ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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カテゴリ:ノービザ解禁間近!極東ロシア( 35 )


2017年 08月 01日

022 与謝野晶子はウラジオストク経由でパリへ旅立った

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明治45年(1912) 5月5日、歌人の与謝野晶子は夫の鉄幹を追ってパリへ旅立ちました。当時は敦賀から海路でウラジオストックに渡り、シベリア鉄道に乗って行ったのです。彼女の記念碑がウラジオストク市内にあります。(撮影/2012年6月)

※この記念碑が建てられたのは、極東国立大学東洋学院の建物の前で1994年のことです。ウラジオストクには戦前のある時期まで多くの日本人が住んでいたので、日本に縁のある場所がたくさんあります。詳しくは以下の記事を参照ください。

「浦潮旧日本人街散策マップ」でウラジオストクの日本のゆかりの地を訪ねる
http://inbound.exblog.jp/20103380/

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
http://border-tourism.jp/
Facebook:ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
https://www.facebook.com/bordertourism.jp/
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by sanyo-kansatu | 2017-08-01 08:54 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 07月 28日

2017年上半期、ウラジオストクを訪ねた日本人は前年比250%の増加

今朝ほど、環日本海経済研究所(ERINA)のメルマガ「北東アジアウォッチ No.315」(2017年7月28日発行)が届き、2017年上半期、ウラジオストクを訪ねた日本人は前年比250%の増加とのロシア報道を伝えました。

環日本海経済研究所(ERINA)
http://www.erina.or.jp/

◇2017年上半期に28万人の外国人観光客が沿海地方を訪れた◇

上半期の実績で、約28万人の外国人観光客が沿海地方を訪れた。前年同期比の成長率は2割強だった。

沿海地方観光局の発表によると、観光客の大多数は従来通りアジアの国々(中国、韓国、日本)からやってきた。「観光客数で絶対的な首位は、従来通り中国だ。上半期の実績によると、中国人観光客の数は18万6000人を超え、2016年上半期の10%増だった」と観光局では指摘している。

観光客数の第2位は韓国だ。今年上半期に沿海地方を訪れた韓国人観光客は3万5000人を達成。これは前年同期実績を80%上回っている。

最も印象的な成長を示したのは日本からの観光客数だった。日本から沿海地方を7000人強が訪れた。この数字は2016年の総合実績(8700人)を少し下回る程度だ。前年同期比成長率は約250%となった。

コンスタンチン・シェスタコフ沿海地方観光局長は、「沿海地方は今年、連邦中央の支援の下、観光産業の発展を目的とする主要な国際見本市で複数のイベントをやって来たし、今後も行っていく。さらに、我々は連邦観光局主催の一連のロードショーに参加し、韓国・ソウル、中国・香港、日本・大阪のプロのバイヤーに沿海地方の観光ポテンシャルを紹介した」と話した。(沿海地方政府7月10日)


ロシア政府が公約(?)した沿海地方のビザ緩和(電子化によるアライバルビザ発給)をスタートさせる8月1日がもうすぐ近づいてきました。

関係者の話では、いま東京や大阪のロシア総領事館は大混雑だそうです。8月1日のビザ緩和の報道を受けて、航空券の予約を入れたものの、どのようにスタートするのか、ロシア側の情報発信がないため、急遽、従来どおり観光ビザを申請するために領事館に足を運んでいる人が多いからだそうです。

まったく困ったものですが、8月にウラジオストクを訪ねたいと考えている人は、従来どおり領事館でビザを取得しておいたほうが無難と思われます。

8月1日以降、ビザ申請のページを大使館、領事館のHPに載せるということになっているのですが、どうもロシアという国は、こういう新方式をスムーズに運用することが得意ではないようです。実際、ウラジオストクのビザ緩和は、数年前からずっと言われていたことだからです。

いずにせよ、近隣の国々から多くの旅行客がウラジオストクに押し寄せていることは確かです。

今後、新しい動きが出たら、本ブログでも報告していきます。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-28 10:33 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 07月 17日

初めてウラジオストク旅行に行こうとしているみなさんへ その1

今年3月、羽田深夜便(ピーチ)で上海出張に行ったとき、去年大学を卒業したばかりというOLさんふたりと知り合いました。深夜0時半、羽田の空港チェックインカウンターに並んでいたとき、たまたま列の前にいた子たちですが、そのうちひとりは会社帰りのワンピースにコートを着て片手に通勤バッグという軽装で、いまどきこういう子が深夜便を利用しているんだなあと思って声をかけたのです。

彼女たちは金曜深夜発、日曜夜便戻り、すなはち羽田深夜便を利用した「1泊3日弾丸上海旅行」(しかも、初めての中国旅行)にチャレンジしていたのです(もちろん、月曜朝には出勤です。元気ですね)。

帰国してから一度ご飯を食べたり、たまに連絡を取り合っていたのですが、なんでも秋休みにウラジオストクに行きたいと言い出しているんです。それは、ぼくがふたりにウラジオストクの話をさんざん聞かせたせいでもあるのですが…。

先日、彼女らのひとりからメールで以下の質問が届きました。誰でも初めての国に旅立つ前に、知っておきたいことです。

「円からルーブルに変えるのはどこが一番お得ですか?
ドルからルーブルに変えた方がお得など、、、
また、エアですが、直接アエロフロートからとる方がやはりお得ですか?」


そこで、ぼくはウラジオストク在住の旅行会社の友人に相談し、彼女らの質問に答えることにしました。以下、その回答メールを公開しつつ、彼女らのように、初めてウラジオストク旅行に行こうとしているみなさんへ、思いつく限りのアドバイスをしたいと思います。

【質問1】「円からルーブルに変えるのはどこが一番お得ですか?
ドルからルーブルに変えた方がお得など、、、」

【回答】
「出発前に、成田空港で5000~1万円を両替し、とりあえず現金(ルーブル)獲得は必須です。

そのうえで、現地で必要分をATMでキャッシング(成田レートよりは全然いいです)することをおすすめします。海外のATMでキャッシングするためには、「VISA」や「PLUS」マークの表示がある海外のCD・ATMで現地通貨を引き出せるカードを用意する必要があります。

海外ATMの使い方徹底ガイド(VISAの場合)
http://www.visa-news.jp/cu/atm_info/

新生銀行インターナショナルキャッシュカード ※「VISA」や「PLUS」マークの表示がある海外のCD・ATMで現地通貨を引き出せる。
http://www.shinseibank.com/atm/atm_kaigai.html

ただし、ロシアのATMでは、たまに札切れのケースもあるので、要注意。ウラジオストク市内には以下の両替所や銀行もあります。

「銀行」という名前の両替所
http://urajio.com/item/0812
レートがいいのは、やはり銀行で、「バンクプリモーレ」(ロシア語名:Банк Приморье) はおすすめです。
http://urajio.com/item/0813

ちなみに、ウラジオストク空港から市内への移動については、このブログの記事にわかりやすく書かれていますので、参考にしてください。

http://chiyo045.hatenablog.com/entry/2016/05/09/002344  」


【質問2】「エアですが、直接アエロフロートからとる方がやはりお得ですか?」

※なぜ彼女がこのような質問をしたのか、それには理由があります。

今年4月30日から成田・ウラジオストク線は毎日運航(夏季に限ります)となりました。おかげで日本人渡航者数が急増していますが、そうだとしても、1日何十便ものフライトがあるソウルや台北、上海などに比べれば、まだまだ小さな路線といわねばなりません。現在、両都市に就航しているのは、ロシア系航空会社のS7航空(週4便:火木土日)とオーロラ航空(週3便:月水金)です。S7航空は同じく4月末から関西・ウラジオストク線に水、金の週2便で運航を開始しました。

S7、オーロラ航空とも、ロシア系大手のアエロフロートのウエブサイトで予約を受け付けています。しかし、そこには競合はありません。その点、格安航空券を販売するサイトでは、ソウル経由の大韓航空便の予約も受け付けています。ただし、同社利用の場合、往路復路ともソウル泊しなければならないようです(同日乗継があるかどうかは不明)。休みが短い人には、これは考えられません。

となると、ウラジオストク便の予約は、直接アエロフロートのサイトでするのがいちばん安いのではないか、と彼女は考えたのでしょう。

さて、それをふまえて、以下回答します。

【回答】
「これは必ずしもそうではありません。ロシア系専門旅行社などでは、ツアー向けに飛行機の座席を買い取りしており、こちらで買うほうが安い場合が多いといえます。

JATM(ジャパンエアトラベルマーケティング)
http://www.jatm.co.jp/

ただし、これらの旅行会社では、基本的にツアー販売用に航空券を安く仕入れることができるわけで、航空券のみを販売することには、それほど積極的ではありません(もちろん、空席がある場合は、なるべく売りたいというのは確かですけれど)。

さらに、DENAトラベルのような格安航空券とホテルをセットにしたツアーを販売するサイトもあり、時期によっては、かなり安くなるケースあります。

DENAトラベル
http://www.skygate.co.jp/

しかし、ツアーに参加しないで、ウラジオストクを個人旅行する場合、航空券やホテルのみならず、「観光ビザ」と「(現地)旅行会社が発行するバウチャー」を自分で取得する必要があります。

ウラジオストク旅行は、台北やソウル、上海に行く場合とは、この点が大きく違います。これは、実はなかなか面倒なハードルでもあるのです。

ところで、今年8月1日よりウラジオストクへの渡航が「ノービザ」化すると本ブログでも伝えてきました。

8月1日からウラジオストクは8日間の「ノービザ」渡航が可能になります
http://inbound.exblog.jp/26806617/

これは、以下のロシア側の報道で確認されています。

外国人の極東への渡航を簡素化(2017年2月23日 ロシアNOW)
https://jp.rbth.com/travel/2017/02/22/708146

ここでいう「ノービザ」「簡素化」とは、台北やソウル、上海に行くときのように、航空券だけ自分で手配すれば簡単に入国できるのではなく、事前にネットで大使館に申請することで、ウラジオストク空港入国の際にビザ(アライバルビザといいます)を発行してくれることをいいます。これまでは日本国内にあるロシア大使館に申請にいかなければならなかったことに比べると「簡素化」といえるのです。申請しておけば、空港で無料でビザがもらえるのですから、「ノービザ」に近いともいえるのです。

そのためには、以下の手順で「観光ビザ」の申請をしなければなりません。ポイントは2つです。

①ロシアに入国する予定の日付の4日前に、インターネットの特別なサイト(8月1日に在日本ロシア大使館のHPにアップされる予定)でビザの申請を行うこと
②ビザは無料で、申請した時点から30日間有効。8日間以下の滞在が許可される

さらに、前述したとおり、「観光ビザ」を申請する前に、「(現地)旅行会社が発行するバウチャー」を手配する必要があります。

なぜこんな手続きが必要なのかについて、以下の記事は、わかりやすく説明されています。

ロシア観光ビザの申請方法と極東地域のビザ緩和について
http://trip-coffeex2.com/touristvisaforrussia

これを読むと、ではどうやって「(現地)旅行会社が発行するバウチャー」を手配すればいいのか、という質問が出てくると思います。

この点については、後日あらためて説明しましょう。

ひとまず、ウラジオストクへの旅行は、以前に比べると、簡単になったことは事実ですが、まだちょっと面倒な手間がかかるということを頭に入れてください。

それでも、行ってみたい。そういう気持ちがあるかどうか、少し考えてみてください。

もちろん、旅行会社のツアーに参加すれば、ビザも含めて、すべての面倒ごとを解決してくれます。限られた日程の旅行の場合、それも賢い方法といえます。ただし、ウラジオストクは、それほど大きな都市ではないので、数日あれば、自分の足でも旅行を楽しめるのも確かで、考えどころです。



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by sanyo-kansatu | 2017-07-17 16:04 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 07月 08日

「ウラジオストクから万景峰号で行く北朝鮮(羅先)6泊7日」ツアーも始まり、定期運航は続く!?

今年5月18日、極東ロシアのウラジオストクと北朝鮮の羅先を結ぶ定期フェリー航路が開設され、ひそかに注目されています。

万景峰号は貨客船としての運航でもあり、両国間で取引される荷物の中身も気になるところでしょうが、そもそも乗客が少なければ定期運航を続けるのは厳しいものがあります。

以前、万景峰号を利用したロシアと北朝鮮の2国をめぐる中国発の周遊ツアーを催行している中国吉林省延辺朝鮮族自治州の旅行会社の話を書きましたが、結果的にほとんど集客はできなかったようで、予定されていた5月~6月の6回のツアー募集も終わってしまいました。

ロシア・北朝鮮間を結ぶ「万景峰号」の乗客はわずか10名足らず。定期航路化は難しい?(2017年05月28日)
http://inbound.exblog.jp/26886620/

そんなこともあり、7月最初の木曜日(6日)万景峰号はウラジオストク港に入港するのか、気になっていました。

そこで、現地在住の友人に6日、7日の両日、ウラジオストクのフェリーターミナルを訪ねてもらいました。以下、その報告です。

結論から先にいうと、万景峰号は確かに運航を続けていました。

「6日(木)の夜、ファリーターミナルを訪ねたところ、万景峰号はいませんでした。ところが、ウラジオストクを訪れる中国客が必ず立ち寄る宝石店に聞くと、確かに万景峰号はその日の朝、入港していたとのこと。他の客船の入港もあり、その日は別の場所に停泊しているらしいのです。
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翌7日(金)の午後、再びフェリーターミナルに行くと、ロシア人客が30人くらい出航を待っていました。聞くと、彼らは万景峰号で朝鮮旅行に行くとのこと。アジア客は見当たりませんでした」

中国発のツアーは客を集められなかったものの、どうやら今度はロシア沿海地方のロシア人を対象にした北朝鮮ツアーが始まるようです。

いったいどんなツアーなのでしょうか。さっそく調べてみました。以下のツアー募集が見つかりました。催行しているのは、DAL'RASSVET(ДАЛЬРАССВЕТ)というロシアの旅行会社です。
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ウラジオストクからフェリーで行く北朝鮮(羅先)6泊7日
Cеверная корея: Паромом из Владивостока. Отдых. Море. Экскурсии !

https://www.farpost.ru/vladivostok/rest/asia/cevernaja-koreja-paromom-iz-vladivostoka-otdyh-more-exkursii-54777007.html

ロシア語しかないので、ざっとツアーの内容を超簡訳で以下紹介します。

このツアーは、金曜19時に万景峰号に乗ってウラジオ港を出港し、翌朝羅津港に入港。復路は水曜夜同じく万景峰号に乗って木曜朝9時ウラジオストク着というものです。つまり、土曜日から水曜日までの5日間を羅先に滞在するというものです。

料金は、万景峰号の8人部屋を利用する最低価格で27000RB(約5万4000円)。1週間の海外旅行としては、お値打ち価格といえるかもしれません。

ツアー催行日も決まっています。7月から10月まで募集があるようです。

июль(7月)14, 21, 28
август(8月)4, 11, 18, 25
сентябрь(9月)1, 8, 15, 22, 29
октябрь(10月)6, 13, 20, 27

このツアー代金に含まれるものとして、以下の事項が書かれています。

ウラジオ・羅先往復フェリーチケット
フェリー内(往復)朝食、夕食
宿泊代(海水浴場のキャンプ場利用含む)
羅先での市内観光

日程も以下のように記されています。

1日目(金)
ウラジオストク港集合。出国手続きをすませ、万景峰号乗船。出航。

2日目(土)
羅津港に入港。入国手続き後、ホテルに送迎、チェックイン。午前自由。ランチ後、市内観光(金日成花温室、ソビエト兵士慰霊碑、勝利石油コンビナートを訪問。少年少女による歓迎コンサートあり)。夕食。
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3日目(日)
ホテルで朝食。琵琶島海水浴場へ。エンペラーホテル&カジノ訪問。琵琶島ではオプションでオットセイのいる島への遊覧船あり。ランチ。午後は、外国文書店(朝鮮書籍、切手の販売)、朝鮮土産店、海浜公園のビヤハウスで生ビール、市場歩きなど。夕食。
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4日目(月)
ホテルで朝食。市内観光(革命博物館などを訪問)。ランチ。外貨両替可能なゴールデン・トライアングル・デルタ・バンク、縫製工場で女性労働者の仕事ぶりを参観、大学訪問など。夕食。
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5日目(火)
ホテルで朝食。農場見学(キノコ栽培)、ミネラルウォーター工場を訪問。ランチ。孤児のための中等学校寄宿学校他(一部内容不明)訪問。コーヒーショップで休憩。夕食。

6日目(水)
ホテルで朝食。羅先市美術展覧館(絵画販売)訪問。ランチ。ホテルに戻り休憩。夕刻、出国手続き後、万景峰号乗船。羅津港出航。
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7日(木)
朝9時、ウラジオストク港入港。入国手続きを経て解散。

上記日程で挙げた羅先観光の訪問スポットについては、以下参照。

北朝鮮 羅先観光の現在
http://inbound.exblog.jp/19752652/
朝鮮観光のしおり
http://inbound.exblog.jp/i32/

このように、羅先観光は、首都平壌で実施されている朝鮮観光のモデルを踏襲した地方版で、海水浴場などの自然体験を除けば、内容はほとんど変わりません。少年少女の歌謡ショーは、朝鮮全土のどの町でも用意されています。外国人にとって、それが魅力的かどうかは、個人の価値観によるとしかいえません。

それはロシア人にとっても同じことで、興味深いことに、ツアー案内には以下の注意書きもあります。

「北朝鮮旅行における観光客の行動については、他の外国とはまったく異なる独自のローカル原則があることをご確認ください。

豊かな自然が残る北朝鮮では、本格的な朝鮮料理やスキー、海浜でのリラックスな体験ができます。また、他の国々とはまったく類似しない特殊な社会体制の中に現実に人々が住んでいることを知ることになるでしょう。北朝鮮ツアーは、この国でしかない特別な体験をしてみたい若者の間で人気があります」

諸外国の人々に比べると、多くの建設労働者を受け入れているロシア人の目から見て、北朝鮮は(「悪の枢軸」などではなく)、きわめて特殊な政治体制ではあるけれど、貧しくて勤勉な人々が働く国です。おそらく今日の中国人のほうが厳しい目で北朝鮮を見ているように思います(たとえ、同胞が多く住んでいるとしても)。

この時期、中国の大連などにも少なくないロシア人観光客が海水浴のために訪れます。経済発展が遅れているぶん、自然もそれなりに豊かな北朝鮮を海水浴や休暇を目的に訪れるロシア人観光客というのは、これまで決して多いとはいえませんが、存在していました。今回、ロシアの船会社が万景峰号の定期運航を始めることにした以上、自国民を乗船させようとするのは自然なことでした。

いずれにせよ、中国や北朝鮮を旅行先に選ぶロシア人は中間層以下の人たちで、経済的にゆとりがある層はタイなどの東南アジアを目指します。

こうしたことから考えても、10月まで万景峰号の定期運航が続くかどうかは疑問がないではありません。今後を占ううえで、国際的な観点も重要ですが、ローカルな視点も欠かせません。これからも注視していきたいと思います。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-08 13:24 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 07月 05日

第3回ロシア国際ウラジオストクマラソン参加者募集中!

今年4月30日より、成田からのフライトが毎日運航になった極東ロシアのウラジオストクで、9月23日に第3回ロシア国際ウラジオストクマラソンが開催されます。

今夏から成田・ウラジオストク線が毎日運航になります(これはスゴイ!)(2017年03月25日)
http://inbound.exblog.jp/26742483/
8月1日からウラジオストクは8日間の「ノービザ」渡航が可能になります (2017年04月22日)
http://inbound.exblog.jp/26806617/
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ウラジオストクってどんな町? 多くの人はきっとそう思うでしょう。

ひとことでいえば「日本にいちばん近いヨーロッパ」です。

極東からモスクワへ延びるシベリア鉄道の始発駅として、19世紀末の帝政ロシアが建造した港町です。近隣アジアの国々の町とはまったく異なる景観、ヨーロッパの都市そのものが、そこにはあります。しかも成田からのフライトは2時間弱。驚くほど近いんです。

ウラジオストクの様子については、いま鋭意制作中のウエブサイト「ボーダーツーリズム(国際観光)を楽しもう」の以下のページをご覧ください。

ウラジオストク(ロシア)-日本にいちばん近いヨーロッパ
http://border-tourism.jp/vladivostok/

さて、マラソン大会を主催するウラジオストク市政府の運営サイトによると、種目と参加資格は以下のとおりです。

①男女42.2kmコース
16歳以上の男女(17歳以下は両親の同意必要) 制限時間:6時間
②男女21.1kmコース
16歳以上の男女(17歳以下は両親の同意必要) 制限時間:4時間
③男女5kmコース
16歳以上の男女(17歳以下は両親の同意必要) 制限時間:2時間
④子供1kmコース
6歳~13歳の男女(両親の同意必要) 制限時間:1時間

国際ウラジオストクマラソン公式サイト(なんと日本語版あり!)
http://jp.vladivostokmarathon.ru/
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コースは上記の地図のとおりですが、ウラジオストク中心部の金角湾に面した中央広場をスタート。2012年秋のAPECのときに完成した金角橋を渡り、しばらく海岸沿いの道路を走ります。そして、世界最長の吊り橋のルースキー大橋を渡ると、極東連邦大学のあるルースキー島がゴール地点です。ふたつの大吊り橋から眺める海と島々は美しいのひとことです。ちなみに、参加者は約5000人だそうです。

以下はその日のスケジュール。

6:00 – 8:00
スタート・パッケージの配布(中央広場)
9:00
スタート42 km (ルースキー島のリング)
10:15
スタート 21 km(水族館への曲がり角から1キロ、極東連邦大学方向)
11:10
スタート 5 km (カリニナ通り、281番)
15:00
車両通行の再開
15:30
表彰式

同大会の日本側窓口を担当しているのは、ウラジオストクにある旅行会社「アルファイオメガ(Альфа и Омега)」の宮本智さんです。

アルファイオメガ(Альфа и Омега)
ロシア、ウラジオストク市アケアンスキー通16番地
イズムルートショッピングセンター1階
TEL: 7(国番号)-9146871179
E-mail: alfaiomega888@gmail.com

エントリー期間は、2017年4月1日~9月14日(必着)とのこと。参加希望の方はもちろん、同マラソン大会に関心のある方は宮本さんに連絡ください。

彼の制作しているウラジオストク情報満載のウエブサイト「ウラジオ.com」でも、同マラソン大会を紹介しているので、参考にしてください。

ウラジオ.com
http://urajio.com/

9月のウラジオストクは、残暑のきつい日本に比べ、とても清清しくマラソンに最適の季節だそうです。

ウラジオ国際マラソンへ楽々手続き(不明点は何でも問合せ下さい)!
http://urajio.com/news/marathon
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by sanyo-kansatu | 2017-07-05 15:29 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 07月 04日

サハリンではいまも日本時代の製糖工場でチョコレートをつくっています

サハリンの食材店で、こんなチョコレートを見つけました。パッケージにサハリンの地図が描かれているミルクチョコです。味は甘さ抑えめで、1枚135RB(270円)でした。
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甘党でもないのに、ご当地チョコに関心を持ったのはわけがあります。こんな記事を読んでいたからです。

サハリンに残る「南樺太」時代の工場、今も現役 | ロシアNOW
https://jp.rbth.com/ronichi_business/2015/12/28/555275

記事によると、サハリンではいまも日本時代の製糖工場が稼動していて、メイドinサハリンのチョコレートを製造しているというのです。

それにしても、なぜサハリンでチョコレート?  

その疑問に答えてくれたのは、稚内市サハリン事務所の中川善博さんでした。

中川さんは今年4月からユジノサハリンスクにある同事務所に駐在している稚内市の職員の方です。彼はサハリンでの日々の見聞を、ほぼ毎日のように、以下のブログに書いています。それがとても面白く、現地の事情を理解するうえで参考になるものばかりなので、事前に連絡を取らせていただき、現地でお会いしました。

65RUS - ユジノサハリンスク市アムールスカヤ通から…
http://65rus.seesaa.net/

中川さんはぼくの疑問にこう答えてくれました。

「「製糖工場」に「何故?」と思われたようですが、これは“甜菜”を栽培していたからに他ならないと思います。

“甜菜”は北海道内で盛んに栽培されていて、砂糖の原料になっています。北海道内にも、“甜菜”で砂糖を製造している工場はいくつもあるはずです。

樺太では、北海道に準じたような作物を栽培して、北海道と似たような利用をしていたと聞きます。よって“甜菜”も栽培し、それを利用して砂糖を製造するべく工場が建てられたのでしょう」

中川さんがおっしゃるには、ユジノサハリンスクにある現役の製糖工場の外観のデザインは、北海道の士別にある日本甜菜製糖株式会社の工場とそっくりだというのです。

日本甜菜製糖株式会社
http://www.nitten.co.jp/index.html

実は、日本の研究者がユジノサハリンスクに現存する製糖工場の建築図面について掘り起こしているようです。

旧樺太製糖株式会社豊原工場に関連する建築物の図面と現況にみる特徴
−旧明治製糖株式会社士別工場との比較を通じて−
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/21/48/21_843/_article/-char/ja/

この話を中川さんに伝えたところ、こう応じてくれました。

「1930年代当時、資本関係がある工場の運営会社の間で、基本的な工場の設計が流用されて「そっくり」な工場を建てるというような例はいくらもあったと思われます。そういう建物が今日に残っている例は少なく、北海道の士別とユジノサハリンスクに“兄弟のような建物”が残っているというのは、すごい偶然です」

本当にそうですね。ところで、前述の「ロシアNOW」に寄航された記事によると、ユジノサハリンスクの現役の製糖工場で生産されているチョコレートのブランドは「SAKO」といいます。その販売店が市内にあることがわかりました。以下のサイトに地図が載っています。

САХАЛИНСКОЕ КОНДИТЕРСКОЕ ОБЩЕСТВО (САКО)
https://sakhalin.biz/sako

このサイトに載っているgoogleMapを参考にショップを探したのですが、見つけることができませんでした。というのも、そのショップは独立した店舗ではなく、ショッピングモールの中にある一店舗に過ぎなかったので、時間がなく、見つけられなかったんです。

そこで、帰国後、中川さんにメールを送りました。このショップのことを教えてもらいたいと。彼は快く引き受けてくれました。そして、数日後、以下のメールが届きました。

「ショップがあったのは、レーニン通254bという住所にある商業施設の中です。

地元では<食品市場>と呼び習わされているようで、土曜日の午前中という時間帯、車も切れ間なく出入していて、来店客も多い感じでした。館内には、肉や水産物、珈琲、紅茶、菓子、パン、酒類から乳製品、香辛料、漬物など、あらゆる食料品の店が並んでいます。蟹もそのままの姿で売られていました。

この中にSAKOの店がありました。コッソリと撮った店の写真を送ります。
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この店ではチョコレートが「1㎏=000ルーブル」という量り売りでした。

そこにはお尋ねいただいた「サハリンの地図が入った板チョコ」らしきモノは売っていませんでした。

ところが、別の店に行くと、その板チョコは売られていました。包装紙を見ると、SAKOと思われる記載が見当たりません。“ПК”というマークが書かれていて、これはウラジオストクのある沿海地方の製菓会社のロゴです。

同社のサイトもありました。確かに、ウラジオストクの製菓工場の製品のようです。
http://primkon.ru/  」

どうやらぼくの見つけたサハリンの地図入りチョコは、サハリン生まれではなかったようです。そして、「SAKO」は現地販売限定のローカルブランドだったんですね。

この話をウラジオストク在住の友人にしたところ、確かにそれはウラジオストクに工場のある製菓メーカーだと教えてくれました。

以下、その工場とショップを紹介する彼のHPの記事です。

ウラジオ発:老舗地元チョコレート店「プリモールスキーカンヂーチェル本店」(ロシア語名:Приморский кондитер)
http://urajio.com/item/1211

ウラジオストクには、1906年創業の老舗のチョコレート店があるそうです。極東ロシアで名物チョコレートが生まれた歴史については、以下のウラジオストク発情報サイト「Discover Vladivostok」にも紹介されています。

チョコレートと海の味の鳥
http://vladivostok.travel/jp/shopping/chocolate-and-bird/

確かに、ロシアではたくさんの種類のチョコレートが売られています。パッケージもかわいらしいので、お土産にぴったりなのですが、まさか極東ロシアで生産されているとは知りませんでした。しかも、サハリンのような島でもです。

以上は、サハリンの食材店で手にした1枚の板チョコが教えてくれたサハリンと極東ロシアの話です。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-04 14:39 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 06月 27日

サハリンで聴いたロシア正教の鐘はカリヨンの演奏のよう

6月中旬、1週間ほどサハリンに行ってきました。

初めてのサハリン行きで、ロシア語もできないものですから、言葉がほとんど通じない外国で、バスや鉄道に乗るにも右往左往する毎日というのは久しぶりのことでした。でも、市井のロシア人たちの善良さに触れることができました。要するに、彼らは、周辺の国々の人たちに比べ、ガツガツしていないんです。北海道のさらに北にある北東アジアの最果ての地に、このような品のいい人たちが静かに暮らしていると思うと、なんだかホッとします。それが第一印象でした。

今回、州都のユジノサハリンスク以外に、サハリン鉄道の北の終着駅であるノグリキやポロナイスク、ドリンスク、ホルムスク、稚内と航路で結ばれているコルサコフなどを鉄道やバスで旅しましたが、どこに行ってもロシア正教会がありました。どの教会も、きれいにお化粧され、輝かんばかり。ロシアの人たちにとって教会がいかに大切な場所であるかを実感します。

これはユジノサハリンスクで広く知らているロシア正教会です。
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こちらはホルムスクの教会で、中に入ると、イコンがぎっしり並べられ、宗教的にとても濃密な世界があります。ヨーロッパのプロテスタント系の教会の簡素な世界とはまるで対極です。実は、同行した写真家の佐藤憲一氏がユジノサハリンスクの教会のミサの様子を撮影しており、近日中に公開したいと思います。
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この時期、サハリンでは午前中は海霧のような雲に覆われ、曇り空は正午過ぎまで続き、午後3時くらいからようやく空が晴れてきます。日本と比べ、時差が2時間早いこともあり、日が暮れるのは夜の9時半頃。ですから、教会などの本格的な撮影は、時刻でいえば午後5時以降がベストといえます。

コルサコフには路線バスで約1時間。この日は午後4時くらいまでずっと曇り空だったので、コルサコフ港の青い海を撮影することを断念し、バスでユジノサハリンスクに戻ろうとしていたら、途中で急に空が晴れてきました。すでに午後5時を回っています。ロシア正教は見た目がとても美しいので、青空の下で撮影をしたいということになり、冒頭のガガーリン公園の近くにあるロシア正教会に行こうと、バスを降りたユジノサハリンスク駅からタクシーに乗ったところ、連れて行かれたのが、勝利広場の隣にある、もうひとつの大聖堂でした。
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こちらの聖堂は巨大です。中に入ってみたところ、まだ内装を工事中でした。それでも、修道女の人たちがお祈りを捧げている姿を目にしました。

教会の外に出ると、いきなり頭上から鐘の音が聞こえてきました。

ロシア正教特有の大小いくつもの鐘をカリヨンの演奏のように鳴らす音です。

その一部を動画に撮りました。

サハリンのロシア正教会の鐘 まるで楽器の演奏のよう(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=9R3q1Cfs-3g

以前、函館のロシア正教会で鐘を鳴らしておられる神父さんにお話を聞いたことがありますが、上手に鳴らせるようになるには相当練習が必要だそうです。確かに、音色を聞いている限り、けっこう難易度の高い「演奏」のように思います。

異国情緒という言葉を強く引き起こされるサウンドスケープといえます。

サハリンは、ひとことでいえば、「日本にいちばん近いヨーロッパの田舎町」ですね。
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by sanyo-kansatu | 2017-06-27 13:53 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 05月 28日

ロシア・北朝鮮間を結ぶ「万景峰号」の乗客はわずか10名足らず。定期航路化は難しい?

国際社会が注視するなか、今月18日、万景峰号の北朝鮮の羅津港とロシアのウラジオストク港間の定期運航が始まりました。そして、今週25日(木)、2度目のウラジオストク入港がありました。

万景峰号の羅津(北朝鮮)からウラジオストク(ロシア)の運賃は片道9800円から
http://inbound.exblog.jp/26886405/
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しかし、乗客はほんのわずかな人たちだったようです。
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現地関係者によると「羅津港から乗船したロシア客に話を聞いたところ、船内ではレストランやショップが営業していたが、乗客は少なかった」とのこと。
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翌26日(金)夜の羅津港に向けた出港時も「乗客は7~8名で、中国の旅行会社の関係者と若い個人旅行者1名、ロシア人3名、朝鮮人2名ほど。ただでさえウラジオストク港の入管手続きは遅いが、数名の外国人に対して1時間半もかかり、予定では20時発が、結局は21時30分に出港した」といいます。
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↑万景峰号の背後にウラジオストク港に架かる金角橋のネオンが見えます
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↑ウラジオストクを出港する万景峰号

こんなに少ない乗客では、とても定期運航どころではないのではないか。それが率直な印象です。

ところで、前回、中国で万景峰号を利用したロシア・北朝鮮の周遊ツアーが販売されていると書きました。

現地関係者から入手した同ツアーのパンフレットを紹介します。
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「万景峰号に乗る中国発ロシア・北朝鮮3ヵ国周遊3泊4日の旅」です。

これが日程です。
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初日朝7時に延吉集合。バスでロシア国境の町・琿春へ。ロシアのイミグレーションを抜け、一路ウラジオストクへ。翌日は、市内観光。3日目も夕方まで市内観光で、2012年のAPEC会場になったルースキー島などを訪ね、8時に万景峰号乗船。翌朝6時に北朝鮮の羅津港に到着。北朝鮮の経済貿易特区である羅先を市内観光し、午後には中国へ出国。夕方までにはバスで延吉に戻るというものです。

ちなみにツアー料金は、万景峰号の船室のランクによって違います。5月発については、以下のとおり(上段/下段は2段ベッドのこと)。

8人部屋 上段 1880元 下段1930元
6人部屋 上段 1980元 下段2030元
4人部屋 上段 2080元 下段2130元
ツイン 2230元
シングル 2330元

みやげ物店からの売上に対するキックバックで費用を補填するおなじみの中国式ビジネス慣行により、驚くほど安価なツアーになっています。そのため、参加費用は3万円からと安いのに、オプションは別料金で、ウラジオストク港の1時間のボートクルーズ代400元(6500円)、ロシア民族舞踊のディナーショー500元(8200円)、ロシアのタラバガニ料理500元(8200円)など、暴利をむさぼるしくみです。

※ちなみにウラジオストク港のボートクルーズの料金は、個人で行けば1時間700ルーブル(1400円)です。いかに中国の旅行会社がボッタクリしているかわかるでしょう。
http://urajio.com/item/0559

この料金表からわかるのは、このツアーのコストの内訳です。前回、万景峰号の片道運賃は「600元から750元」であることを伝えましたが、この運賃額を差し引いた金額は、これまで中国東北三省の旅行会社が催行してきたウラジオストク2泊3日ツアー料金の1200元相当します。つまり、「万景峰号に乗る中国発ロシア・北朝鮮3ヵ国周遊3泊4日の旅」は、従来のウラジオ2泊3日に万景峰号クルーズと朝鮮観光を加えたものだといえます。

万景峰号の羅津(北朝鮮)からウラジオストク(ロシア)の運賃は片道9800円から
http://inbound.exblog.jp/26886405/
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ツアーパンフレットには、旅行会社がツアーコストの原資を得るために立ち寄る免税店が記載されています。ウラジオストク市内にあるロシア産の紫金の宝飾店、ロシア産のチョコレートやウォッカ、タバコをなどを売る免税店、万景峰号が入港する国際ターミナルの免税店の3つです。2013年に施行された新旅游法により、中国ではツアーで立ち寄る免税店についてはパンフレットに情報公開することが義務付けられています。

一方、羅先には、いわゆる免税店はありませんが、こちらでも北朝鮮産の海産物などを法外な価格で売る店に連れていかれます。なぜなら、先ほどのツアー料金からみると、中国の旅行会社は朝鮮側に支払うコストに見合う金額を旅行客からもらっていないと考えられるからです。金を払わない代わりに、中国客にみやげ物を買わせて、その上がりで1日のバス代と観光手配は朝鮮側に請け負わせているわけです。

これは中国では定番ともいうべきボッタクリツアーです。残念ながら、このようなやり方でしか、客を集められないのが現状なのです。これは中国人の日本ツアーやクルーズでも同じです。

このツアーを催行しているのは、中国吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉にある延辺中鉄国際旅行社です。現在、予定されている6月までのツアー出発日は、5月24日、31日、6月7日、14日、21日、28日です。

延边中铁国际旅行社有限公司(※ただし、同社のウエブサイトには掲載されていません)
https://ztlx1.package.qunar.com/

とはいえ、東南アジアのゴールデントライアングル(タイ、ラオス、ミャンマー)と同じく、中国、ロシア、北朝鮮の3ヵ国が接する国境地帯を周遊できるという、この斬新かつ魅力的なツアーも、これまで述べた客観状況や現状の乗客数をみるかぎり、今後参加者が現れるかどうかはかなり疑問です。

もうひとつの中朝国境の町、遼寧省丹東の旅行関係者によると「これまで両国往来の旅を楽しんできた中朝国境沿いの住民も、昨年の核実験以降、さすがに北朝鮮に対する国民感情は悪化している」とのこと。新義州への日帰りツアーも昨年に比べ、半減以下に落ち込んでいるといいます。

※2016年9月9日に実施された北朝鮮による5度目の核実験は、中国吉林省延辺朝鮮族自治州と国境を接する咸鏡北道吉州郡豊渓里付近だったことから、中国側でも地震が観測されています。

さて、この中国発の周遊ツアーが催行されないとなると、万景峰号の定期運航にも影響を与えることになりそうです。

ある中国メディアは、今回万景峰号の定期運航を企画したロシア側の関係者の「(初運航の際に乗船した)中国の旅行会社7名は船内のレストランや施設を視察した。今後運航を続けられるかは、中国客が乗船するかどうかで決める」とのコメントを紹介しているからです。

中国旅行社测试从朝鲜到俄远东的海上路线(2017年05月18日)
http://sputniknews.cn/china/201705181022655579/

(一部抜粋)「赫梅利还表示:"本次航行是测试,因此船上没有游客,也没有货物。船上只有7名中国旅行社的代表,他们为了保险起见决定亲自考察路线,评估船上的饮食和设施。虽然有中国游客希望乘坐,但是决定先不搭载游客」

先ごろウラジオストクを訪れた現地通によると、「現在ロシア沿海地方には約8000人の北朝鮮労働者がいる。彼らは主に建設現場や水産加工工場などで働いており、北朝鮮への帰省は、鉄道を利用する場合が多く、割高な万景峰号をわざわざ利用することはない」とのこと。一方、「北朝鮮旅行に行くロシア人もいないことはないが、少ない以上、万景峰号の定期運航は中国客にかかっている。しかし、中国人の多くは安かろう悪かろうで、免税店に連れまわされるボッタクリツアーに嫌気が差しているので、どれだけ参加者がいるだろうか」と疑問を呈しています。

中国側でこのツアーを企画しているのは、延辺朝鮮族自治州・延吉の旅行会社です。中国政府は万景峰号に中国客が乗ることについて、朝鮮族による民族交流の一環であるなどとして、制裁違反との批判に対して一定の言い訳ができると考えていると思われます。

現在のウラジオストクには、北朝鮮人労働者のみならず、中国や韓国の観光客が多く訪れています。つまり、北朝鮮を訪れることのできない韓国国民も、この町に行けば、好むと好まないにかかわらず、北朝鮮国民と普通に話を交わすことができるのです。またモンゴル人や彼らと同じ顔をしたブリヤート系ロシア人もいるなど、ウラジオストクは、今日の北東アジアを象徴する国際都市といえます。

日本のメディアは、国連による対北制裁とロシアの思惑という大がかりな視点から万景峰号の動向を理解しがちですが、こうした現地のローカル事情をふまえると、まったく別の視点も見えてきます。

【追記その1】
その後、FNSが4回目の万景峰号の羅先・ウラジオストク航路に乗船したようです。

北朝鮮「万景峰号」内部をTV初取材(FNS2017/06/07)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00360574.html
「万景峰号」に初乗船 船内は?(FNS2017/06/08)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00360643.html

特に目新しい発見はないようですが、「TV初取材」を謳っているわりには、とてものどかな船旅だったようです。

同スタッフは万景峰号の船内を動画で撮っています。

万景峰号をメディア初取材。北朝鮮の「謎の船」の実態を詳しくレポート(ホウドウキョクJun 15, 2017)
https://www.houdoukyoku.jp/posts/13418

正直なところ、何のために行ったのかよくわからないようなレポートでしたね。

【追記その2】

その後しばらくして、中国発のツアー募集は終わってしまいました。今度は、7月からロシア発の万景峰号ツアーが始まるようです。

「ウラジオストクから万景峰号で行く北朝鮮(羅先)6泊7日」ツアーも始まり、定期運航は続く!? (2017年07月08日)
http://inbound.exblog.jp/26975951/
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by sanyo-kansatu | 2017-05-28 11:58 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 05月 28日

万景峰号の羅津(北朝鮮)からウラジオストク(ロシア)の運賃は片道9800円から

先週5月18日(木)の朝、北朝鮮船籍の万景峰号がロシアのウラジオストク港に初入港しました。当初は9日からと報じられていましたが、ロシア側の事情で延期になりました。今後は、毎週1回、水曜夜に北朝鮮の羅津港を発ち、翌朝ウラジオストク着、金曜夜に同港を発ち、北朝鮮に戻るというスケジュールだそうです(ただし、7月以降は未定)。
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↑ウラジオストク港に入港する万景峰号。運航を行うロシア企業が外観を白粉直しし、内観も旅客用にリノベーションしたという

日本のメディアも同船の入港を以下のように伝えています。

北朝鮮の万景峰号、ロシア・ウラジオストクとの間で定期便始まる(HuffPostJapan2017年05月18日)
http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/18/mangyongbong_n_16682488.html

北朝鮮の貨客船・万景峰(マンギョンボン)号が5月18日朝、ロシア極東のウラジオストクに入港した。両国間で客船の定期便が運航するのは初めて。ロシアのインタファクス通信などが伝えた。

万景峰号は平壌郊外にある山の名前にちなんで付けられた。1990年代から主に新潟港とを行き来していたが、北朝鮮が2006年にミサイル発射実験と地下核実験を相次いで実施したため、日本は万景峰号を含め、すべて北朝鮮の船舶の入港を禁止にした。

インタファクス通信によると、定員約190人、積載量約1000トン。ロシア側は船舶輸送会社「インベストストロイトレスト」(ウラジオストク)が運行に携わるという。

また、タス通信によると、万景峰号は17日夕、北朝鮮北東部の羅津(ラジン)港を出発。中国人の観光客ら約40人を乗せてウラジオストクに向かった。19日にロシア人観光客らを乗せて北朝鮮に戻る予定。

インタファクス通信によると、6月までは毎週水曜日に羅津を出発、金曜日にウラジオストクから戻るスケジュールだ。

北朝鮮はミサイル発射実験や核開発などを続けており、アメリカが空母打撃群を朝鮮半島近海に派遣するなど、緊張状態が続いている。

アメリカの圧力などもあって友好国の中国との関係も悪化している。ロシアとの間で定期航路を開いた背景には、北朝鮮が孤立化を防ぎ、観光によって外貨を稼ぎたい思惑もありそうだ。


日本の大手メディアは、アメリカ主導による対北朝鮮制裁が強化されるなか、同船の定期運航の背景に「北朝鮮とロシアの融和的な関係」があることを気にしています。

万景峰号がウラジオストク入港 ロシアと関係強化図る?(朝日デジタル2017年5月18日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK5L21B4K5LUHBI009.html

かつて日本と北朝鮮を往来していた貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」が18日朝、ロシア極東のウラジオストク港に入港した。新たに開設された北朝鮮との定期航路に就航したためで、月4回往復する予定だ。核・ミサイル開発を進める北朝鮮へは日米韓に加えて中国も姿勢を強めており、ロシアとの結びつきが強まる可能性もある。

万景峰号は17日夕、北朝鮮北東部の羅先(ラソン)経済特区にある羅津(ラジン)港を出港。約10時間かけてウラジオストクに到着した。到着ターミナルは多数の警官が警備し、岸壁付近への立ち入りを禁止するなど、物々しい雰囲気となった。

接岸した白い船体には、ハングルで「万景峰」と書かれている。乗客は中国の観光会社の代表ら。そのうちの1人は「時間も短く、料金も安い。とても快適だった」と話した。ロシアから食料品、北朝鮮から衣料品なども運ぶ計画だ。

ロシア極東には北朝鮮の出稼ぎ労働者が多く、航空や鉄道の直行便もある。運営するロシアの物流会社インベスト・ストロイ・トレストは「運航は庶民のため。北朝鮮に大きな利益は入らない」としている。

ロシア当局も計画を許可したとみられるが、5月上旬の就航予定が延期され、回数も月6回から4回に減った。今後も順調に運航できるかは不透明だ。

今回就航した万景峰号は92年に建造された2代目とは別の船で、就航に向けて全面改装した。北朝鮮の船は、北朝鮮のミサイル発射を受け、2006年に制裁の一環として日本への入港が禁止された。(ウラジオストク=中川仁樹)


万景峰号がウラジオストクに到着 ロシア、対北融和の姿勢鮮明に(産経ニュース2017.5.18)※共同ニュースの動画付き
http://www.sankei.com/world/news/170518/wor1705180037-n1.html

(一部抜粋)「核・ミサイル開発を進める北朝鮮への国際的な圧力が強まるなか、同国に融和的なロシアの姿勢が改めて浮き彫りになった」

一方、韓国や中国のメディアは、同船の乗客に注目しています。下記の韓国メディアの中国語版によると、「40名いた乗客のうち、90%は中国の旅行会社の関係者」だったと指摘しています。

北韩客货船“万景峰”号开始通航俄罗斯远东港口(KBS World Radio2017-05-19)
http://world.kbs.co.kr/chinese/news/news_In_detail.htm?No=54789

(一部抜粋)「本月17日从北韩罗津港出发的“万景峰”号于18日抵达俄罗斯远东符拉迪沃斯托克。北韩与俄罗斯通航定期客轮还尚属首次。在40多名乘客中,90%是关注海上旅游商品的中国旅行社负责人」。

また以下の中国メディアは「万景峰号の運賃が600元(9800円)から750元(1万2000円)であること。また乗客は、中国からロシアのウラジオストクに行く観光客で、その帰りに航路を利用すること。またロシアで働く北朝鮮の労働者たち」だと指摘しています。

北韩万景峰号客货船 定期驶往海参崴受注目(中广新闻网2017年05月19日)
http://dailynews.sina.com/gb/news/int/bcc/20170519/21007871554.html

(一部抜粋)「根据负责承运的俄投资建筑联合公司网站消息,不同舱位的船票价格为600至750元人民币(约5000-6000卢布)不等。根据获批的6月底之前的时刻表,渡轮每周三从罗津出发,每周五从符拉迪沃斯托克出发。”此外,俄罗斯卫星通讯社同日的另一篇报道《……国旅行社测试从朝鲜到俄远东的海上路线》里介绍说:“渡轮初步计划搭载来自……国珲春的游客赴俄,俄罗斯游客去往罗津港,以及朝鲜工人往返俄罗斯」

確かに、日本メディアのいうように、万景峰号の定期運航は国際社会の対北朝鮮制裁に一定の距離を置くロシア独自の動きという面もありますが、中国を巻き込む動き、すなはち中国人観光客を乗せることで運航を維持しようとしていることがわかります。

万景峰号によるロ朝新航路とウラジオストクで増加する北朝鮮人の事情 (2017年 04月 24日)
http://inbound.exblog.jp/26810634/

実は、中国ではすでに万景峰号を利用したロシア・北朝鮮の周遊ツアーが販売されていることが判明しています。次回は、そのツアーの内容や今週2度目の万景峰号のウラジオストク入港の様子について報告します。

ロシア・北朝鮮間を結ぶ「万景峰号」の乗客はわずか10名足らず。定期航路化は無理?
http://inbound.exblog.jp/26886620/
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by sanyo-kansatu | 2017-05-28 10:01 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2017年 04月 29日

「2017年アートウラジオストク・プロジェクト」国際芸術コンクール作品募集中(7月1日から30日まで)

8月1日からのノービザ渡航も決まり、今年のGWは極東ロシアのウラジオストクを訪れる日本人旅行者が増えています。現在はまだロシア大使館での観光ビザ取得が必要ですが、20~30代の若い日本人の渡航が目立っています。

8月1日からウラジオストクは8日間のノービザ渡航が可能になります
http://inbound.exblog.jp/26806617/

極東ロシアの文化的中心都市であるウラジオストクでは、今夏に向けてさまざまなイベントが計画されています。その目玉のひとつが、現地で開催される国際芸術コンクールです。
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先日、ロシア文化省の極東芸術アカデミーと沿海地方芸術協会が主催する「アートウラジオストク・プロジェクト」第5回国際芸術コンクールが、日本の美術大学や高校などの関係者に作品の募集を開始しました。

極東芸術アカデミー(Far Eastern State Institute of Arts)
http://www.dv-art.ru/
http://urajio.com/item/0814
沿海地方芸術協会 
http://urajio.com/item/0521

このコンクールは、35歳までの若いアーチストや美大生、高校生などを対象とした芸術コンクールで、ロシア全土および中国、香港、韓国、ベトナムなどから、毎年数百名が参加しています。

作品の審査は、ロシアの芸術協会名誉会員、極東連邦アカデミー学部長、アルカギャラリー館長など国家認定を受けた審査員が行います。コンクールの流れは以下の3ラウンドに分かれます。

第1ラウンド:各学校でコンクール出展作品を選抜。7月1日~7月30日までに、極東芸術アカデミー日本窓口担当(※)へ作品写真をeメールで送る。写真のフォーマットはJPEG、300KB以下。タイトル名、作者名および作者情報を以下の所定の申込フォーム(★)に記載のこと。

第2ラウンド:作品写真を受け取ったロシアの芸術協会、極東芸術アカデミーが審査。第2ラウンド通過作品には通知があり、9月1日までに極東芸術アカデミー日本窓口担当(※)へ作品を送る。

第3ラウンド:第2ラウンドの通過作品はウラジオストク市内の沿海州芸術協会ギャラリーにて9月19日~10月2日まで展示され、最終審査が行われる。

沿海州芸術協会ギャラリー
http://urajio.com/item/0521

最終審査(日程は未定)。審査員が各カテゴリーごとに「作品完成度」「芸術的創造性」を観点として10点満点の採点を行い、グランプリ、1位、2位、3位を決定する。 第2ラウンド通過後、ウラジオストク側に現物作品を送った参加者全員に出展作品カタログを贈呈する。

応募作品のカテゴリーは以下のとおり。
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また応募の際の規定のフォーマット(★)は以下のとおり。
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詳細については、以下の極東芸術アカデミー日本窓口担当に問い合わせのこと。

極東芸術アカデミー日本窓口担当(※)
宮本智(在ウラジオストク)
Tel:+7-914-687-11-79
eメール:tomo.miyamoto@gmail.com
Skype:miyamototomo
住所:Okeansky prospect, 16, SC ”IZUMRUD” Vladivostok, 690091, Russia
※宮本氏はウラジオストクにある現地旅行会社Alfa &Omega社(http://urajio.com/)所属。

以下は、昨年までのコンクールの第2ラウンド通過作品の一部です。
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by sanyo-kansatu | 2017-04-29 14:24 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)