ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2016年 02月 21日

スプリングジャパン初の国際線(成田・重慶)に乗ってみた(第3ターミナルも初利用)

2月13日、国内LCCのスプリングジャパン(春秋航空日本)が初の国際線として成田・武漢、重慶(14日)線の運航を開始しました。

スプリングジャパンは中国の民営企業でLCCの春秋航空の日本法人です。

成田―武漢(週3便)
IJ1011 成田発10:20-武漢着14:15
IJ1012 武漢発15:15-成田着19:40

成田―重慶(週4便)
IJ1021 成田発9:00-重慶着14:15
IJ1022 重慶発15:15-成田着20:25

スプリングジャパン(春秋航空日本)
http://jp.ch.com/

今回、ぼくは重慶線の初便に乗りました。片道約5時間のフライトでした。

今回成田空港の第3ターミナルを初めて利用しました。第2ターミナルから約600m歩いて移動します。また5分おきにバスが出ていますが、こちらは大回りして行くので10分以上かかります。
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第3ターミナルは、天井の低い簡素なつくりの建物で、陸上競技場のトラックのようなラインが敷かれています。思わず「よーい、ドン!!」と走り出したくなるような気にさせ、面白いです。いかにもLCC専用という感じです。
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それでも、近隣アジアやオセアニア方面へのフライトが充実しています。
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入り口のいちばん手前がスプリングジャパンのチェックインカウンターでした。
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カウンターは「個人」と「団体」に分かれますが、この日は日本からの便ということで、団体は少なめでした。
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チェックインをすませて、出国ロビーに向かう途中にフードコートとショップがあります。さぬきうどんとかハンバーガーとか、空港グルメながらもコストを抑えたラインナップであることが特徴です。
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しかも、隣にベッドとしても使えそうなソファーがあり、実際早朝便を利用するオージーたちは爆睡しています。これもいかにもLCC専用ターミナルっぽい光景でしょう。
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出国手続きをすませ、免税店やお土産ショップを抜けると、「市中免税店引渡しカウンター」があります。ここは今年1月27日にオープンしたばかりの銀座三越店の免税コーナーで購入した商品を受け取れるようになっています。
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市中免税店引渡しカウンター
http://www.naa.jp/jp/press/pdf/20160118-taxfreecounter.pdf

その隣にはムスリム用の礼拝室もあります。
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搭乗ロビーからスプリングジャパンの機体が見えてきました。春秋航空とは違い、B737 だそうです。
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さて、いよいよ搭乗です。初便ということで、すべての乗客にお土産を手渡してくれます。
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機内では、いま同社が企画している「三国志」キャンペーンをPRしていました。重慶や武漢は三国志の舞台のひとつでもあるからです。実は、現地でぼくは4日間滞在したのですが、時間があったので、劉備玄徳らの建国した蜀の都だった成都まで行ってきました。
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ただし、成田便はそれほど席は埋まっていませんでした(帰国便は中国客でいっぱいでしたけれど)。なかなか日本客の取り込みが難しいようです。そもそも日本人はいま中国にあまり行きたがらないから、仕方がないのですけれど。

LCCですから、機内食はないのですが、ここは試しと食事を注文してみました。メニューは数種類あり、親子丼や中華丼、そしてこの写真の牛卵丼などで、900円。ふつうに考えれば安くはありませんが、注文してから客室乗務員がつくってくれます。自分はもともと機内食は口にしないほうなのですが、これは量も少なめでちょうどいいし、味もまずくはありません。少なくとも、中華料理漬けになって帰る便でこれを食べるとほっと一息つけそうです。
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スプリングジャパンが初めての就航地として武漢、重慶を選んだ理由として、日系企業が多く進出していること。中国内陸部の観光地のアクセスに便利と、同社ではあくまで日本客の利用を想定したプレスリリースを出していましたが、実際に乗客の大半は中国客で、日本客は10数名の春秋旅行のツアーに参加したグループ客のようでした。
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隣の席にいた女の子に中国語で声をかけたところ、「私、日本語できます」と言うので、少しおしゃべりしました。彼女は、重慶にある四川外国語学院日本語学科の3年生で、同級生とふたりで日本にインターンで来ていたとか。彼女の両親はともに中学の教師だそうで、「同級生の多くは日本語の教師になりたいと言っているが、教師の家に生まれると裕福にはなれないから、私は一般企業に就職したい」などと話していました。いわゆる「90后(90年代生まれ)」の子らしく、年長世代の80后の皆さんに比べ、人生に対するちょっと冷めた語り口が印象的でした。その後、彼女とは微信友だちになり、重慶の火鍋屋をはじめ、面白いスポットなどを教えてもらいました。
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実は、今回あちこちで彼女と同じ四川外国語学院の卒業生たちに出会うことになるのですが、重慶人たちのほぼ全員が、自分たちと成都人の違いについて語ってくれたことが面白かったです。彼らによると、「成都人はのんびりしていて、重慶人のようにあくせくしていない。いつも茶館で時間を過ごしている。でも、プライドが高くて、つきあいづらい」とかなんとか。かつて四川省の一部だった重慶は直轄都市として独立するのですが、どうやら成都に対するコンプレックスがあるようです。というのも、成都の人たちは重慶人ほどお互いの違いについて気にしていないせいか、そんな話はしないからです。古都と新興都市の違いから来るのでしょうか。

重慶空港に到着し、タラップを降りると、多くの報道陣や花束を抱えた空港の女性スタッフなどが待ち構えていました。
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「熱烈祝賀春秋航空開通重慶=東京航線」の垂れ幕もあります。

このご夫婦は、なんでも春秋旅行のツアーを最初に申し込んだ日本人だそうです。あとで写真を撮ったことを話すと、ぜひ送ってほしいといわれました。横浜在住の方でした。隣に立っているのは、スプリングジャパンの王会長(春秋旅行社の王会長の次男)です。
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重慶空港の国際ターミナルは国内ターミナルのはずれにあり、市内にはモノレール(軽軌)で約40分ほどでした。

重慶の様子については、また今度。
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by sanyo-kansatu | 2016-02-21 12:22 | “参与観察”日誌 | Comments(0)


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