ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2017年 04月 22日

8月1日からウラジオストクは8日間の「ノービザ」渡航が可能になります

今週、ついにロシア沿海地方への「ノービザ」渡航の実現に向けた報道がありました。

実際には事前に手続きした電子ビザが空港で発給される(アライバルビザ)とのことですから、「ノービザ」渡航は言いすぎですが、これまでロシアの観光ビザを取得するためには、同国大使館を訪ね、2週間(無料の場合)もかけて手続きしなければならなかったことを考えると、「日本に一番近いヨーロッパ(ウラジオストク)」への旅行がお手軽になったことは確かでしょう。日本人にすれば、そのような手続きを必要とする近隣国は、国交のない北朝鮮以外は存在しなかったからです。
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ウラジオ、8月からビザ簡素化=日本など18カ国対象-ロシア(時事通信2017年04月18日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3125423

ロシア極東発展省は17日、ウラジオストクの空港などから極東地域を訪問する外国人の査証(ビザ)取得手続きを8月1日から簡素化すると発表した。日本など18カ国の国民が対象で、極東の経済発展を促すのが狙い。

ビジネスや観光、人道活動が目的で、ロシア外務省のウェブサイトを通じて事前申請すれば、入国の際に最長8日間の滞在が可能な一次ビザが取得できる。ただ、移動可能な地域は制限される。


ずいぶん焦らされたものです。今回に至る経緯としては、2015年9月にロシア・プーチン大統領が、第1回東方経済フォーラムにおいて極東地域、特にウラジオストクの自由貿易構想を発表したことから始まります。そのため、昨年1月にウラジオストクのノービザ化が実現されるとの憶測が流れましたが、実現しませんでした。

その後、ならば2016年7月からでは、という話もありましたが、やはり実現せず、同年9月の第2回東方経済フォーラムの日露首脳会談の際、安倍首相による極東ロシアへの投資や共同インフラ開発とともに、日本からの渡航者を増やす約束をしたことから、ロシア側もそれに応える必要が生じてきたのでしょう。

第2回東方経済フォーラムの際の日露首脳会談
http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/rss/hoppo/page1_000242.html

日本政府は10月には、国内の旅行業者に極東ロシア観光の推進を要請。

旅行業界に「極東ツアー」要請 政府、ロシアとの人的交流を促進(SankeiBiz2016.10.13)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161013/mca1610130500018-n1.htm

それを受け、観光庁と日本旅行業協会(JATA)は現地視察団を送りました。

観光庁、極東ロシア旅行振興に1000万円-JATAと合同視察団(Travel Vision2016年11月10日)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=75179

12月15日~16日には、プーチン大統領が来日し、安倍首相と経済協力分野の交流に合意しました。もっとも北方領土問題は進展しませんでした。

プーチン・ロシア大統領の訪日(2016.12.15-16)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/rss/hoppo/page4_002600.html

それでも外務省は、日露双方向の交流人口を増やすために、ここ数年伸び悩んでいる訪日ロシア人のためのビザ発給要件を緩和しました。

外務省、ロシア人のビザ発給要件を緩和、首脳会談受け(Travel Vision2016年12月18日)
http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=75754

年が明けて、ロシア側も極東地域への渡航の簡素化に向けた法案を通します。

外国人の極東への渡航を簡素化(2017年2月23日 ロシアNOW)
http://jp.rbth.com/travel/2017/02/22/708146

ウラジオストク自由港を訪れる外国人のためにビザを簡素化する法案を、ロシア連邦下院(国家会議)が第3読解で可決した。ロシア連邦極東開発省の広報部が伝えた。

入国の4日前にネットで申請

この新たな措置は、近く上院(連邦会議)でも支持されると、極東開発省は確信している。法案は、プーチン大統領が署名した後で発効することになる。

法案によれば、外国人は電子ビザで極東の5つの地域を訪問することができるようになる。その際、外国人旅行者は、ロシアに入国する予定の日付の4日前に、インターネットの特別なサイトで申請書を提出しなければならない。

極東開発省の伝えるところによると、ビザは無料で、申請した時点から30日間有効。8日間以下の滞在が許可される。

極東の5地域が対象

「ビジネスビザ、観光ビザあるいは人道目的の渡航用のシングルビザが、自由港のある5つの地域――すなわち沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州、チュクチ自治管区、カムチャッカ地方――のいずれに対しても申請できる。上記のロシア連邦領内に、外国人は8日間にわたって滞在することができ、入国した地域の中のみを移動することができる」。下院の国家建設・法律制定委員会のパーヴェル・クラシェニンニコフ委員長はこのように説明した。

法案は、9月6日~7日にウラジオストクで行われる東方経済フォーラムを前に採択された。この新たな措置は、極東への観光客の数を増やし、ビジネスを活性化させることを目的としている。これにより投資家は、この地域を訪問するのが容易になる。


そして、今夏からの日本とウラジオストクの航空路線の増便が決まりました。

今夏から成田・ウラジオストク線が毎日運航になります(これはスゴイ!)
http://inbound.exblog.jp/26742483/

こうしてあとはロシア側がいつ今回の発表をするか待つばかりだったのですが、ようやくその日を迎えたというわけです。

ウラジオストクにある現地の旅行会社に勤める宮本智さんに話を聞きました。

ウラジオ.com(宮本さんの運営するウラジオストク情報サイト)
http://urajio.com/

-ようやくですね。今回の発表、地元の受けとめ方はどうですか。

「今年8月からというのは、9月2日~3日にウラジオストクで開催される東方経済フォーラムにおいてロシア側が日本との合意事項の履行を発表できるように、ある意味強引に間に合わせようとしているのだと思われます。実際のところ、地元側では関心度はそれほど高いとはいえません。いまウラジオストクには中国や(すでに2014年にノービザとなっている)韓国からの観光客が多いため、宿不足の問題があるんです。中クラスのホテルが全く足りません」

-だとしても、さすがに今回は動き出すと考えていいのですね。

「確実に動きだしそうです。ただし、現地関係者によると、最初は入国時のロシア側の入管トラブルが起こりそうなので、事後の対応策に苦心しているとのことでした。以下のような理由があります。

・今回の発表は、省のトップレベルでは8月1日で合意されているが、空港関係者、入管などには情報が伝わっていない。現場はまったく動いていない。
・(ウラジオストク空港で発給される電子ビザを取得するための)サイト上での登録や記述に誤りがあった場合、入国できずそのまま帰国となる可能性が高い。
・法律上では許可された地域しか移動は不可で、当初はウラジオストクのみと想定される。
・日本からウラジオストク(沿海州)へ入り、ウラジオストクから日本に出るというのが許されるのみで、ハバロフスクへ移動したり、中国へ移動したりはできない模様(2017年4月現在)。

ウラジオストクに行くには、空路以外にも、境港からのフェリーもありますし、中国吉林省からバスで行けます。ウラジオストクからシベリヤ鉄道でハバロフスクに行くのもツアーの定番ですし、「ノービザ」にするといろんなバリエーションが考えられるのですが、現状ではロシア側もその対策までは煮詰めていなさそうです。

ロシア側の認識としては、あくまで自由貿易港制度の一貫ということで、観光のためビザ解禁という認識はほぼ皆無です。

こうしたいくつもの懸念はあるけれど、8月1日にはそれが実行されそうだということは間違いなさそうです。

さすがに、現地の旅行会社のロシア従業員には、今回の報道が浸透してきました。地元のメディアでは、先ほど述べたように、日本に対するビザ緩和で宿不足が問題となりそうだと報じています」。

なかなか一筋縄にはいかないようですが、物事は始めてみなければ、動きません。今年の夏を心待ちにしたいと思います。
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【追記】
今回のビザ緩和に関するロシア側の事情が報じられました。

まだ気がかりな点も多い今年8月のウラジオストクの電子ビザ発給事情 (2017年 04月 28日)
http://inbound.exblog.jp/26819792/

※2017年8月2日現在、まだ在日本ロシア大使館のHPには、アライバルビザの申請フォームはまだアップしていないようです。参りました……。
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by sanyo-kansatu | 2017-04-22 13:31 | ノービザ解禁!極東ロシア | Comments(3)
2017年 04月 21日

これはマズいぞ! 間違いだらけの外国語表示

外国人向けのパンフレットやポスター、看板、案内表示、手書きのポップ、webサイトに間違いだらけの外国語があふれている。その何が問題なのか。どうすれば解決できるのか。日本に住む外国人やインバウンドの現場の関係者に話を聞いた。


今年のイースター(復活祭)は4月16日。これから初夏にかけて、多くの外国人観光客が日本を訪れる季節を迎える。だが、ちょっと気になる光景がある。外国人向けのパンフレットやポスター、看板、案内表示、手書きのポップ、さらにはwebサイトに間違いだらけの外国語があふれていることだ。たいていの場合、それを知っているのは外国人だけ。日本人の大半は気づいていない。これはかなりマズいことではなかろうか。

中国人に聞く間違いの実例

「爆買い」が収束し、量販店やドラッグストアの店内にうるさいほど貼り出されていた外国語表示も、以前に比べ控えめになっているようだ。むしろ、最近気になるのは、自治体や公共交通など公的機関の外国語表示に間違いが多く見つかることだ。地名を表記するだけならいいのだが、何らかのメッセージをテキスト化した途端、ボロが出てしまう。

筆者は最近、日本に住む中国の友人とおかしな中国語表記をチェックする以下のブログを始めた。

街で見かけた《お恥ずかしい》中国語表示
http://ramei.exblog.jp/

同ブログでは、知り合いの中国人留学生などにも呼びかけて、街で見かけた間違い中国語の写真を送ってもらっている。いくつかの例を紹介しよう。

1:街の看板

これはある留学生が中国から遊びに来た友人を連れて浅草を案内していたとき、見つけたもの。「ようこそ、台東区へ」の中国語が「欢迎悠来台东区!」となっている。一瞬、どこが間違っているのか気がつきにくいが、よくみると、「您(あなた)」と「悠」の誤植が起きているのだ。「悠」は「悠久の大地」の「悠」で、確かに「您」とよく似ているが、中国語の発音は違うため、入力の間違いは考えられない。なぜこんな単純な誤植が起きたのか?
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↑英語、ハングル、中国語簡体字が併記される台東区の案内板だが…

実は、この誤植、他の場所でも何度か目にしたことがある。よくある間違いなのだ。これを見て文句を言う中国人はいないと思うが、区の信用に関わるといったら言いすぎだろうか。

2:トイレの貼り紙

さらに、初歩的な中国語のミスの例。あるトイレにこんな貼り紙があったという。

「谢谢你总是漂亮地使用厕所」

「いつもトイレを綺麗にご利用していただき、ありがとうございます」と言いたいのだが、「綺麗に」の中国語が「漂亮」。これは「美しい」という意味だが、女性やファッションなどに使う。子供でもわかるおかしな使い方に失笑を禁じえないだろう。「清潔に/きれいに」を意味するのは「干净」。正しくは「请干净地使用厕所」だ。
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↑日本では中国人観光客のマナーやトイレの使い方についてさまざまな風評があるため、わざわざトイレの中にこんな注意書きがあると、中国人はあまりいい気分はしないという。

この貼り紙の写真を送ってくれた中国人は「安易に翻訳ソフトを使ったのではないか。どうして中国人の誰かにチェックしてもらわなかったのだろう」と不思議に思ったという。

3:「ながら歩き」ストップキャンペーン

最後は地下鉄にて。東京メトロでは、数年前から携帯の「ながら歩き」ストップキャンペーンを始めている。そのポスターの中国語が、ある中国人の目に留まってしまった。
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↑この中国文には携帯(手机)を指す語がないので、パッと見て何を言っているか意味不明

ここでは「ながら歩きは危険です」の中国語訳が「走路分散注意力是非常危险的」となっている。「走路」(歩く)、「分散注意力」(気を散らす)、「非常危险的」(とても危険です)というそれぞれの表現はともかく、その組み合わせは中国語としてありえないという。もっとシンプルに「走路看手机非常危险的」(携帯を見ながら歩くのはとても危険です)でいいだろう。日本語を厳密に直訳しようとした結果、中国人には何が言いたいのかわかりにくい奇天烈な文章になっているというのだ。

間違った表示が、日本への失望につながりうる!?

こうした間違い外国語表示はいまや全国至るところで散見される。では、その何が問題なのだろうか。

国内の商業施設や観光地における中国向けコミュニケーション環境の調査やアドバイスを行ってきた日中コミュニケーション株式会社の可越さんは以下のようにいう。

「大切なコミュニケーションツールである外国語表示が間違いだらけということは、“おもてなし”を重んじているはずの日本の面目が丸つぶれであるだけでなく、個別の観光地や商業施設にとってのブランドイメージや信用に関わります」。

一般に中国やアジアからの訪日客は「日本の商品は高品質でニセモノがない」」「接客がていねい」「街が清潔である」など、高い期待値を持っている。ところが、間違いだらけの母国語表記を目にした途端、「なんだ、日本もこんなものか」と軽い失望を味わうかもしれないというのだ。

可越さんは、こうした間違い中国語が多くなる理由として以下の4点を挙げている。

1 翻訳ソフトに頼りすぎ
2 (翻訳は)中国人なら誰に任せてもいいという誤解
3 日本人的な発想は外国人には伝わらない(日本語の直訳はNG)
4 外国人は日本のことを知らないという認識の欠如


先ほどのトイレの例でも、実際に某翻訳サイトを使うと

“綺麗に” ⇒ ”漂亮”

と訳されてしまう。現状では翻訳ソフトは完璧ではなく、間違い外国語を量産するサービスと考えたほうがいい。そうである以上、中国人によるチェック態勢が必要だが、中国人なら誰でもいいというのは間違いだ。出身地の方言の影響を受けやすく、世代や学歴によって、その人の使う中国語は大きく違っているからだ。

中国語の文章のクオリティもおざなりにできない。若者やファミリー向けのスポットでは、新しい感覚や遊び心のある表現が求められる一方、高級なブランド店では品格ある落ち着いた文章でなければならない。商品のキャッチコピーも、顧客の対象に合わせて洗練された表現にしなければ、ブランドイメージを悪くするだけだ。おかしな中国語を使うくらいなら、むしろ英語と日本語だけで通したほうがいい。

日本人は表向き礼儀正しいのに、中国語表示になると、急に命令口調になると感じる中国人もいるらしい。たとえば、「銀聯カードが使用可」を中国語に直訳すれば「可以使用银联卡」だが、「欢迎使用银联卡(銀聯カードの利用を歓迎します)」とするだけで、ずいぶん印象が変わる。表現をちょっと変えるだけで、その店の印象が良くなったり、悪くなったりすることもあるのだ。

伝えたいメッセージを、その言語で一から考える

さらに、知っておくべき重要なことがあると可越さんはいう。

「一般に翻訳会社は、用意された日本語の文章を中国語に直訳するよう頼まれることが多いのですが、これが問題をはらんでいます。日本人と中国人の思考回路は違うので、日本語をそのまま直訳するだけでは中国人に意味が伝わらないことが多いからです。日本人的な発想は外国人には伝わらないと知るべきです。ですから、翻訳を頼む場合も直訳はNGで、日本語のニュアンスを忠実に伝えることより、中国人にわかりやすい表現に大胆に変換してもらったほうがいい。翻訳というより、相手に伝えるべきメッセージを中国語で一から考えて書いてもらうようにしてはどうでしょう」。

外国人は日本を知らないという認識の欠如

では、4つ目の、外国人は日本のことを知らないという認識の欠如とはどういうことだろうか。先日、都営地下鉄に乗っていて、こんな広告ポスターを見つけた。

「かつて偉大な漫画家たちが描いた景色が、ここにはあります」(PROJECT TOEI 013 日暮里・舎人ライナー)

というコピーが書かれている。英語やハングルも併記されていて、中国語はこうだ。

「以前那些伟大的漫画家们插绘出来的未来的景色,在这里都可以看到」
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↑「偉大な漫画家」というのは誰? 担当者によると手塚治虫とのこと。鉄腕アトムは中高年以上の中国人ならわりと知っているが、若い中国人はほとんど知らないだろう。

ここでは中国語の文章の問題については触れないが、考えなければならないのは「偉大な漫画家たちが描いた景色」とは何なのか。この文章だけでは、大半の中国人、いや英語を話す人たちも同様に、まったくわからないだろうということだ。それを理解するための手がかりは、高層ビルの合間を抜けるように走る高架電車の1枚の写真だけなのだから。

多言語化の取り組みにおいて、前提としなければならないのは、外国人は日本の社会や文化、歴史の背景をほぼ知らないということだ。その認識に、多くの日本人は気づいていないのではないか。ある日本在住の外国人によると、国内の観光地の外国語の解説の多くが、日本人向けの文章をただ翻訳しただけで、外国人にはまったく伝わっていないという。これは英語やタイ語など、すべての言語について共通している。

これまで挙げた例によって、筆者は誰かの揚げ足を取ったり、貶めようとする意図はない。

外国人たちから、いま日本で見られる多言語化のお寒い現状を指摘されることは残念であり、これをいかに改善できるか、筆者自身がもっと知りたいのである。

外国人によるチェック態勢を構築

では、どうすればこの問題を解決できるのだろうか。

外国客に対する情報発信の場合、日本人にとって当たり前のことでも、一からていねいに説明するという手間が必要で、これを惜しんではいけないということだ。ポイントは、外国人によるチェック態勢をいかに構築するか。前述したとおり、外国人であれば誰でもいいというわけではない。現場の環境や顧客対象、伝えるべき内容や目的を明確にしたうえで、外国語表示を担当する外国人との綿密な打ち合わせが必要だろう。

さらにいえば、外国語表示をどこまで進めるかも再検討し、なにがなんでもやらなければならないという考え方は見直すべきかもしれない。これまでみてきたとおり、中途半端な外国語は逆効果で、イメージダウンをもたらすこともあるからだ。

多言語表示対応が進むビックカメラの取り組み

この点、日々多くの外国客と接している量販店は対応が進んでいる。なかでも多くの外国人スタッフがいるビックカメラの外国語表示には定評がある。たとえば、都内の同店に行くと、商品によって中国語の簡体字と繁体字が使い分けられている。つまり、中国客が好んで買う商品には簡体字、台湾客がよく買う商品は繁体字の説明があるのだ。
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↑外国人スタッフと対応言語のリストが店内に表示される

この点を最初に指摘したのは、台湾の日本薬粧研究家の鄭世彬氏だが、こうしたことが可能になるのも、売り場のスタッフが国別の売れ筋商品を把握しているからだろう。

株式会社ビックカメラ広告宣伝部インバウンド室の松本真室長によると「個別の商品の多言語表示については、どの国からの来店が多いのか、店舗の特徴に合わせて表記しています。限られた時間の中でいかにお客様に買い物を楽しんでいただけるか。インバウンド客向けの取り組みのポイントは、何より会計回りの対応です。いかに現場の声に応えていくかが大事」という。

2014年10月、外国客向けの免税枠が拡大され、翌15年5月には最低購入額の引き下げの改正があるなど制度面での変更、突然の中国客の「爆買い」の収束など、小売業を取り巻く環境の変化は激しい。同社は日本ではまだ普及していない海外の決済サービスとして、中国のアリペイ(2016年6月)やウイチャットペイ(2016年10月。ただし一部店舗)などの導入もいち早く進めている。

こうした現場で揉まれる量販店の多言語表示が進化するのは当然だろう。一方、自治体や公共交通などの公的機関の場合、外国客にどこまでメッセージが届いているかを検証する機会は少ないかもしれない。筆者が始めたブログでは、今後も多言語化の現状を観察していきたいと考えている。ぜひアクセスしていただきたい。

※やまとごころ.jp http://www.yamatogokoro.jp/report/3857/


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by sanyo-kansatu | 2017-04-21 14:43 | やまとごころ.jp コラム | Comments(0)
2017年 04月 20日

バケーションレンタルって何?

昨晩のワールドビジネスサテライト(テレビ東京)で、バケーションレンタルの世界最大手HomeAwayの日本進出が報じられました。

出張の会社員向けも… ユニークな民泊ビジネスが続々(2017/04/19)
http://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/newsl/post_130526

きょうから日本市場への本格参入を発表した、米・民泊仲介大手ホームアウェイ。都心を中心に少人数向けの物件が多い、同じく業界大手のエアビーアンドビーに対し、ホームアウェイは大人数向けに地方の一棟貸しをするのが最大の特徴です。リピーターが6割という訪日観光客が地方へと足を伸ばしているのに合わせ、民泊解禁と共に需要取り込みに期待を寄せます。3月から始まった民泊予約サイト「トリップビズ」は、審査を通過した企業だけが利用できるビジネスマンの出張に特化した仲介サービスで、約20社が契約しています。インバウンドの増加などでホテルの予約が取りにくい中、手ごろな料金で泊まれると言います。「トリップビズ」を展開するのはメガネチェーン大手のオンデーズ。自社の社員の出張が多かったため、宿泊施設確保の時間や費用を削減するため作りました。


昨日午後、都内のHomeAway日本支社で以下の記者会見もありました。
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世界最大級のバケーションレンタル会社 X 日本最大級のDMO HomeAwayとせとうちDMO、インバウンド観光推進で業務提携~歴史的な資源を活用した広域インバウンド誘致を目指す~(記者会見リリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000024333.html

この記者会見のポイントは、HomeAwayが瀬戸内海に面した7県の観光地経営推進組織「せとうちDMO」と提携して、この地域の古民家を外国人観光客にPRを始めるという話です。ワールドサテライトでも「地方の古民家丸ごと貸し出す!? 世界最大級の“民泊会社”が日本に」と報じていました。

提携したのは以下の両者です。
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HomeAway(日本語版)
https://www.homeaway.jp/
せとうちDMO
https://www.setouchi-bc.co.jp/setouchi-dmo

この記者会見は短時間でよくポイントがよくまとめられたものでした。その内容を紹介する前に、そもそもバケーションレンタルって何? という話から始めたいと思います。

解説してくれるのは、HomeAway日本支社の木村奈津子社長です。

彼女はバケーションレンタルを「オーナーが部屋を使用しない期間、物件を旅行者等へ短期間貸出するレンタルサービス」だといいます。ゲストハウスやシェアハウス、ホームステイなどの「個室」を扱う民泊はバケーションレンタルの一部にすぎないとも。そして、同社が注力するのは、「個室」ではなく、一軒家や別荘、古民家、マンション、ヴィラ、ロッジなどの「貸切り」だといいます。
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背景には、訪日外国人が利用する宿泊施設のニースの多様化があります。このデータはどこまで信憑性があるのかわかりませんが、訪日客の60%がリピーターであることから、新しいタイプの宿泊施設が求められているとも。
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ここで彼女は今日の宿泊施設を「サービスの充実度」と「ホストとの交流/プライベートへの志向」というふたつの軸で以下のようにマッピングします。もちろん、これはバケーションレンタルをメインにすえたものですから、ホテルや旅館といった既存の施設の多様性には触れません。興味深いのは、同社ではサービスの充実度よりセルフサービス寄り、ホストとの交流よりプライベートな空間を求める「ペンション、ヴィラ(1~3名)」「町屋、古民家(2~10名)」「家主不在型民泊 マンション(1~6名)」「家主不在型民泊 一軒家(2~20名」を重視していることです。
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これらの説明は、ここ数年民泊市場を席巻してきたAirBnBとの差別化を強く意識したものと思われます。彼女は両者の違いについてこのように説明しています。

         HomeAway     AirBnB
利用者の年齢層  中年層が中心    若年層が中心
宿泊人数      家族・グループ    一人旅
物件の立地     地方・リゾート地   都市部
予約単価・日数   平均1032$・6日間 平均584$・4日間
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つまり、都市部を中心に少人数向けの物件を提供するAirBnBに対し、大人数向けに地方の物件を一棟丸ごと貸し出すのがHomeAwayというわけです。

ここで示されるターゲット層や利用の状況については、アメリカで放映されているHomeAwayのCMをみるとよくわかります。
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Get HomeAway from it all(Home Away CM)
https://www.youtube.com/watch?v=G19cDebTd2s

このCMに見られるのは、おなかの出た中年のお父さんがパンツ一丁で登場するような、徹底的な大衆性です。家族がプライベートな空間を気取らず楽しむイメージであふれています。これでは到底若い世代にはウケませんが、それでいいのです。

今年に入って訪日外国人数は増えてはいるものの、その伸びが鈍化していることもあり、そもそも問題の多い「家主不在型民泊」で市場を席巻してきたAirBnBが伸び悩んでいると聞きます。

訪日外客数(2017 年3 月推計値)
◇ 3 月 : 前年同月比9.8%増の220 万6 千人(JNTO)
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/170419_monthly.pdf

訪日客の大半を占めるアジアからの旅行者の団体から個人への移行が進むなか、彼らの多くは一人旅やカップルというより、家族や小グループでの旅行を好むため、都市部のワンルームマンションのような狭い物件は使いづらくなっていることが考えられます。訪日客のニーズの変化とAirBnBが主に提供する物件のミスマッチングが起きているのです。

3月上旬、上海で現地の旅行関係者からこんな話も聞きました。「昨年まで中国の個人客は、安く上げられることを理由に民泊に夢中でしたが、日本のマンションは狭すぎるので、もう利用したくないというんです」。

だからこそ、民泊ではなく、これからはバケーションレンタルでしょう。そう同社は訴えているのです。

こうした動きに乗ったのが、日本のインバウンド市場では後発だった瀬戸内海周辺の関係者でした。

今回の記者会見でも、せとうちDMOはHomeAwayとの提携の経緯について語っていましたが、そのひとつの理由が、全国に150万軒あるという江戸後期から近現代にかけての古民家の保存・再利用をきっかけにした地域振興でした。なんでも瀬戸内には30万軒もの古民家があり、その大半は朽ち果てていくのを待つばかりの状況だそうです。

今回の提携に基づく最初の取り組みとして、愛媛県の古民家を再生した宿のHomeAwayによる海外市場へのPRが始まります。
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記者会見会場には、けっこう多くの取材陣が集まっていました。昨年メディアで論議が盛り上がった民泊の次のステージを告げるバケーションレンタルに対する関心の高さからでしょうか。
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質疑応答のとき、週刊朝日の記者がいい質問をしていました。「古民家のオーナーたちはどれだけコストを負担する必要があるのか」。

せとうちDMOの関係者によると、理想的には行政からの補助なども含め、オーナーのコスト負担はなしを原則にしたいが、実際にはオーナーが物件の所有者なのか事業者となるかなど、ケースによって異なるとのこと。そして、以下のような目標も掲げていました。

HomeAwayとせとうちDMOが提携、21年までに年間5.5万人泊(Travel Vision2017年4月19日)
http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=77361

ここ数年、HomeAwayの親会社であるexpediaをはじめとした海外の宿泊予約サイトの日本市場参入によって、インバウンド宿泊市場は活性化してきました。どんな無名の宿泊施設でも、サイト上でうまくPRすれば外国客が押し寄せるという状況が生まれていたのです。その意味では、今後インバウンドのメインステージとなる地方でバケーションレンタルという新機軸を掲げるHomeAwayの展開には期待が持てます。

その一方で、どれだけ有望な施設を提供できるのか。せとうちDMO関係者の話では、新施設を開業させるのはそんなにたやすい話でもなさそうです。

実をいえば、すでに多くのマッチングサイトがこの市場に参入しています。バケーションレンタルというのは、そんなに新しいものではなく、日本人も以前からハワイでコテージなどを貸し別荘として利用するなどしていました。同じことを国内で外国人向けに始めようという話です。HomeAwayでも、たとえば、愛媛県のページをみると、すでにいくつかの物件が紹介されています。
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はたして日本のインバウンド向けバケーションレンタル市場は今後どう動いていくのでしょうか。

来月下旬には、バケーションレンタルのイベントもあるようです。巻き返しを図るべくということなのか、AirBnBも出展するとか。

バケーションレンタルEXPO
http://minpaku-expo.com/visitor/
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by sanyo-kansatu | 2017-04-20 12:17 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 04月 09日

街で見かけた 《お恥ずかしい》 中国語表示

このたび、ある中国の友人とこんなブログを始めることにしました。
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街で見かけた 《お恥ずかしい》 中国語表示
http://ramei.exblog.jp

これまで本ブログでも何度か指摘してきましたが、外国人観光客が増えるのにともない外国語による案内表示が街に増えているのですが、ずいぶん間違いが目につくようなのです。

これはやばい!? 日本にはおかしな中国語表示があふれている
http://inbound.exblog.jp/24370756/
日本にあふれる「恥ずかしい中国語」をついに中国人に指摘されてしまいました
http://inbound.exblog.jp/26343657/

そこで、ぼくも中国語の勉強を兼ねて、街で見かける中国語表示のチェックを始めてみようかと思ったのですが、実際のところ、どこがどう間違っているか、よくわかりませんでした。間違いに気づくには、それなりの語学力が必要です。その話を友人にしたところ、中国人留学生なども巻き込んで、「間違い中国語探し」を始めてみようかということになったのです。

以下は、そのブログの代表である羅鳴さんの口上です。※同ブログより

日本を訪れる中国人の気持ちに気づいてほしい

僕は羅鳴と申します。広東出身で、来日してもうすぐ30年になります。

日本に来たばかりの1980年代後半、東京にはすでに多くの中国人がいましたが、今日のように街で中国語の案内表示を見ることありませんでした。その頃の日本の社会では、中国人はまだ貧しく、来日するのも出稼ぎのためと思われていて、そのような人たちに買い物や観光の案内が必要だとは誰も思っていませんでした。確かに、その当時、多くの中国人は僕のような留学生か、不法滞在者ばかりで、生活のためだけで精一杯、遊ぶ余裕も時間もありませんでした。

そんな中国人も、この30年間の改革開放政策のおかげで、経済大国になるほど成長を遂げました。国民もだんだん経済力を持つようになり、以前は夢のようだった海外旅行にも行けるようになりました。いまでは世界のあちこちに中国人観光客がいて、日本でも、銀座や新宿などでは、中国語がうるさいほど聞かれます。

中村さんとは古いつきあいです。ある日、彼から「おかしな中国語表示が増えていることに気づいていましたか」と聞かれたので、思わず苦笑してしまいました。「もちろんですよ」。そう答えた僕は、以前ある公衆トイレに貼られていた中国語表示をスマホで撮った写真を見せました。「やっぱり、そうですか…」。彼はやれやれというような困った顔つきになりました。

僕はもう日本に長く住んでいるので、こうした中国語を見ても、そんなに驚いたり、ガッカリする気持ちはありません。むしろ、多くの日本人が中国人観光客のために中国語表示を用意している姿を想像すると、悪い気分ではありません。もちろん、多くの場合、中国人にたくさん買い物をしてもらいたいからという理由からなのでしょうが、それは当然だと思うし、日本人の側から発せられるメッセージとしては、つたないぶん、微笑ましくもあるのです。

これを機会に、日本を訪れる中国人の気持ちに気づいてもらえるとうれしいです。 

                                                
そして、以下は同ブログマネージャーとなったぼくのあいさつということで。

【マネージャーからのひとこと】
中国語の勉強のつもりで始めました


私は中国語の初心者で、毎週1回、都内の小さな語学教室に通い、中国人留学生の先生に中国語を教えてもらっています。あまりまじめな生徒ではないので、すぐにテキストとは関係ない世間話を先生とするのですが、ここ数年日本の街角でよく目につくようになった外国人向けの案内表示やポスター、パンフレットなどで使われる、ちょっとおかしな中国語のことがよく話題になります。

正直なところ、私はそう言われても、どこがおかしいのかよくわかりませんでした。先生によると、単語の使い方や文法が間違っている以上に、日本語的な発想で中国語を使ってしまっている例や外国人が知らない日本人だけが了解している事情を説明なしに、そのまま翻訳してしまっているという例が多いそうです。あとは、安易に翻訳ソフトを使いすぎではないのかとも。

これまでそんなことを考えてもいなかったので、私は街角の外国語表示が急に目に入ってくるようになりました。日本人がつい間違えてしまう外国語表示とは、それすなわち、自分自身が普段使っている英語や中国語であり、それがいかにあやしげなものか、気になるようになったのです。

そんな話を古い友人の羅鳴さんにしたところ、当然のことかもしれませんが、日本に長く住む彼はとっくに気がついていました。そのうち、お互い街でおかしな中国語表示を見かけたら、写真を撮って、それを勝手に添削してネットで報告するブログを始めてみようか、という話になりました。聞きようによっては、意地悪なたくらみに思えるかもしれませんが、逆をいえば、このことについて日本を訪れる中国系の観光客の大半はすでに気がついていたわけで、それを知らなかったのは我々日本人だけだったのです。しかも、これは中国語に限った話ではありません。英語はもちろん、最近増えてきたタイ語も同様です。

中国語の勉強のつもりで始めたブログですから、誰かの揚げ足を取ったり、貶めようとする意図はまったくありません。もしよろしければ、皆さんもおかしな外国語表示を見つけたら、ご一報いただけるとさいわいです。
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by sanyo-kansatu | 2017-04-09 09:57 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 04月 08日

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう

今月3日、こんなサイトを立ち上げました。
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ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
http://border-tourism.jp

ボーダーツーリズム(国境観光)は国境の町を訪ね、お隣の国の様子を眺めたり、ときには国境を渡って両国の人々の暮らしや文化に触れる体験型の旅行です。

そこには3つの面白さがあります。

①日本では見ることのできない陸続きや川の国境の風景を眺めること

②実際に、お隣の国に渡ってみる、ちょっとスリリングな体験(でも、地元の人たちにとって、それは日常的な光景です)

③国境を隔てた両国の違いを見比べること(町の様子や人々の暮らし、文化がいかに違っているか、体感できます。それは私たちにとって新鮮な体験です)

四方を海に囲まれた日本には、陸続きの国境はありません。でも、日本海を隔てた北方には、朝鮮半島や中国東北部、極東ロシアなどの北東アジアの国々があります。私たちは長い間、この地域のことをよく知らないまま過ごしてきました。

ぼくはある仕事で、この地域の国境地帯を何度も訪ねました。その記録を残してくれたのは、相棒の写真家・佐藤憲一氏です。

彼の写真をもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。ある友人のすすめで、旅行サイトとして立ち上げ、この地域に関心のある人たちの渡航をお手伝いしながら、佐藤氏の写真を紹介することにしました。

いわば、このサイトは北東アジアのリアルを伝えるドキュメンタリーサイトでもあります。

ぜひアクセスしていただけるとさいわいです。そして、一緒にこの地域の国境を訪ねる旅に出かけませんか。
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by sanyo-kansatu | 2017-04-08 12:06 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 04月 03日

桜が咲き、春が来ました。今月16日はイースターです(ツアーバス路駐台数調査 2017年4月)

今年の東京の桜の開花宣言日はずいぶん早かったのですが、その後、雨や気温の下がる日が続き、4月に入っていっせいに満開を迎えました。新宿5丁目界隈も、花園神社の桜が咲き乱れ、多くの外国客が訪れています。

東京医科大通りは、アジア系から欧米、東欧、中東、中南米など、実に国際色豊かなツーリストが歩いています。今年のイースターは16日なので、これからもっと増えることでしょう。
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このふたり組の女性は東南アジア客です。
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そして、この写真は、新宿5丁目のとあるお宅に民泊する中国系のファミリーの様子です。

これらの光景は、東新宿では日常となっています。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(土)未確認
2日(日)11:50 4台
3日(月)12:00 4台
4日(火)11:40 1台(※明治通り沿いは路駐だらけでバスの入り込むスペースがないせいかも)
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イースターが近づいたせいか、春めく東京医科大通りは、この日も若い欧米人ツーリストが多く歩いていました。

5日(水)未確認
6日(木)未確認
7日(金)12:20 4台
8日(土)未確認
9日(日)未確認
10日(月)12:40 4台
11日(火)11:40 3台
12日(水)12:00 4台
13日(木)11:50 3台
※最近、中国人団体居酒屋「金鍋」の昼間の営業中に日本人客が増えてきました。550円くらいからランチを出し、店の前で客引きもはじめたからです。この日、ランチで立ち寄ると、正午過ぎ、中国の団体客薬35名が入店してきました。この日は良い天気だったので、中国客のみなさんも楽しげでした。(→その様子https://youtu.be/Ig8iZo8Q5qc

14日(金)12:40 4台
15日(土)未確認
16日(日)未確認
17日(月)11:40 3台
18日(火)12:50 2台
19日(水)未確認
20日(木)12:20 3台
21日(金)11:20 2台
22日(土)未確認
23日(日)未確認
24日(月)未確認
25日(火)11:50 3台
26日(水)未確認
27日(木)13:20 2台
28日(金)未確認
29日(土)未確認
30日(日)未確認
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by sanyo-kansatu | 2017-04-03 12:38 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)