2015年 09月 07日

ついに中国金融トップが「バブルはじけた」と口にした!?

先ごろ(9月4日)、トルコのアンカラで開催された主要20カ国・地域(G20)財務省・中央銀行総裁会議で、中国人民銀行の周小川総裁が、6月中旬から4割近く株価が下落したことを受け、「バブルはじけたような動き」(朝日新聞2015年9月6日)と表現したそうですね。

ついに中国金融トップが「バブル」の崩壊を口にしたということなのか。

昨年夏、大連を訪ねたとき、絵に描いたようにバブリーなホテルに泊めてもらったことを思い出しました。

それがキャッスルホテル ラグジュアリーコレクションホテル大連(大連城堡豪华精选酒店)でした。場所は星海広場を一望にできる晩霞山の山腹に建っています。
b0235153_15171892.jpg

大連城堡豪华精选酒店
http://www.starwoodhotels.com/luxury/property/area/index.html?propertyID=3557&language=zh_CN

ご覧のような中世の古城の巨大なレプリカのような外観で、2014年9月に開業しました。ぼくはプレオープン時に泊めてもらいました。トリップアドバイザーをみると、実際の宿泊客の感想が書き込まれていますが、ロビーから客室、レストランの個室に至るまで、呆れるほどバブリーな造りです。
b0235153_1518560.jpg

b0235153_15181847.jpg

b0235153_15182922.jpg

b0235153_15183961.jpg

b0235153_15184781.jpg

b0235153_15185745.jpg

b0235153_1519713.jpg

実際の宿泊客のコメント(トリップアドバイザー)
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g297452-d5483653-Reviews-The_Castle_Hotel_A_Luxury_Collection_Hotel_Dalian-Dalian_Liaoning.html

ここまではホテルの広報写真ですが、以下はぼくが手持ちのカメラで撮ったものです。
b0235153_15195762.jpg

ラグジュアリーコレクションが買収する前、この建物は大連貝殻博物館でした。大連海洋漁業グループの張毅理事長(故人)が集めたコレクションを展示していたそうです。
b0235153_1520876.jpg

ホスピタリティに難があるといわれる中国国内の他のホテルとは一線を画すべく、スタッフたちは笑顔を常に絶やさず、客をもてなす姿が印象的でした。ただし、慣れないことをちょっと無理している感じがして、窮屈な印象もあります。
b0235153_15282172.jpg

申し訳ないですけど、あらゆるものがレプリカでしかない安っぽさが気になったのも確かです。せめてTDR的なストーリーがあれば、所詮ファンタジーとして受けとめられるのですが、マジっぽいところがかえっていただけません。
b0235153_15203335.jpg

ホテルの目の前にある洋館風の建物はマンションです。星海湾を橋でつなごうとしていますが、地元大連の人たちも景観が壊れるのでやめてほしいと話していました。
b0235153_15205378.jpg

エクスペディアで調べると、このオーシャンビューのデラックスルームで1泊2万5000円相当でした。スターウッドグループの高級カテゴリーであるラグジュアリーコレクションでこれほど安い価格帯はありえないのではないでしょうか。でも、ここまで下げないと客室が埋まらないのでは、と思われます。

膨れ上がった資産価格と人々の日々の消費活動が不釣合いとしか思えなかった中国。今後それが徐々に調整されていくのであれば、結果的には庶民にとっては悪い話ではないと思うのですが、はたしてそんな悠長な話なのか。いったいこれから何が起こるのでしょうか。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2015-09-07 15:21 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)


<< 日本全国、ホテル業界大異変~訪...      北海道は外客レンタカー受入の全... >>