2015年 06月 06日

上野には新しいタイプの外客人気ホテルが生まれている

雨上がりの爽やかな空気の中、今日は朝から上野方面に行く用事があり、仕事のあと、外国客に人気のホテルを訪ねてみました。

最初に訪ねたのは、台東区池之端にあるホテルグラフィー根津です。このホテルは、2014年海外ホテル予約サイトのエクスペディアを通じて予約件数の多かったホテルが表彰される「エクスペディアアワード2015」でベストパートナー部門を受賞しています(http://www.travelvoice.jp/20150325-39644)。

ホテルグラフィー根津
http://www.hotel-graphy.com
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地下鉄千代田線根津駅を降りると、そこは「谷根千(谷中・根津・千駄木)」と呼ばれる神社仏閣や古い家並みの残るまちが広がります。地図を見ながら、細い路地を抜け、住宅街の一角にそのホテルはありました。
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ロビーはしゃれていて、フロントの隣にたたみの間のショースペースがあります。
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1Fにはカフェレストランがあります。ここでは多くの外国のゲストが朝食をとっていました。
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関係者の話によると、この4階建ての建物はもともと築40年以上の旅館で、それを買い取りリノベーションして2013年3月に開業したものだそうです。屋上からは東京スカイツリーや上野の森も見えます。周囲は静かな住宅街です。
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全64室で、シングルやツイン、ドミトリー(6人部屋)もあります。ゲストの90%以上は外国客で、アジア系と欧米は半々くらい。香港や台湾、韓国人が多いそうですが、最近はタイ人も増えてきているそうです。
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エクスペディアではアジア各国からの訪日ホテル予約が急増している
http://inbound.exblog.jp/24509107/

なにしろ1泊7000円からと都内のビジネスホテルと同じ価格帯のうえ、部屋はとてもおしゃれなので、エクスペディアやブッキングドットコムを利用した海外からの予約が圧倒的に多いそうです。

ところで、このホテルのいちばんの特徴は「ゲスト交流型ホテル」というコンセプトです。実は、このホテルを運営しているのは、ソーシャルアパートメント(シェアハウスの進化系)というスタイルの賃貸住宅を手がけてきた株式会社グローバル・エージェンツという会社で、このホテルにも現在、レジデンス(賃貸契約している住人)がいるんです。

最近は訪日客の増加に伴い、外国客のゲストが大半だそうですが、開業以来日本人レジデンスも住んでいて、外国客と館内で交流しているというのです。

そのための共有スペースがこのキッチン付きの広い食堂とラウンジです。
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ここでは、レジデンスとゲストが一緒にキッチンを利用したり、食事をしたり、ラウンジでくつろいだりするわけです。
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以前、蔵前にある外客に人気のゲストハウス「Nui. Hostel & Bar」を訪ねた話をしましたが、ホテルグラフィー根津は価格帯こそビジネスホテルに近いものの、旅行者と住人が交流できるという意味で、よく似たコンセプトの宿だといえます。

バックパッカーのまち、蔵前で見つけたもの
http://inbound.exblog.jp/24098909/

Nui. Hostel & Bar
http://backpackersjapan.co.jp/nui/

なぜこのようなホテルをつくったかについては、関係者に話を聞いたので、後日お伝えしようと思います。

さて、次に訪ねたのは、ゲストハウスわさびです。高速バスのVIPライナーでおなじみの株式会社平成エンタープライズが運営していることがメディアでも報じられていたので、足を運んでみました。
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日暮里からJR常磐線に乗ってひとつめの三河島駅のホームの上から大きな看板が見えました。

アポなしでフロントを訪ねると、浴衣を着た若い女性スタッフがいて、部屋を見せてくれました。ドミトリー(2800円~)と個室(4800円~)があります。
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このちょっと薄暗い部屋がドミトリーで2段ベッドが並んでいます。カプセルホテルに近い雰囲気です。同じフロアに共同浴場があります。
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お風呂の入り方や注意事項が書かれていますが、タイ語でも書かれていました。フロントの女性に聞くと、圧倒的にアジアからの旅行者が多いとのことです。
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トリップアドバイザーにコメント書いてね、というお願いの貼り紙ですが、やはりネットによる口コミで外国客がやってくることがわかります。
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面白いのは、館内に浴衣を着たマネキンがたくさん並んでいて、どうやらゲストに貸しているそうです。ロビーには下駄も置かれていて、外国客は浴衣に着替えて谷根千方面まで散策するといいます。

ゲストハウスわさび
http://guesthousejp.com/

最後は、上野に戻り、こちらは楽天トラベルアワード2014のインバウンド賞を受賞したその名もズバリ「ノンスモーカーズホテル」です。上野駅から首都高速1号上野線が頭上を走る高架の下の通りを南に徒歩5分ほどの場所にあります。ホテルが軒を並べている地区の並びにあります。

楽天トラベルアワード2014のインバウンド賞
http://travel.rakuten.co.jp/award/2014/metropolitan.html
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ノンスモーカーズホテル
http://www.nonsmokers.jp/

HPのトップにこのホテルのコンセプトが以下のように記されています。

「喫煙してはいけないという禁止ではなく、喫煙者がいないという安心へ」
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こういう明確なコンセプトを打ち出す姿勢を外国客は評価するのだと思います。

上野は成田からのゲートウエイで、初めて日本を訪れる外国客がエクスペディアなどの予約サイトでホテルを探す際、まず最初に選ばれるエリアだといわれています。彼らは土地勘がない以上、そういうものなのです。

外国客が増えることで、上野にはこれまでなかったような新しいタイプのホテルやサービスが生まれていることをあらためて実感しました。
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by sanyo-kansatu | 2015-06-06 17:44 | 東京インバウンド・スポット | Comments(0)


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