ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2014年 07月 29日

LINEとGmailが使えない中国ってどうよ

6月末から7月下旬まで中国の取材に出かけていたのだが、困ったのは、急にLINEやGmailが使えなくなったことだった。

5月に上海に行ったときは、LINEもGmailもふつうに使えた。特にLINEは国際無料通話ができるので、中国の友人との会話はもちろん、日本への連絡にも重宝していた。

上海では、今年5月の時点、地下鉄駅構内でLINEの広告が見られた。
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人民広場駅構内(上海)

ところが、6月末中国に入国した際、数日間はgmailが使えたが、7月に入ると、まずアクセスできても送信が不可となった。それから数日すると、メールの受信も不可となり、ついにgmail自体にアクセスできなくなった。

もっとも、なぜかスマホではgmailの受信だけはできた。そのため、gmailで受信したメールをyahooメールで返信するというメンドーな対応に追いやられた。実際、スマホで受信できたのは幸いだった。もしできなかったら、日本からのメールをいっさい受け取れない、仕事上ヤバイ状況になっていたからだ。

そのうちLINEも使えなくなり、日本との通話もできなくなり、wifi可能なスポットでskype電話を利用した。いまどき、確かにいろんなツールがあるけれど、なんの通達もなく勝手に通信インフラを使用不能にできるなんて政府がこの21世紀に存在していることは信じられない。中国とは世界で最も特殊な国といっていいだろう。

結局、中国の友人たちに教えられて、微信(we chat)のアプリをダウンロードした。これなら以前どおり、日本に帰国しても中国の友人とチャットも無料通話もできる。そこそこ便利である。

ただね、中国以外の国にも友人はいるわけで、中国人相手だけ使い分けなきゃならないなんて、なんとメンドウ臭いことかと思う。

帰国してしばらくして、在日中国人の友人たちと自然に微信友達が増えた。

ちなみに中国では、LINEやGmail以外にも、Facebookはもちろんのこと、YOU TUBEやユーストリーム、ニコニコ動画をはじめ、YahooやExciteのブログも閲覧不可です。ですから、このブログも中国では見ることはできないのです。

やっぱ、よくないですね。こういうの。

こんなことでは、香港のデモ学生に日本人が共感してしまうのは当然です。ところが、中国大陸人たちは、こういう当局による不便も生まれてきてこのかた、当たり前となっているので、すぐにスルーして忘れることにして、悩んだりもしないのでしょう。この違い、ホントは大きいのにね。
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by sanyo-kansatu | 2014-07-29 20:03 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)


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