ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2017年 10月 07日 ( 2 )


2017年 10月 07日

日本からの航路の玄関口としては垢抜けなさがちょっと残念な港町コルサコフ

ユジノサハリンスクからバスで南へ約1時間走ると、サハリン南部の港町コルサコフに着きます。
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市街地は河岸丘陵に沿って南北に延びていて、団地が多く並んでいます。
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郷土博物館や日本時代の記憶が残るいくつかのスポットを除くと、これといった見どころはないのですが、ユジノサハリンスクから乗ったバスを、港に近い稚内公園(コルサコフは稚内と姉妹都市)で降りて、そこからソビエト通りのゆるやかな坂をレーニン広場までのんびり歩くというのが基本散策コースでしょうか。

これは稚内公園の中央にあるロシアの提督で極東地方探検家のネベリスコイ(1814―1876)の像です。間宮林蔵より少し後に、ロシア側で最初にサハリンが島であることを確認した人物です。実はこの公園にはもうひとつ像があります。東シベリア総督でこの町の由来ともなったミハイル・セミョーノヴィチ・コルサコフ(1826-1871)の胸像なのですが、公園の北の端にあるのと、どちらかといえばネベリスコイ像のほうが新しく立派だったので、気づかず通り過ぎてしまいました。
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「コルサコフ」と書かれたストリートアートがあります。
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訪ねたのが週末だったせいか、通りには市が出ていました。
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果物はやはり中央アジア系の人が売っています。
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近海でとれるマスの缶詰も並んでいます。
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これがレーニン広場で、ここにもレーニン像が残っています。背後の建物は文化会館「アケアーン」といい、いわばこの町のコンサートホール兼劇場です。
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レーニン広場のそばに、この町でいちばん大きいホテル「アルファ」があります。港町らしいというべきか、ロシア語ではなく、英語表記のホテルです。
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この町で食事をしようと思ったら、すでに本ブログで書いたレストラン『カフェ・ヴァルハット』でしょうか。

サハリンで見つけたいい感じのロシアレストラン2軒
http://inbound.exblog.jp/27110266/

港の近くに地ビールが飲める「ペンギンバー」があります。
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町にはスーパーはありますが、たいていはこうした個人商店が多いです。
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ロシア名物の炭酸飲料「クワス」を飲ませるスタンドバーは、ユジノサハリンスク行きバス停の近くにあります。
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※ロシアの炭酸飲料「クワス」について
http://inbound.exblog.jp/27037090/

とはいえ、町を歩いていると、地元の子供たちや老人がいて、撮影するのが楽しみです。嫌がる人はほとんどいなくて、みんな笑って迎えてくれるのが、サハリンらしさでしょうか。
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次回に書くつもりですが、コルサコフへは北海道の稚内から夏の間、定期航路のフェリーが出ています。つまり、ここはサハリンの玄関口というわけですが、垢抜けなさがちょっと残念であることは否めません。

クルーズ客船がサハリンに寄航する際、コルサコフ港を利用するようですが、日ロを結ぶ航路がいまひとつ盛り上がらない理由のひとつに、コルサコフの現状がありそうです。
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by sanyo-kansatu | 2017-10-07 15:06 | 日本に一番近いヨーロッパの話 | Comments(0)
2017年 10月 07日

085 ハバロフスク方面に向かう列車(ウラジオストク)

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モスクワに向かうシベリア鉄道の始発駅であるウラジオストク駅からは、ハバロフスク方面に向かう列車も多く出ている。乗客は車掌の検札を受けて列車に乗り込む。車掌は男性より女性のほうが圧倒的に多い。(撮影/2012年6月)

※ここから近郊列車に乗って2時間走ると、ウスリースクという田舎町があります。特別何か見どころがあるというわけではないのですが、いかにもロシアの田舎町という雰囲気を楽しめます。朝出かけて、マーケットや教会を訪ね、カフェでお昼を食べて、日帰りで行ってくるのが、日本人旅行者の間で人気だそうです。

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう(ウラジオストク編)
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by sanyo-kansatu | 2017-10-07 12:01 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)