ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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カテゴリ:ボーダーツーリズム(国境観光)( 168 )


2017年 10月 07日

085 ハバロフスク方面に向かう列車(ウラジオストク)

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モスクワに向かうシベリア鉄道の始発駅であるウラジオストク駅からは、ハバロフスク方面に向かう列車も多く出ている。乗客は車掌の検札を受けて列車に乗り込む。車掌は男性より女性のほうが圧倒的に多い。(撮影/2012年6月)

※ここから近郊列車に乗って2時間走ると、ウスリースクという田舎町があります。特別何か見どころがあるというわけではないのですが、いかにもロシアの田舎町という雰囲気を楽しめます。朝出かけて、マーケットや教会を訪ね、カフェでお昼を食べて、日帰りで行ってくるのが、日本人旅行者の間で人気だそうです。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-07 12:01 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 06日

084  遊園地の中にある旧ウスペンスキー教会

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ハルビンに数ある教会の中でも、独特の雰囲気を残しているのが、旧ウスペンスキー教会だ。1908年に建てられたロシア聖堂だが、現在は遊園地の中にある。蔦のからまる外壁はかなり老朽化していて、立法体の建物の上にちょこんと載る円筒系の塔には鐘が吊るされていたはずだが、現在非公開。(撮影/2014年7月)

※ウスペンスキー教会は、ハルビンの中でいちばん好きな教会です。遊園地の中にあるため、周囲はいろんなものに囲まれて不思議な光景に見えますが、それも現代中国的というべきか。20世紀初頭に建てられたこの建築スタイルは、最近ロシアで次々に建てられる新しい教会にはないユニークなものです。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-06 10:05 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 05日

083 礼拝が行われているハルビンの教会

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ハルビンには東方正教系の教会がいくつもあるが、1935年に建てられたアレクセイエフ教会は、現在ハルビン天主堂と呼ばれている。20数年前に訪ねたとき、この教会の鐘は外され、地面に置かれていたが、いまはミサが行われている。地元のおじさんたちの憩いの場でもある。(撮影/2014年7月)

※ミサといっても、ロシア正教ではなく、中国政府が管理するキリスト教です。このような教会は中国各地にあり、中国語の牧師が中国語でミサを行っています。都市部だけでなく、農村でもキリスト教はけっこう根を張っています。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-05 08:57 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 04日

制裁のさなか、なぜ中国は北朝鮮と結ぶ新しい橋を建設するのか

先日、中国吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉に住む友人から1枚の写真が届きました。
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これは中朝国境の町、図們で対岸の北朝鮮の南陽と結ぶ新しい橋を建設している光景です。写真の左手が日本時代の1941年に造られた図們大橋、右手が現在建設中の新橋です。旧橋が老朽化したのと、トラック1台しか走れない幅なので、もっと物流を増やせるように対面で2台が走れるような大きな橋になるそうです。再来年に完成の予定だとか。

この国境については、いまぼくが連載しているForbesJapanのサイトでささやかなレポートを書いています。

草むらには目を光らす北朝鮮兵、遊覧ボートから見る中朝国境の今(ForbesJapan2017/08/30)
https://forbesjapan.com/articles/detail/17498

実は、1ヵ月前に友人が送ってくれた写真をこのレポートに載せたのですが、最近あらたに撮ったという写真が届いたのです。

これをみると、いろんな発見があります。

まずこの写真は、高い場所から撮られていますが、図們大橋の手前にある国門の上からのものでしょう。そこは展望台になっているんです。

さらに気づくのは、図們江の水量がずいぶん少ないことです。今年北朝鮮は干ばつと聞いていた話がうなづける光景です。

すでに細い橋が朝鮮側とつながっているようですが、あくまで工事用の臨時橋で、その手前が建設中の橋の土台です。

朝鮮側をみると、昨年夏の大水後、急ピッチで建てられた南陽の集合住宅がたくさん見えます。今夏は雨が少なかったこの地域も、昨年は大雨で朝鮮側に限り、多くの人命が失われました。

しかし、被災後の南陽の復旧のスピードは早く、あっという間にこのようなピンク色の団地が建ち、古い町並みを隠してしまったのでした。
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今夏の大雨で北朝鮮・南陽のまちの景観は大きく変わりました (2016年 12月 10日)
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中朝国境は、いまも少しずつですが、変わろうとしています。

写真を送ってくれた友人によると、核実験が行われた9月3日、これまでにない大きな揺れを感じたそうです。また8月中旬に中国商務部からの指示で、中朝国境西側の最大の物流ルートだった琿春・圏河税関で北朝鮮産海産物は輸入禁止となり、業者たちは当分再開はないだろうと話しているそうです。

では、国際社会が制裁を行うさなか、なぜ中国は北朝鮮と結ぶ新しい橋を建設するのでしょうか。

この国境を何度も訪ね、両国に暮らす人たちの様子を眺めてきたぼくがいえるのは「そこが国境だから」というものです。身もふたもない言い方ですが、中国からすれば、いまが非常事態だとはいえ、いずれは収まるもの。この2000年間ずっとそうだったように、隣り合った国との交流はこの先もずっと続くわけですから。

すでに2014年、中国は遼寧省の丹東にこんなに大きな橋を造り、莫大な投資をしているのに、すでにこの3年、放置されたまま、開通していません。投資をまったく回収できていないのです。
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中朝新国境橋が完成しても開通できない理由(2014年 12月 30日)
http://inbound.exblog.jp/23944673/

しかし、中国側のこうした気の長い意図ですら、現在の頑な北朝鮮のリーダーにとっては、素直に受け取れるものではないのでしょう。むしろ逆効果なのかもしれません。彼は周辺の大国からも畏れられるリーダーとして対等に扱われたいのでしょうから。まるで「裸の王様」ですが、いつまでこんなことが続くとも思えません。図們新橋が完成する再来年には、もうコトが収まっているだろう。中国側は、そんな気構えでいるのではないでしょうか。
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by sanyo-kansatu | 2017-10-04 17:21 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 04日

082 ハルビンのシンボル、聖ソフィア大聖堂

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ハルビン生まれの若いカップルが寄り添い見上げる、ネギ坊主型のドーム屋根にレンガの外壁。かつてのロシア正教会の寺院、聖ソフィア大聖堂はハルビンのシンボルだ。建設は1907年からで、完成したのは1932年。現在は、ハルビンの歴史博物館となって、宗教施設としては使われていない。(撮影/2014年7月)

※ここ本当に中国? と思うかもしれません。戦前はこの町に日本人も多く住んでいました。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-04 09:22 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 03日

081 この店のウエイトレスもロシアから来た

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「アラウンド・ザ・ワールド」で働く、花柄のワンピースを着たふたりの女性もロシア人。MARINAさん(左)はイルクーツク出身のブリヤート系で、SVETAさん(右)はウラジオストク出身。この店のオーナーも、ウラジオストクから来たロシア人。ハルビンのロシア料理店急増は、黒龍江省を舞台とした中ロのビジネス交流の拡大が背景にある。いわば、ハルビンは“出戻り”ロシア人の町でもあるのだ。(撮影/2014年7月)

※東洋系の彼女、一見中国人かと思うかもしれませんが、ブリヤート系(モンゴル系)のロシア人なんです。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-03 08:59 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 01日

080 ロシア人女性歌手の歌声を聴きながら

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ハルビンのロシア料理店「アラウンド・ザ・ワールド」で歌っていたのは、ロシアから来たKSENIAさん。中東アジア風のエキゾチックな風貌の彼女は、スタンダードなジャズのナンバーだけでなく、ロシア歌謡も歌う。後者のほうがいかにもハルビン的で、独特のムードにひたれる。(撮影/2014 年7月)

※中ロ国境の町、満洲里にロシア人ダンサーがいたように、ハルビンのレストランにもロシア人シンガーがいます。食事をしながらこんな楽しみが味わえるのが、いまのハルビンです。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-01 16:55 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 30日

079 ハルビンのロシア料理店ではライブ演奏も

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もう一軒のハルビンのロシア料理店「アラウンド・ザ・ワールド」では、ロシア人歌手によるライブ演奏も行われる。ロシア人が好きなシャンパンと一緒にライブを楽しもう。テーブルの上にあるのは、ロシア風餃子のペリメニやサーモンのソテー、ロシア風サラダなど。(撮影/2014年7月)

※サーモンのソテー、おいしいです。ロシア料理は日本人の口に合うと思います。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-30 10:54 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 29日

078  木材を積んだ貨車が停車する満洲里駅

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数年前まで満洲里はロシアから運ばれる木材の集結地としてバブルにわいていた。いまはもうその勢いはないと地元の人はいうが、満洲里駅の裏手には、木材を積んだ長い貨車が並んでいた。写真右手の駅前には、高層ビルも見える。(撮影/2016年7月)

※木材を積んだ貨車が並ぶという光景は、黒龍江省の東側のロシア国境の町・綏芬河でも見られます。いずれにも、かつての活況はありませんが、いかにも国境の風景といえます。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-29 09:53 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 28日

077 現在の満洲里駅

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かつて中国からモスクワに向かう「シベリア鉄道」の中国側国境駅として、最果てのイメージを持っていた満洲里だが、現在の駅はこのように現代化している。駅前にはタクシーが多く停車しており、南方から草原観光に訪れた国内客をホテルに運んでいる。もはや中国では辺境が消失してしまっている。(撮影/2016年7月)

※駅だけみると、ここが中国最果ての町という印象はありません。かつての通過点の町から、国境の町という目的地になっているのです。でも、駅の構内には国際列車の乗車口やイミグレーションがあります。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-28 08:14 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)