2015年 07月 27日

中国クルーズ客は博多に上陸後、どこへ行くのか?

中国からの大型クルーズ客船が今年286回(7月1日現在)寄港する予定という博多港。豪華なクルーズ客船内で楽しんだ中国客も、上陸後は福岡市内にバスで繰り出します。

たいてい早朝に着岸し、夕刻には出発するクルーズの上陸時間は、長く見積もって8時間と言われます。

この間に彼らはどこに行くのか。1日に2隻同時に寄港する日は、100数十台のバスが福岡市内を駆け回ることになるのですが、この寄港地観光の訪問先は、太宰府天満宮と福岡タワー、キャナルシティ博多の3か所が最もポピュラーです。
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まず大宰府の様子を見にいきましょうか。

西鉄大宰府駅の西側に大型バス乗り場があり、何十台ものバスが停車していました。バスを降りたクルーズ客たちは大きなナンバープレートのボードを手にした添乗員について参道を抜け、太宰府天満宮に向かいます。
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首には自分が申し込んだ旅行会社のネームプレートをかけています。バスごとにスケジュールが違うので、道に迷って自分のバスに乗り遅れると大変です。
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参道のお土産屋には中国語のポップがあちこちに見られます。
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境内には中国客以外にも、個人で来たと思われる台湾客やタイ客も多く見られました。
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次に、福岡タワーです。高さ123mの展望台からは博多港全域が見渡せて悪くはないのですが、時間もないせいか、中国客たちはまず上らないそうです。
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で、何をするかというと、タワーを背景に記念撮影をするだけです。
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一応中国語併記の看板もありますが、ここでは買い物することはほとんどなく、近くのヤフオクドームのタウンモールに行くようです。
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この日、福岡市には大型バスがそこらじゅうを走っていました。
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博多港の寄港地観光のメインスポットがキャナルシティ博多です。
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中州にあるこのショッピングモールには大型バスを停めるスペースが十分ないため、周辺はバスで混雑しています。
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キャナルシティ内は中国客であふれています。今年は週に4~5回はこの調子で彼らがやって来るので、地元の人はちょっとびっくりでしょう。
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バスを降りるとみなさん一斉にショッピングモールに向かいます。
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大人から子供、おじいちゃん、おばあちゃんまで、クルーズ客の年齢層は幅広いです。3世代ファミリー旅行も多そうです。

彼らの多くがLAOXの紙袋を手にしています。
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LAOXのある4階に行ってみました。そしたら、すごいことになっていました。
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中国客だらけです。
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店内もそうでした。
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炊飯釜の大量購入コーナーもありました。
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店の外では、買い物予定のない年配の方たちが所在無くベンチに座って家族の買い物を待っていました。
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はてさて、身もふたもない話ですが、LAOXでの買い物が中国クルーズ客の博多寄港地観光のメインイベントなのです。

今年約50万人のクルーズ客が福岡に来る予定ですが、LAOXは大繁盛でしょう。

なぜ中国客がLAOXを目がけてくるのかというと、わりと単純な理由があります。

これだけ大量の中国客の受入可能な家電量販店が他にないということ。ここでは大半の販売員が中国人なのです。

そして、これも身もふたもない話ですが、LAOXで買い物すると、寄港地観光を手配している現地の旅行会社と添乗員に売上に対するキックバックが支払われるからです。

この件については、別の機会に詳しく説明したいと思います。
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by sanyo-kansatu | 2015-07-27 17:00 | “参与観察”日誌 | Comments(0)


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