2016年 02月 02日

無味脱色された2000年代文革系サブカル雑貨のルーツは何だったのか

2月に入り、中国の旧正月(春節)が近づいてきたせいか、都内でも中華系の個人客の姿をよく見かけるようになりました。

そんな折、正月ムードに水を差すつもりはないのですが、今週土曜、専修大学で興味深い映画上映会があります。
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中国のドキュメンタリー映像作家の胡傑監督の2本の上映会です。実は、胡傑監督は2013年12月14日に同大学で自作品を語る講演をしています。

文革時の蛮行をザンゲする元紅衛兵たち
http://inbound.exblog.jp/21886549/

これらの上映イベントを主催されているのは、専修大学の土屋昌明教授です。

個人的には、文革中に制作されたプロパガンダ・ポスターに関するドキュメンタリー作品「文革宣伝画」に興味があります。なぜなら、2000年代に入って中国では、文革時代のポスターがサブカル雑貨として広く若者に支持されていたからです。この無味脱色された文革系サブカル雑貨のルーツである1960~70年代当時のポスターの制作者やコレクターのインタビューを含む内容らしく、とても興味深いです。

中国の文革系サブカル雑貨は日本の1970年風?
http://inbound.exblog.jp/21881593/

イベントの告知は以下のとおりです。

封印された中国現代史に向かい合う(第3回)

⦿上映と討論…………………………………………………………

胡傑監督 インディペンデント・ドキュメンタリー作品
「星火」 字幕修訂版
「文革宣伝画」本邦初公開!

場所:専修大学神田校舎(地下鉄神保町)
日時:2016年2月6日(土)
「星火」上映 14:00 ~ 15:40 終了後討論30分 102 教室
「文革宣伝画」上映 16:30 ~ 17:40 終了後討論1時間 102 教室
参加自由、申込み不要

コメント:土屋 昌明(専修大学社会科学研究所)
主催・問合せ:専修大学社会科学研究所特別研究助成土屋グループ
the0561@isc.senshu-u.ac.jp

❖作品「星火」は、1960 年中国甘粛省で発生した、知識人による反体制地下活動に対する政権の弾圧事件を扱ったドキュメンタリーである。
❖作品「文革宣伝画」は、文革中に作成されたプロパガンダ・ポスターの作家たちやコレクターにインタビューして、プロパガンダ・ポスターとは何なのかを追及したドキュメンタリーである。

以下、個人的に国内外で出くわした現代における文革サブカルシーンを紹介しています。

池袋にできた「文革レストラン」に行ってきました
http://inbound.exblog.jp/21475188/
これが本場中国の「文革レストラン」です
http://inbound.exblog.jp/21480153/
池袋の「文革レストラン」再訪。紅衛兵コスプレ美女に会う
http://inbound.exblog.jp/21710468/
困るよな。習近平の時代になってますます世の中は厄介になってきた
http://inbound.exblog.jp/24539952/
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by sanyo-kansatu | 2016-02-02 08:09 | リアルチャイナ:中国独立電影 | Comments(0)


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