ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

inbound.exblog.jp
ブログトップ
2016年 02月 08日

春節休みの渋谷は中国語簡体字表記であふれていた

2月6日(土)の昼下がり、ぼくは渋谷と表参道を訪ねました。春節休みのこの時期、渋谷と表参道で中華系の観光客をメインのターゲットとしたショッピングキャンペーンが繰り広げられていたからです。
b0235153_11165524.jpg

渋谷駅を降り、109方面に向かう道玄坂の両サイドには、中国のデビットカードである銀聨カードのキャンペーン旗がぎっしりと並び、はためいていました。
b0235153_111786.jpg

b0235153_11172647.jpg

一方、公園通り方面には、別の旗がひらめいています。こちらは「Tokyo Prime Shopping 2016 in Shibuya」というキャンペーンの旗です。同じ渋谷で、道玄坂と公園通り商店街ではまったく別のキャンペーンを繰り広げているというのも不思議ですが、共通するのは、中国の旧正月(春節)に向けたものであることです。
b0235153_11174935.jpg

公園通りの旗に書かれた簡体字の「幸运摇出来」は、同商店街が主催する「ラッキーシェイクイベント」のことで、キャンペーン期間中(1月2日~2月29日)、外国人観光客が所定の場所(参加店など)で中国版ツィッターこと「微信(WeChat)」を起動し、携帯端末をシェイクすると、アプリ画面上でくじ引きできるというものです。商品総額は200万円、それ以外に参加店舗からの商品券や景品などが当たるそうです。
b0235153_1118587.jpg

b0235153_11181755.jpg

東急デパートにも「銀聨カード」の大きな垂れ幕が見られました。
b0235153_11184871.jpg

それにしても、渋谷の街がこれほど中国語簡体字表記であふれたのは初めてのことではないでしょうか。ちょっと驚きました。

もっとも、渋谷を行き交う多くの人たちのうち、このキャンペーンの存在を知っている人はどれほどいたことでしょう。そこが気になるところです。

さて、渋谷のタワーレコードの脇を抜け、キャットストリートを歩いて表参道にも足を伸ばしてみました。

表参道には、一斉に2枚の旗が並んでいました。渋谷と違い、表参道ではVISAカードが協賛するキャンペーンが繰り広げられているようです。
b0235153_11192868.jpg

ただし、こちらは中国語簡体字表記だけでなく、ハングル表記も含まれています。
b0235153_11195219.jpg

そして、この地区のキャンペーン名は「Tokyo Shopping Week 2016 at Harajuku/Omotesando」というものです。つまり、原宿と表参道がタッグを組んだショッピングキャンペーンというわけです。
b0235153_1120999.jpg

外国人観光客向けのスクラッチキャンペーンが実施され、2000名に1000円分の現金が当たるそうです。ラルフローレンの前に小さなテントがあって、外国人観光客は着物姿の女の子と一緒に記念撮影できます。
b0235153_11202489.jpg

渋谷との違いは、銀聨カードではなく、VISAカードが協賛していることもあり、必ずしも中国系の観光客だけがターゲットではないようです。とはいえ、この時期、中国本土以外の台湾、香港、東南アジア華人なども多く訪日するわけですから、本土客向けに簡体字を前面に出すのは控え、広い対象に向けてキャンペーンを実施したというのが、原宿・表参道の考え方だったのでしょう。

もっとも、こちらでも思うことは、表参道を行き交う人たちのうち、どれだけの人が……、でしょう。

この日は土曜でしたが、昨年のイースター(4月上旬)に渋谷や表参道を訪ねたときのほうが圧倒的に人通りは多かったと思いますし、外国人観光客ももっと目に付いた記憶があります。

イースターも近い原宿では非英語圏の言葉があちこちで聞かれた
http://inbound.exblog.jp/24322287/

イースター休みに渋谷スクランブル交差点に出没した外国人をシューティング
http://inbound.exblog.jp/24348359/

はたして渋谷と表参道のキャンペーン、どれだけの効果があるものでしょうか。

実は、例の「ラッキーシェイクイベント」、外国人でもないぼくはこっそりやらせてもらいました。その話は次の機会に。

渋谷公園通りの「ラッキーシェイクキャンペーン」を体験してみた
http://inbound.exblog.jp/25340545/
[PR]

by sanyo-kansatu | 2016-02-08 11:22 | 東京インバウンド・スポット | Comments(0)


<< 渋谷公園通りの「ラッキーシェイ...      東アジア航空網新時代 - 国際... >>