ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

inbound.exblog.jp
ブログトップ

タグ:エアライン・クルーズ・鉄道・バス ( 204 ) タグの人気記事


2017年 09月 24日

対馬を訪れる韓国客40万人。理由はexpected unfamiliarity(似てるけどどっか違う)という国境特有の体験

今週金曜日、東京ビッグサイトで開催されているツーリスムexpoジャパンに行ってきました。


ツーリスムexpoジャパン
http://www.t-expo.jp/

会場では各種セミナーが行われています。そのひとつがボーダーツーリズム推進協議会のセミナーでした。

ボーダーツーリズム推進協議会
https://www.border-tourism.com/
ボーダーツーリズム(国境観光)って何だろう? (2017年 07月 14日 )
http://inbound.exblog.jp/26987824/

ボーダーツーリズムの魅力をテーマとしたこのセミナーでは、3つの話がありました。

第1部は、先月ロシアのハバロフスクから中国の撫遠の国境を渡った北海道大学の岩下明裕先生の旅報告でした。

b0235153_16415684.jpg
ハバロフスクから中国に船で渡る「中露国境紀行2017」ツアー募集中
http://inbound.exblog.jp/26862674/
b0235153_16425851.jpg

この国境は、昨年まで外国人が自由に渡航することができなかった場所で、1969年には中ソ国境紛争のため戦闘まで起きていた敏感な場所でした。1990年代以降、この地域に頻繁に足を運び、中ロの国境画定に向けた両国の取り組みを調査してきた岩下先生も「まさかこのような場所に、日本人が団体ツアーで訪れ、記念撮影をするような時代になったとは」と感慨もひとしおという感じでした。


この国境については、今年すでに数名の日本人が個人で渡っています。

超マニア向けボーダーツーリズム「中ロ国境(ハバロフスク・撫遠)」を渡った日本人の話 (2017年 07月 17日)
http://inbound.exblog.jp/26994535/

第2部は「ボーダーツーリズムの発信都市・稚内市からの報告」でした。

b0235153_16433605.jpg
サハリン南部が日本領だった戦前期には、稚内とサハリンの港町コルサコフ(大泊)、ネヴェリスク(本斗)の間には定期航路がありました。1999年に開始されたコルサコフとの定期航路は、乗客不足に悩まされながらも細々と続けられています。


今年6月、ぼくはサハリンに初めて行ってきましたが、まさに「日本にいちばん近いヨーロッパの田舎町」で、とてもいいところだと思いました。すでに本ブログにかなりの文章を写真を載せています。


第3部は「対馬・釜山の国境を見る、感じる、渡る。学ぶ<日本で最も手頃なボーダーツーリズム>」で、九州大学の花松泰倫先生の話でした。

b0235153_16443651.jpg
これはとても面白かったです。2012年以降、対馬を訪れる韓国人観光客は年々増えているのですが、今年はついに40万人近い人たちがこの島を訪れる勢いだそうです。なにしろ対馬と釜山の距離は福岡より圧倒的に近く、わずか50㎞です。しかも対馬の人口は3万人。一方釜山の人口はその100倍以上の345万人。いまや釜山の市民を中心に、韓国の人たちにとって対馬は近くて安くてお手軽な日帰り海外旅行先になっているのです。
b0235153_16450665.jpg

彼らは自然の豊かな対馬で、トレッキングやキャンプ、サイクリング、海水浴、釣りなどのアウトレジャーを楽しむ人が多いとか。

b0235153_16463690.jpg

あまりに韓国客が増えて「韓国客お断り」の表示を出す飲食店もあり、地元での社会的軋轢も生まれているとのこと。これだけ韓国客が訪れると、その経済効果は島にとってありがたい話ですが、わずか人口3万人の島に年間40万人の外国客が訪れるということは、しかもここ数年の話ですから、島民の人たちの生活に、さまざまなストレスを生んでいることは確かでしょう。

b0235153_16464135.jpg

このセミナーでは、こうした現状も含め、もっと日本人も対馬を訪れることを推奨しています。地元の人たちから歓迎されることはうけあいですし、何より面白いのは、対馬を訪ねた後にフェリーで釜山も訪ねてみることで、まさにボーダーツーリズムの面白さを体感できるというわけです。


なぜ対馬にこんなに韓国客が増えたかという理由について、花松先生は説明します。

b0235153_16464425.jpg
なにしろ釜山からフェリーで1時間(料金は800円)。安くておいしい日本食と免税店の買い物。そして、expected unfamiliarity(似てるけどどっか違う)という国境地域特有の体験が彼らを惹きつけているといいます。


同じ体験は日本人が対馬から釜山に渡ったとき、感じるはずです。


福岡から対馬経由で釜山に渡り、福岡に戻ってくるという旅は、必ずしもツアーでなくても体験できそうです。ただし、対馬の歴史を学んだり、地元のおいしい食を味わったりとなると、ガイドの人に案内されたほうがずっと面白そう。いつの日かぼくも行ってみたいと思います。


[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-24 16:53 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 15日

サハリン近郊の町への「路線バスの旅」も楽しい

テレビでもよくやっている「路線バスの旅」。海外で同じことをやっても楽しいものです。

サハリンは鉄道の本数が少ないため、ユジノサハリンスクを中心に近郊の町同士の路線バスが普及しています。今回は、ユジノサハリンスクからコルサコフ、ドリンスクからユジノサハリンスク、ユジノサハリンスクからホルムスクの移動はバスを利用しました。幹線道路は舗装されていて快適です。地元の人と一緒にバスで旅するのは面白いです。

ユジノサハリンスク駅を背にした右側にバスターミナルがあります。
b0235153_17415592.jpg

近郊の町にはたくさんのバスが出ているので、少し遠目の場所は事前に発車時刻を調べて乗車券を購入することになりますが、コルサコフやドリンスクへは10数分感覚でバスが出ているので、バスの番号と行き先を確認してバスに乗り込みます。
b0235153_174293.jpg

ターミナルの周辺には、バスを待つ乗客がいます。
b0235153_17422987.jpg

b0235153_17424047.jpg

b0235153_17425024.jpg

手前のブルーのバスはコルサコフ行きです。
b0235153_1743223.jpg

出発時刻を待つ運転手のスナップ。
b0235153_17432450.jpg

コルサコフ行きのバスは片道125RB。バスの中で運転手に払います。南に向かって約50分も走ると、海が見えてきます。

これはコルサコフ港です。桟橋の手前の小さなフェリーは稚内行きのペンギン33号です。
b0235153_17434734.jpg

北海道サハリン航路株式会社
http://hs-line.com/

これはドリンスクから乗ったユジノサハリンスク行きのバスです。片道140RB。約1時間の旅です。
b0235153_17441487.jpg

ホルムスク行きはミニバスに乗ります。片道350RB、所要2時間。本数は1時間に1本です。
b0235153_17442884.jpg

ホルムスクはサハリンの西海岸にあり、ユジノサハリンスクから山を越えて走ります。道中、真っ赤な鳥居とチャイナ風の家が見えます。結局、なんだかわかりませんでしたが、ロシア人からみると、日本と中国はミックスされてしまっているのだと思います。
b0235153_1744479.jpg

山間にはきれいにペイントされたコテージがいくつもありました。前には農園があり、これはロシア人が夏を過ごす菜園付きセカンドハウスのダーチャです。
b0235153_1745132.jpg

ミニバスの中は狭いので、乗客は片寄せあって乗っているのですが、カメラを持つぼくを見て、ある若い男性は窓側の席を譲ってくれました。そういう気遣いをする人たちなんです。

しばらくすると、港が見えてきました。ホルムスクからはロシアへの航路もあります。
b0235153_17451917.jpg

いつもそうなのですが、午後になると海霧が晴れて、青空が見えてきました。ホルムスクは港に沿ってできた町で、すぐに丘があり、団地が並んでいます。
b0235153_17453534.jpg

これがホルムスクのバスターミナルです。
b0235153_17454711.jpg

さらに南に向かうネヴェリスク方面などの時刻表です。
b0235153_17461251.jpg

[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-15 17:46 | ノービザ解禁!極東ロシア | Comments(0)
2017年 09月 15日

ロシア人と一緒に乗るサハリン夜行列車の旅

サハリンは南北950km近い細長い島で、南部に位置する州都のユジノサハリンスクから南端に近いコルサコフまでと、東海岸北部の終点、ノグリキまでが鉄道で結ばれています(その他、いくつかの支線もあります)。

日本では夜行の旅は豪華列車でしか体験できなくなって久しいので、海外に行くと必ず乗りたくなります。ユジノサハリンスクからノグリキまでの列車は1日2本。どちらも夜行寝台の旅になります。

以下、その道中記です。

「вокзал」(ロシア語の駅)と正面に書かれたユジノサハリンスク駅。1906年12月開業で、46年1月まで豊原駅でした。
b0235153_9574034.jpg

2013年に改装された駅構内はノグリキ方面行きの乗客で混んでいました。
b0235153_9575684.jpg

これは昼間ユジノサハリンスク散策する前に駅に来て、スーツケースを一時預かりしているときのカットです。駅の地下にあります。
b0235153_9581426.jpg

18時34分発の列車に乗りました。ノグリキ行きは、22時40分発の「急行サハリン」もあるのですが(きっと鉄道ファンならこちらを選ぶことでしょう)、ノグリキ到着が午前10時半近くになるため、できる限り、現地の滞在時間を延ばそうと9時前に着く早い列車にしました。
b0235153_9583694.jpg

サハリン鉄道の車掌さんは優しいです。大半は女性で、お母さんのような仕事ぶり。コンパートメントで寝ていても、到着の15分前には起こしてくれます。
b0235153_959450.jpg

これが1等寝台のコンパートメントです。
b0235153_9593012.jpg

この時期、なかなか日が暮れませんが、天候はいまいち。ポロナイスクまでは海沿いを走るのに、暗い海岸線しか見えません。

驚いたのは、サハリンではコンパートメント内での飲酒はNGなこと。駅でもバーではビールが飲めても、売店には売っていません。ウォッカを1本バッグに忍ばせていたので、缶詰をつまみに一杯という計画は果たせませんでした。とても残念というほかありません。

周囲のロシア人乗客を見渡すと、夜行列車のお供はカップラーメンでした。
b0235153_1001447.jpg

客車内にはお湯の給水器があり、ロシア人たちもカップラーメンやインスタントコーヒーを飲むとき、利用していました。ロシアのカップラーメンは、日本にはない独特のスープで新鮮な味わいですが、麺はいまいちか。
b0235153_1003427.jpg

そんなわけで、ノグリキまでの13時間は少し退屈でした。ロシア語ができたら楽しいのにと思いましたね。

朝目を覚ますと、車窓の風景はすっかり変わっていました。ポロナイスクから北は内陸を走るので、美しい山並みや白樺林が見えます。

コンパートメントの外に出ると、ひとりの男の子がこちらを見て微笑んでいました。不思議なことですが、この男の子、同行している写真家の佐藤憲一さんによく似ているんです。
b0235153_10173.jpg

そうこうするうちに、ノグリキ駅到着です。サハリン南部とは違い、真っ青な快晴でした。駅に向かって右に停車しているバスは、サハリン最北端のオハ行きのバスです。1日1本しか走っていません。
b0235153_1025732.jpg

さて、ノグリキは静かな田舎町で、のんびり散策したり、タクシーに乗って港に行ったりしました。同じ日の夕方の列車でポロナイスクに向かうことになっていました。

サハリン鉄道終点の町、ノグリキのなんてことのない歩き方
http://inbound.exblog.jp/27119084/

駅の待合室は混雑していました。
b0235153_103319.jpg

16時44分発のユジノサハリンスク行きに乗り込みます。この日は夜行ではなく、深夜近くにポロナイスクで降りる予定です。
b0235153_103529.jpg

本数が少ないだけに、ほぼ各駅停車で列車は南に向かって走ります。途中駅からもどんどん人が乗り込んできます。
b0235153_1042721.jpg

ロシア人の乗客たちは男性も女性も、駅に停車するたびに外に出てタバコを吹かしています。
b0235153_1045911.jpg

しばらくすると、車窓の風景は白樺並木や広い平原に変わりました。
b0235153_1052226.jpg

b0235153_1054133.jpg

若いロシア人カップルが車窓を眺めながら、語らっています。
b0235153_106326.jpg

2等寝台を覗きに行くと、こんな感じ。若い乗客が多く、楽しそうです。
b0235153_1062792.jpg

手持ちのインスタントコーヒーに飽きたので、車掌さんに聞くと、紅茶を出してくれました。ロシアンティは砂糖を少し多めに入れるのがいいようです。
b0235153_10652100.jpg

夜9時半を過ぎると、ようやく日が落ちてきました。
b0235153_1074457.jpg

b0235153_1071454.jpg

ポロナイスクには23時27分着。駅の前にタクシーがいたので、すぐにホテルに直行しました。

これがポロナイスク駅です。
b0235153_108721.jpg

3回目の列車の旅は、ポロナイスクからドリンスクまでの夜行列車です。出発は、昨日到着した深夜23時半過ぎ。今回チケットはすべて日本で予約していたので、eチケットのまま乗っていたのですが、なぜかポロナイスクから乗るときは、乗車券を発行してくれました。
b0235153_1083244.jpg

深夜近くのポロナイスク駅待合室です。
b0235153_10902.jpg

列車が来ました。もう寝るだけです。
b0235153_1092147.jpg

ドリンスクはユジノサハリンスクの手前の町です。到着は朝5時半でした。
b0235153_1094719.jpg

運転手がピースサインをしてくれます。
b0235153_1010410.jpg

これがドリンスク駅です。
b0235153_10102242.jpg

さすがに3日連続で鉄道に乗り続けたので、相当くたびれました。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-15 10:10 | ノービザ解禁!極東ロシア | Comments(0)
2017年 09月 13日

サハリンまでフライト1時間40分、ヤクーツク航空の乗り心地

この写真はどこでしょうか?
b0235153_15321121.jpg

初夏の遅い夕暮れどき(午後9時過ぎです)を迎えたサハリンのユジノサハリンスク空港です。正面に見える機体は、成田とユジノサハリンスクを結ぶ直行便を運航しているヤクーツク航空。なんと成田からのフライト時間はわずか1時間40分。

ヤクーツク航空は、ロシア連邦サハ共和国のヤクーツクに本拠地を置き、ロシア国内や北東アジアに路線を持っています。2017年夏現在、成田からユジノサハリンスクへ週2便(火・金)定期運航しています。

ヤクーツク航空
http://www.yakutia.aero/en/moscow
http://www.yakutia.aero/en/moscow/japan-operations

チェックインカウンターは、成田空港第1旅客ターミナルビル(北ウィング)にあります。
b0235153_15325719.jpg

ユジノサハリンスク線の機長とCAさんを機内で記念撮影。帰りの便でも一緒だった右のCAさんは一見クールビューティだけど、話すと笑顔かかわいい人でした。
b0235153_15331156.jpg

短いフライトなので、機内食は軽食です。上は日本から積んだ往路のミール、下はロシアから積まれた復路のミールです。後者はシンプルそのものだけど、日本人にはパッケージも含めてちょっぴり新鮮かも。
b0235153_15332291.jpg

b0235153_15333237.jpg

成田から離陸し、日本列島を東北、北海道とほぼ縦断していきます。成田からの乗客は半分がアメリカ人、残り3割がロシア系、2割が日本人というところか。というのも、サハリンでは資源ビジネスのため、アメリカ企業の関係者やその家族などが乗り込んでくるからです。アメリカからサハリンへの直行便がないため、成田経由になるわけです。
b0235153_15335518.jpg

b0235153_1534611.jpg

ユジノサハリンスク空港の正式名称は「ホムトヴォ空港(Аэропорт Хомутово)」、日本統治時代は「大澤飛行場」でした。
b0235153_15341854.jpg

この空港は基本ロシア国内線がメインなので、国際線の入口はちょっとわかりにくく、ビルに向かって左側の小さなドアを開けて入ります。
b0235153_1534434.jpg

国際線の出発便タイムテーブルをみると、成田線は週2便ですが、この日ソウル線は1日2便あることがわかります。さらによくみると、北方四島のひとつである国後島の空港(Yuzhno-Kurilsk)への便があることも。運航しているのは、ロシア系のオーロラ航空のプロペラ機です。
b0235153_15345526.jpg

b0235153_15351726.jpg

成田に戻ってきました。サハリンから来たロシア人もいます。日本を訪れるサハリンの人たちはまだ少ないですが、今年1月、日本政府はロシア人への観光ビザの取得要件を緩和したことから、ロシアからの訪日客は少し増えています。
b0235153_15353263.jpg

これだけ近いのですから、日本人ももっと「ヨーロッパにいちばん近い田舎町」であるサハリンに行ってもらいたいです。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-13 15:35 | ノービザ解禁!極東ロシア | Comments(0)
2017年 09月 11日

中国の夏休みが終わり、バスは減ってきました(ツアーバス路駐台数調査 2017年9月)

9月になると、中国の夏休みが終わるので、めっきりバスは少なくなってきました。
b0235153_1802396.jpg

夏は家族で団体旅行に参加する中国の地方客が増えるので、子供の姿もよく見かけたものですが、最近見かけるのは、大人ばかりのツアーです。

先日は広東語も聞かれました。

さあ、この先団体客はだんだん減っていくのでしょうか。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(金)未確認
2日(土)未確認
3日(日)未確認
4日(月)11:50 3台
5日(火)12:30 4台
6日(水)12:20 2台
7日(木)12:40 3台
8日(金)12:20 2台
9日(土)未確認
10日(日)未確認
11日(月)13:30 1台
12日(火)12:20 2台、19:00 2台
13日(水)18:10 1台
14日(木)12:00 6台
※この日はバスが多かったです。新宿5丁目にあるインバウンド専門食堂3軒(林園、味仙荘、金鍋)はどの店も中国客でいっぱいでした。

15日(金)18:00 1台
16日(土)未確認
17日(日)未確認
18日(月)12:40 2台
※この日はバスの台数は少なかったけど、「金鍋」に中国客が多くいたので、久しぶりにランチしました。1階にも中国客の団体がいて、少し話を聞きました。30人くらいのグループは山東省の人たちでした。「昨日は台風でどこにいたの?」と聞くと「静岡」。「じゃあ富士山見えなかったね」というと「今日は大丈夫」と答えてくれました。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-11 13:59 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2017年 09月 09日

鳥取市の外国人向け大阪行きバス1000円は賢い施策だが、宣伝できていなくて残念

今朝、ぼくはFacebookで先月の広島行きの交通手段についてこんな書き込みをしました。

「今回広島にはLCCのスプリングジャパンを使いました、成田第3ターミナルまでのバス代は東京駅八重洲口発で1000円(ネット予約なら900円)、広島空港から市内までのリムジンバスは1370円です。これなら新幹線や高速バスより安く広島にいけそうです」

今回の旅は、外国人観光客の立場になって、なるべくお金をかけないで楽しもうと考えていたので、ちょっとした報告のつもりでした。
b0235153_1135880.jpg

b0235153_1133674.jpg

すると、ある友人から以下の返信がありました。

「広島空港からのバスが高いなと、以前からやや不満に思っています。他に手段がないんですよね...」

広島空港は市内から少し離れているので、そのくらいの料金はかかっても仕方がないとぼくは考えていたので、

「1時間くらいかかるので、まあ仕方がないかも。成田のように競合するバス会社はないでしょうし」と書き込んだら、

「何度か行きましたが、空港バスは1000円位までがありがたいですね。特に外国人目線であれば!」との返信。

そうか…。この友人は海外在住の人なので、「外国人目線」になると、そうかもしれません。なるほどと思いつつ、ぼくは再度こう書き込みました。ほとんど返しになっていませんが。

「ただ10月からシンガポール線が広島に飛ぶこともあり、バスの増便はしているようです」

それからしばらく。空港までのバス代1000円といえば、東京駅・成田空港間だけではないことを、ぼくは思い出しました。そして、再び書き込むことにしました。

「実は、鳥取市は大阪との高速バスを外国人に限り1000円(ふつうは3700円)にする助成をしています。まだ十分知られていないようで、利用者は少ないと聞きました。こういうことに助成をするのは、とても賢いやり方だと思います。PRに多額の税金を使うのに比べれば、安いものだからです。ただこんなに日本人の一般客と差をつけられてしまうのはどうなんだろう、という声もあるかもしれません。」
b0235153_1145159.jpg

外国人観光客限定超割引鳥取-大阪1000円高速バス
Only for foreign tourists! Special Price Bus!
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1492568317584/index.html
b0235153_1152754.jpg

これによると、今年6月から来年3月31日までの期間限定で、通常3700円の鳥取・大阪間の高速バス代が、市の助成により、外国人限定で1000円になっていることがわかります。

鳥取県には県庁所在地の鳥取市と東部の米子市に空港があるのですが、鳥取空港は羽田便のみの運航で、国際線はありません(米子空港はソウル便、香港便がある)。

つまり、鳥取県東部に外国人を送り込むには、米子空港以上に、関西国際空港から呼び込むのが効果的です。同じことは、国際線があるとはいえ、岡山や兵庫、徳島などでも実は同様です。

その意味では、拠点空港からのバス代を行政が助成するという施策は、実に賢いことです。広告代理店やコンサル会社に多額の税金を渡してPRしたところで、たいした効果がないし、個人旅行の時代、いちばん大事なのはアクセスのコストの軽減だからです。

ネットでざっと見たところ、岡山や徳島からの大阪行きバス料金は、鳥取県のような助成はやっていないようです。

もっとも、Facebookにも書いたように、ひとりの乗客として、自分は3700円払わなければならないのに、外国人は1000円というのは不公平? そんな気分がないわけではありません。そこで、鳥取市のバスセンターのカウンターのスタッフに、外国客の利用状況について聞くと「1日数名くらいでしょうか」というものでした。ほとんど活用されていないのが実態でした。

宣伝がほぼできていないせいだと思われます。バスセンターのラックにチラシが置かれていましたが、これでは目につきませんし、そもそもいまどきチラシをつくっても、外国人の手には届きません。鳥取に来てもらうためには、日本に来る前にこの割引運賃を知っておかなければ、旅行計画の材料にもなりません。
b0235153_1154781.jpg

鳥取市役所のHPの外国語ページをみても、載っていないようです。

鳥取市役所の外国語ページ
http://www.city.tottori.lg.jp/foreign/index.htm

せめて関空の外国語のアクセスページに載せていれば見る可能性もあるのでしょうが、鳥取市としては広告まで出す考えはないのでしょう。

関西国際空港の英語のアクセスページ
http://www.kansai-airport.or.jp/en/index.asp

こういうところに日本の自治体の限界が見えるというか、PR手法をもっとネットに集約すべきなのに、やることが中途半端で効果を生み出せていない実例にもなっている気がします。担当者が訪日外国人の実態をリアルに把握していないからでしょう。

とはいえ、これは自治体だけの問題というよりも、日本のIT力が国際的に圧倒的に弱いせいで、海外に通じる情報のプラットフォームをほとんど生み出せていないことがいちばん大きな問題でしょう。Live Japanの惨憺たるありさまはそれを象徴しています。

残念です。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-09-09 11:07 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 08月 27日

メディアもようやく中国「白タク」問題を報じ始めたようです

今朝のネットニュースで以下の記事が報じられています。

中国人白タク 横行 来日前予約、空港にお迎え スマホ決済、検挙困難(毎日新聞2017年8月27日)
https://mainichi.jp/articles/20170827/ddm/041/040/129000c

【上海・林哲平】旅行熱が続く中国からの観光客を当て込んだ「中国式白タク」が、成田空港や関西国際空港など日本各地の空港で横行している。「中国人による送迎・ガイド」をうたい、中国の業者に登録した在日中国人が自家用車を運転。集客から支払いまでスマートフォン上で完結するため、取り締まりを免れるケースが大半だ。急速なキャッシュレス化が進む中国。日本側の対応が追いついていないのが現状だ。

◇来日前に予約 空港にお迎え

中国式白タクは、運営する中国業者のスマホアプリで客が出発地と目的地、利用時刻を選べば、業者から日本にいる運転手に手配が届く仕組みだ。運転手が中国系のため、客は同胞意識と言葉が通じる安心感を抱く。

関西方面を旅行した際に利用した男性によると、飛行機が関西空港へ着陸すると、スマホに中国語で「あなたの運転手です。外でお待ちしています」というメッセージが届いた。指定された送迎用エリアでは、黒いワンボックス車の前でスーツ姿の男性が出迎えてくれた。空港から新大阪駅までタクシーでは1万8000円程度かかるが、白タクなら630元(約1万円)だ。

日本旅行の際によく利用するという上海の医師(46)は「便利だから使う。中国で日本人運転手がいれば使いませんか?」という。中国ではスマホを使った決済が市場でも使われるなど生活に浸透しており、自家用車を使った送迎サービスのアプリも人気だ。

関西国際空港タクシー運営協議会の川崎孝治専務理事は「中国の生活空間が日本の中にそっくり移ってきたようなもの」と指摘。中国の大手業者のアプリには東京1800人、大阪1200人など、日本各地で数千人の在日中国人らが運転手として登録している。

日本での中国式白タクの目撃情報は数年前から集まり始めた。有償で客を運ぶのに必要な国の許可を得ておらず、道路運送法違反にあたる疑いが強い。川崎専務理事は「タクシーは客の命を預かっている。保険がなく、事故があっても客や相手方が守られない」と取り締まりを求める。

また、日本での売り上げを中国で計上する業者も多いとみられ、日本で納税されることはない。近畿運輸局などは今年2度、対策会議を開き、成田空港会社も「警察との情報共有を進めている」と明らかにした。

ただ、支払いを含めてやりとりはすべてスマホ上で進められ、日本では客を運ぶだけ。警察の職務質問に運転手が「友人を乗せている」と答えれば、それ以上の追及は困難だ。

沖縄県警は今年6月、白タク行為をしていたとして、中国籍の男2人を道路運送法違反容疑で逮捕した。中国式白タクの初検挙だった。ただ、県警によると、別の事件で逮捕された両容疑者の口座などを調べる中で証拠を確保できた珍しいケースだった。近畿運輸局は「実態把握が難しい」と指摘している。


実は先月、ぼくは産経新聞の記者の方にこの問題で取材を受けています。

その記事は産経新聞8月3日の社会面に出ています。
b0235153_1172080.jpg

中国人観光客向け 在日「白タク」横行
東京富士山~格安1人8000円 ガイド付きも(産経新聞2017年8月3日)

(一部抜粋)在日中国人による無許可の「白タク営業」が空港や観光地で横行していることが2日、関係者への取材で分かった。主に観光で日本を訪れる中国人を対象にしているといい、人気観光地の沖縄では旅行シーズンを前に業者が摘発された。ただ、国内での金銭の受け渡しがないため、警察当局による摘発や全容解明は容易でないという、専門家からは「中国人観光客のニーズに適応しきれていない日本側にも問題がある」との指摘も上がっている。

同紙の取材でぼくはこう答えています。「摘発も大切だが、日本側が中国人観光客の受け皿となるサービスを充実させることも急務だろう」。ちょっぴり優等生すぎる発言にまとめられてしまっていますが、まあそういうことでしょう。

これまで本ブログでもこの問題は何回かに分けて説明してきました。

成田空港で中国系白タクの摘発が始まる!?
http://inbound.exblog.jp/26867015/
日本国内で増殖している中国の配車アプリとはどんなサービスなのか?
http://inbound.exblog.jp/26867237/
中国でライドシェア(配車アプリサービス)が一気に普及した理由
http://inbound.exblog.jp/26874125/
中国配車アプリを利用した「越境白タク」の何が問題なのか?
http://inbound.exblog.jp/26876191/
タクシー運転手に聞く「日本のライドシェアが進まない理由」と今後すべきこと
http://inbound.exblog.jp/26891045/

今後の議論の行方を注視していきたいと思います。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-08-27 11:13 | 気まぐれインバウンドNews | Comments(0)
2017年 08月 22日

042 綏芬河駅に多くのロシア人が降り立った頃

b0235153_13412996.jpg

綏芬河駅はロシア国境に位置するため、2015年までは多くのロシア人客が利用していた。16年に、この辺境の地域にも高速鉄道駅が開通したため、現在東清鉄道時代から利用された駅は閉鎖されている。(撮影/2014年7月)

※この写真を撮った日は、朝9時半に列車が着くと聞いていたので、少し早めに駅に出かけて待っていました。しばらくすると、多くのロシア人が降りてきました。ロシア人が大挙して現れると、この辺境の中国の小さな町も華やかになります。この列車は大連発ハルビン経由なので、大連やハルビンでの滞在を楽しんだ後、ロシアにバスで向かうのでしょう。彼らは改札を抜けると、それぞれの団体が予約していたと思われるバスに分乗していきました。ここで一泊するために市内のホテルに向かう人や、国際バス乗り場に向かう人だと思われます。ちなみに、綏芬河駅は1898年開業で、以前はポグラニーチナヤ駅と呼ばれていました。


ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう(綏芬河編)
http://border-tourism.jp/suifenhe/
Facebook:ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
https://www.facebook.com/bordertourism.jp/
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-08-22 13:41 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 08月 22日

まだ中国の夏休み中、ツアー客は来ています(ツアーバス路駐台数調査 2017年8月)

8月に入って東京は雨続き。7月はあんなに暑かったのに、過ごしやすいといえばそうですが、ヘンな夏です。中国東北地方の南部にすむ友人に聞くと、昨年は大雨で大洪水に見舞われたというのに、今年は日照りだそうです。どこも気候がおかしくなってます。

まだ中国の夏休み中ですから、ツアー客は来ています。といっても、2014年頃に比べると、その勢いはありません。いまツアーで日本に来るのは、中国の地方都市の人たちですから、日本路線も以前に比べると若干縮小傾向にあるので、こうなるのも当然なのでしょう。今年、訪日中国客は伸び悩んでいます。9月以降が気になるところです。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(火)12:20 3台
2日(水)11:50 3台
3日(木)12:30 4台
4日(金)12:00 3台
5日(土)未確認
6日(日)未確認
7日(月)11:50 3台、17:40 2台
8日(火)12:20 4台
9日(水)未確認
10日(木)12:10 5台
11日(金)未確認
12日(土)未確認
13日(日)未確認
14日(月)12:00 4台、17:30 2台
15日(火)未確認
16日(水)未確認
17日(木)未確認
18日(金)12:10 5台、17:30 2台
19日(土)未確認
20日(日)未確認
21日(月)12:30 4台
22日(火)12:40 6台
b0235153_13272183.jpg

b0235153_1327349.jpg
b0235153_13274017.jpg

23日(水)11:40 6台
24日(木)12:20 4台
25日(金)11:30 6台
26日(土)未確認
27日(日)~31日(木) 未確認
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-08-22 13:27 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2017年 08月 21日

ついに起きてしまった。運転できないはずの中国人レンタカードライバー事故

先週、ついに起きてしまいました。日本では運転できないはずの中国人レンタカードライブ事故です。 

中国本土の観光客は日本でレンタカーの運転はできません (2015年09月05日)
http://inbound.exblog.jp/24859203/

地元メディアは以下のように報じています。

自転車の列 外国人運転レンタカー突っ込む 大学生4人重軽傷 北海道洞爺湖町(北海道ニュースUHB2017年8月17日)
http://www.uhb.jp/news/?id=2474

8月17日午後、北海道洞爺湖町の交差点で、ツーリング中の大学生の列に乗用車が突っ込む事故があり、4人病院に搬送され、うち1人は骨折の重傷です。

事故があったのは、洞爺湖町成香の道道と町道の交わる交差点です。

きょう午後2時30分ごろ、1列で走っていた5台の自転車の前から2番目に、交差点を曲がってきた乗用車がぶつかり、後続の3台も巻き込まれました。

この事故で、男子大学生4人が病院に搬送され、うち1人が骨折の重傷、3人が軽傷です。

車はレンタカーで、旅行に来ていた中国国籍の会社員の男性(37)が運転していました。

現場は、信号機のない交差点で、乗用車の側に一時停止の標識がありました。

警察は、運転手の男性から事故の状況を詳しく聞き、原因を調べています。


数年前からすでに沖縄や北海道では、外国人レンタカー事故が増えていたようです。

外国人観光客の交通事故激増が社会問題化…信号無視で日本人死亡事故も発生(Business Journal2017.01.16)
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17726.html
外国人レンタカー事故急増 業界、ステッカーで対策強化(琉球新報2015年12月31日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-196811.html
北海道では外国人観光客による交通事故の増加が深刻だった(Naverまとめ2017年02月18日)
https://matome.naver.jp/odai/2148734613224834201

今回の事故は、真夏に起きたものですが、北海道は雪道の運転がアジアの人たちには難易度が高いだろうという懸念はすでに指摘されていました。

外国人観光客と冬道事故(安全運転管理あれこれ記 交通コンサルタント小林實)
http://www.signal-net.co.jp/2011/02/post-460.html

この事故に関して、まだそれほど大きな反響はないようですが、ネットに少し反応が出ています。

中国の運転免許は日本で無効なのに中国人のレンタカー利用者が増加中(2017年8月18日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20170818-00074684/

北海道の洞爺湖で中国の国籍を持つドライバーがレンタカーで自転車の列に突っ込み、大学生4人重軽傷という事故を起こした。このドライバーが日本で有効な運転免許証を持っていたのか不明ながら、基本的に中国の免許だと日本で運転出来ない。本来ならレンタカーも借りれないのだけれど、驚く状況が起きている。

海外からの観光客多い沖縄では、2015年に17,7%もの中国人がレンタカーを利用していたという。北海道でも徐々に増加していると言われており、危惧する声も多い。なぜ中国の免許が危険なのか? 交通法規の共通化をすすめている『ジュネーヴ条約』に中国は加入していないからだ。したがって運転の常識からして異なる。

ジュネーヴ条約に加入している国同士や、2国間で協定を結んでいる国(ドイツやフランス、台湾など)は相互の免許証が有効ながら、中国の免許証についていえば無効。つまり無免許運転ということ。なぜ日本でレンタカー出来るのか? 『レコードチャイナ』という中国の情報を伝えるネットメディアによると、偽造が多いという。

中国ではフィリピンや香港の免許をネットで買えるそうな。フィリピンはジュネーヴ条約に加入しているため、日本でも有効。香港の免許もイギリス統治時代からの継続措置で有効になっている。ちなみに日本人が中国でクルマを運転しようとしても、こういった脱法手段が無いため改めて中国の免許を取らないと運転出来ない。

いずれにしろジュネーヴ条約に加入していない国の免許は使えない。脱法行為で取得した国際免許も同じ。このあたり、レンタカー会社でキチンと確認し(基本的に中国パスポートでその他の国の免許を持っている人は希少)、無免許運転を防止すべきだと思う。海外からの観光客は大きな産業ながら、安全の担保はもっと重要だ。


これは自動車評論家の国沢光宏さんのyahoo!での連載「知らないと損する自動車情報」(https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/)で書かれたものです。

少し古いデータですが、中国では年間26万人が交通事故でなくなるそうです。

交通事故で年間26万人が死亡、日本に比べ中国の交通死亡事故が多いのはなぜか(レコードチャイナ2016年4月5日)
http://www.recordchina.co.jp/b132541-s0-c30.html

この記事によると「中国の2013年の交通事故による死者は26万1367人」だそう。

(以下、一部抜粋)「日本の人口は中国の約10分の1。2012年3月時点の自動車登録台数は4800万台で、1世帯当たりの平均保有台数は0.93台だった」「中国の自家用車保有台数(2015年時点)は1億2400万台、100世帯当たり31台を持っている計算」と紹介し、「日本の状況を見ると『車社会の到来イコール交通事故の多発』にはならないことが分かる」と指摘。中国で毎年2000万〜3000万人の新人ドライバーが路上に出ることで「確かにリスクは高まる」としながらも、交通事故が繰り返し発生する主な原因としてドライバーのルール違反や歩行者の信号無視、設備の不適切な設置など人為的な問題を挙げた。

気になるのは、中国のネットをみると、日本でレンタカーに乗るための裏ワザ情報が公然と紹介されていることです。簡単にいうと、日本と同じジュネーヴ条約に加入しているフィリピンで国際免許を取り、日本で使えばいいというのです。

有中国驾照,想去日本租车,可以吗?
想去日本自由行,想租车自驾,只有中国驾照,需要考国际驾照嘛?
https://www.wukong.com/answer/6438199906761965826/

ここまでやるか! という感じです。やはり、この問題も含め、中国人観光客の周辺で派生するさまざまな問題について、国レベルでの相互の話し合いが必要だと思われます。ただ、いまの習近平政権相手だと、簡単ではなさそうです。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2017-08-21 11:28 | 気まぐれインバウンドNews | Comments(0)