2014年 11月 12日

100円ショップを観光客に広めたのは外国人ツアーガイドだった

100円ショップは、コンビニと同様に日本人の日常生活にはなくてはならないインフラといえますが、いまでは外国人ツアー客も必ず立ち寄るお土産買いスポットとなっています。
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4年ほど前、中国から来た団体ツアー客の同行取材をしていたとき、皇居、浅草、新宿(歌舞伎町、都庁展望台)、銀座など、都内の定番スポットを2日間かけて訪ねた後、最後にお台場でバスを降ろされました。

そこで中国人ガイドがツアー客を案内したのは、ザ・ダイソーアクアシティお台場店。「ここは商品のどれでも100円均一。食品から雑貨、文房具、化粧品、衣類、食器など、何でも売っています。中国に帰ってみんなに配るおみやげを買うにはうってつけですよ」。

バスでの移動時間が長い中国をはじめとしたアジアからの観光客は、たいていの場合、外国人ツアーガイドによって100円ショップに連れてこられるようです。

100円ショップの商品には確かに玉石混交はありますが、さすがは日本の長期デフレ時代を象徴する商業施設。商品のデザイン性や品揃えの豊富さ、陳列の美しさなどに定評があります。

外国人ツアーガイドの多くは、日本在住者か添乗で何十回も日本を往来している人たちです。100円ショップに連れていけば、お約束で連れ回される怪しげな華人経営の免税店では、常に何かを買わされるのではないかと疑心暗鬼になっているツアー客の信頼を勝ち得ることも心得ている。彼らにとって免税店からのキックバックのような実入りはなくとも、客の気持ちをつかむ一種の隠し技なのでしょう。

では実際、ツアー客はどんなものを購入していくのか。

実はそれもガイド次第なのです。中高年客が多い場合は、意外に便利なお値打ち実用品をおすすめ。たとえば、ピーラー(野菜の皮むき器)は驚くほど皮がむけるので女性客にウケるといいます。爪切りセットも人気のアイテムだそう。若い客が多い場合は、キャラクター系や色味の鮮やかな和雑貨類。「これが100円だなんて、誰もわからないでしょう」とガイドはそっと口添えするのを忘れません。
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ただし、中国客は「メイド・イン・チャイナ」では価値が暴落すると考えているので、商品に「メイド・イン・ジャパン」と記されているかどうか、厳しい目で見極めています。

日本全国にある100円ショップの場所は、以下のサイトで探せます。「ダイソー」や「キャンドゥ」などのチェーン店が特に有名です。

全国100円ショップMAP
http://100yen.shopmap.jp/
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by sanyo-kansatu | 2014-11-12 14:59 | 東京インバウンド・スポット | Comments(0)


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