稼ぐが、アジアは2割にとどまる」そうです。意外でした。キティちゃんの欧米での人気もすごいんですね。

「カギは今季の黒字化が見えたテーマパークが握る。国内ではサンリオピューロランドの今期の訪日観光客数を中国から呼び込むことで5倍の10万人に伸ばす」「さらにアジアでテーマパークにライセンス方式を導入。来期、中国・浙江省に日本以外で初の本格的なテーマパークを開く」といいます。

好調な国内テーマパークの集客状況ですが、「14年4月の消費増税後はマイナスの影響が懸念されている」(日本経済新聞2013年10月5日)といいます。「テーマパーク・遊園地の入場者に占める訪日客はまだ1割に届いていない。ただ、国内市場の先細りもあり、今後の成長には訪日客の取り込みがカギになる」と指摘しています。
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by sanyo-kansatu | 2014-02-08 13:15 | 気まぐれインバウンドNews | Comments(0)


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