ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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タグ:エアライン・クルーズ・鉄道・バス ( 185 ) タグの人気記事


2013年 03月 03日

春到来、バスは戻ってくるか?(ツアーバス路駐台数調査 2013年3月)

3月に入り、東京は心持ち春めいてきました。バスは戻ってくるのでしょうか。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(金)18:20 0台
2日(土)未確認
3日(日)未確認
4日(月)13:20 2台(うち1台は20人乗りマイクロバス。中国のネット大手旅行会社C-Tripのツアーでした)
5日(火)20:10 0台
6日(水)18:30 0台 
*ただし、中国団体客専門の中華料理店「林園」」のネオンはついていたので、ツアーの予約は入っていると思われる。

7日(木)18:50 0台
8日(金)18:40 0台
9日(土)未確認
10日(日)未確認
11日(月)未確認
12日(火)20:30 0台
13日(水)18:20 1台
14日(木)18:40 0台
15日(金)18:50 3台
*久しぶりに3台のバスが来ていました。うち1台は広東省からのツアーだと思われます。
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16日(土)未確認
17日(日)未確認
18日(月)18:20 2台
*今日は比較的若い人が多いツアーでした。バスを降りると、一眼レフであれこれ撮っている女の子もいます。みんな仲良く「林園」で夕食です。

19日(火)19:20 1台
20日(水)未確認
21日(木)18:10 1台
22日(金)18:40 0台
23日(土)未確認
24日(日)未確認
25日(月)18:50 1台
26日(火)~31 日(日) 沖縄出張のため、未確認
※桜シーズン真っ盛りだっただけに、どの程度のバスが来たか知りたかったのですが、申し訳ありません。
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by sanyo-kansatu | 2013-03-03 15:05 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2013年 02月 14日

定点観測ツアーバス調査のまとめ(中間報告)

2月13日、「二水会」という観光関連の交流会で、お話をすることになりました。幹事の方から「中国インバウンドの話をしてください」といわれていたのですが、日中関係が政治的に緊張するさなか、大局的な意味での今後の展望などぼくにはできるわけありませんし、そもそも3月の習近平政権の本格的始動で、再びどんな揺り戻しがおこるかわかりません(いまは北朝鮮核実験の直後で、中国政府も日本に対する挑発を一時的に緩めているだけかもしれません)。

その一方で、昨年秋の尖閣問題再発以降、新宿5丁目に現れるバスはめっきり姿を消していたものの、1月下旬ころから徐々に姿を現わし始めていました。中国からの団体ツアーは数は少ないながらも、動き始めていたのです。さらに春節期間中、とくにそのピークと思われる13日、新宿5丁目および歌舞伎町界隈にはインバウンドバスを多く見かけました(さすがに、2012年、11年、10年とこの3年間の春節に比べるとその勢いは控え目だったとはいえますが)。

いうまでもないことかもしれませんが、中国の民間レベルでは、政治向きの話とは違った動きが起こるものだということをあらためて実感します。

さて、そんなわけで、「二水会」では、日中間の大局の話とは真逆のミクロな世界――再び姿を現し始めた中国ツアー客の動向や実態についてお話しすることにしました。そのうえで、ふだん定点観測している「新宿5丁目中国ツアーバス路駐台数調査」の2011年11月~13年2月までのデータをこの機にまとめてみようかと考えました。以下、「定点観測ツアーバス調査のまとめ(中間報告)」ということで、お話しをするために用意したレジュメとメモを記すことにします。

新宿5丁目ツアーバス路駐スポットから見る中国インバウンドの現在   2013.2.13

ぼくの事務所は、東新宿にあります。そのすぐそば、新宿5丁目にある伊勢丹パークシティをはさんだ明治通り沿いは、中国客を中心にアジアからの団体ツアーが歌舞伎町散策と夕食をとるために訪れる、知る人ぞ知る「インバウンドバス路駐スポット」です。

仕事帰り、ぼくは毎日そこを通るので、以前からたまにバスが何台停まっているか、カウントしたりしていました。暇なときには、運転手さんに声をかけて、中国のどの省から来た人たちか。何人くらいのどんなツアーなのか、尋ねることもあります。

2011年11月以降、ツアーバスの路駐台数をカウントしてブログに載せることにしました。実際、中国客が大挙して来日した2010年、12年の夏は多い日には5~7台も停まっていましたが、尖閣問題が再発した2012年の秋以降はほとんど見かけません。

こうしたミクロな世界から見えてくる中国インバウンドの現在を、今回は報告します。

【MEMO】
●調査のきっかけ(定点観測-新宿5丁目中国ツアーバス路駐台数調査)

・2010年4月東新宿に事務所移転。通勤途上の横断歩道で中国団体客に遭遇。いったい彼らは何者か?
・伊勢丹パークシティ前――ツアーバスの路駐スポット(都心の駐車場不足問題と関連) 
・東新宿という場所――都内におけるホテル集中地区のひとつ。ただし、西新宿と違い、宿泊特化型ホテルが多い。近年新規オープン多し。実際、欧米系、アジア系のFITの姿を多く見かけるエリア。 
・中国客専用中華食堂の存在(「林園」「馥園」) 

一般にメディアでは中国インバウンドの話題は小売店で中国客が見せる購買実態と結び付けられて語られることが多かったが(とくに2008年以降)、彼ら旅行者の視点に立てば、滞在中のすべての「体験」が「日本」を評価する対象になる。リピーターもそこから生まれる。そこで、この定点観測では、ひとまず日々の路駐バス台数をカウントするのを基本としながら、ときに運転手やガイドなどにも話を聞くことで、日本ツアーの実態を探ることにした。

●経過 2011年11月~13年2月

震災の影響未だありか(ツアーバス路駐台数調査 2011年11月)
回復の兆し見える(ツアーバス路駐台数調査 2011年12月)
春節つかのまのバスラッシュ(ツアーバス路駐台数調査 2012年1月)
すっかり姿を消す(ツアーバス路駐台数調査 2012年2月)
あいかわらずバスは来ず(ツアーバス路駐台数調査 2012年3月)
花見のピークにバスも過去最多(ツアーバス路駐台数調査 2012年4月)
ついに中国専用食堂に潜入(ツアーバス路駐台数調査 2012年5月)
ほぼ毎日バス来訪(ツアーバス路駐台数調査 2012年6月)
バスの数目立って増加(ツアーバス路駐台数調査 2012年7月)
都心に駐車場がない問題(ツアーバス路駐台数調査 2012年8月)
尖閣問題再発(ツアーバス路駐台数調査 2012年9月)
国慶節もバス現れず(ツアーバス路駐台数調査 2012年10月)
昨年に比べさびしすぎる(ツアーバス路駐台数調査 2012年11月)
ちらほら現れる(ツアーバス路駐台数調査 2012年12月)
南湖国旅のバス現る(ツアーバス路駐台数調査 2013年1月)
春節くらいはこうでなくちゃ?(ツアーバス路駐台数調査 2013年2月)

●中間報告(わかってきたこと・考えたこと)

・この1年数か月の日中関係の変転とツアーバス台数には、当然のことながら、強い相関関係がある。
・12年4月(桜シーズン)と8月(夏休み)は過去最多→12年の訪日中国人数143万人はこの時期稼いだことがわかる。
・ここに来るのは初来日のゴールデンルート組。ツアーの実態は「弾丸バスツアー」→中国旅行会社のHPでツアー造成状況がチェックできるため、検証可能(やまとごころ連載18回で報告します)。
・ここには市場の成熟度が進んだ上海客はいない(と思っていたが、そんなことはないようでした→ツアーバス調査2013年2月参照)。多くは、広東省を筆頭に一級都市かたまに二級都市の住民。そのせいか、ある友人が新宿5丁目で中国客に遭遇したときのことば―「なんだ、(連中、金持ってるというけど)ただの田舎モンじゃないか」―も一般の日本人の目から見れば無理もない面もある(中国人は一般に海外旅行だからと着飾ったりしないし、そもそも「弾丸バスツアー」の乗客である。ファッションにうとい中高年が多いので、洗練された印象はまずない)。

(参考)
一級都市:北京、天津、沈阳、大连、哈尔滨、济南、青岛、南京、上海、杭州、武汉、广州、深圳、香港、澳门、重庆、成都、西安
二級都市:石家庄、长春、呼和浩特、太原、郑州、合肥、无锡、苏州、宁波、福州、厦门、南昌、长沙、汕头、珠海、海口、三亚、南宁、贵阳、昆明、拉萨、兰州、西宁、银川、乌鲁木齐

訪日中国客とひとくちで言っても、143万人のうち、商務・公務旅行や親族訪問、留学生など、観光以外の目的の渡航者も3~4割はいる。また観光目的でも、近年個人ビザ取得者が増えている。

それでも、全体でみれば団体ツアー客の比率はまだ高いといえる。中国にはまだたくさんの潜在的な「初来日組」がいることは確か。

である以上、もし訪日客数を稼ぎたいのであれば、この層を増やすのが手っ取り早い。でも……それでいいのか?

なぜなら、中国からの団体ツアーが抱えるふたつの問題があるからだ。これが、今回の「まとめ(中間報告)」の結論である。

①低すぎる日本ツアー価格の相場観の定着 ……中国では日本ツアーの価格は5000元くらい、という相場観が定着。「安かろう悪かろう」ツアーが蔓延した結果、日本という旅行先は、中国からみて実情以下に低く見積もられてしまった。残念である。

②ツアーのマンネリ化 ……現状では、定着しているコースは東京・大阪ゴールデンルート+北海道しかほぼない。

今後の課題は、それをいかに打破するか。

そのためには、こつこつとツアーのバリエーションを増やすことだろう。安いツアーがあってもいいが、現状のように「それだけ」では困る。なんとしても、従来にはない高価格のツアーを造成することで、価格帯の幅を広げることだろう。これからは単なる地域の観光PRではなく、どうやったら価格帯を上げることができるか、具体的な方策を考えなければならないと思う。
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by sanyo-kansatu | 2013-02-14 07:55 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2013年 02月 03日

春節くらいはこうでなくちゃ?(ツアーバス路駐台数調査 2013年2月)

今年の春節はすっかり諦めていたのですが、1月下旬ころから、新宿5丁目に中国からのツアーバスが姿を見せ始めました。2、3日おきに1台やって来るという感じです。とても回復と呼べるようなものではありませんけれど。

先月の調査で広東省の南湖国旅という旅行会社のツアーが来ていたことから、同社のサイトを調べたところ、春節休み中に日本ツアーが催行されていることを知ったのはすでに報告しました(2月3日に再チェックするとその日出発のツアーの募集締め切りは終わったのか、なくなっていましたが、2月下旬からのツアーの募集は告知されています)。同様に、上海の旅行会社のサイトをみると、同じ時期にツアーが催行されています。もちろん、昨年の春節時に比べるとわずかな本数のようですが。

さて、今年の春節にはどのくらいバスが来るのか。引き続き、定点観測を続けることにしましょう。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(金)13:00 1台
      19:10 1台(さらに靖国通りの中国大飯店前にも1台発見)
※この日の夜11時頃、西新宿の西口思い出横丁(昔しょんべん横丁といっていたはず)の岐阜屋という中華料理屋台に入ると、男2人女2人の若い中国人観光客がいました。「どこから来たの?」と聞くと、西安、瀋陽、北京、済南とそれぞれいろんな土地の名を言うので、日系企業の社員の報奨旅行ではないかと思われます。ヒルトンに泊まってるそうです。インセンティブツアーは徐々に再開されていると聞きましたが、そのとおりのようです。

それにしても、なぜわざわざ彼らはこの店を選んだのか? この店は調理人のほぼ全員が中国人でもあり、数ある思い出横丁の店の中で、どうしようもなく中国的ローカルな雰囲気が漂っているからではないでしょうか。思うに、初来日した彼らには、いわば「日本疲れ」とでもいう感じがあって、ここに吸い寄せられたというようなことなのかなと。日本人がヨーロッパ旅行中、みそ汁とかラーメンが食べたくなるのと同じようなことなんでしょうね。

2日(土)17:50 2台
※バスを降り、明治通りの信号を渡って「林園」に向かう中国客のみなさんと偶然出くわしました。広東省から来た人たちのようです。同じ中国客といっても、旅行会社が募集した団体ツアーと、昨日会った人たちのようなインセンティブツアー客の滞在中の自由度や出没エリアはずいぶん違うことがわかりますね。
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3日(日)未確認
4日(月)未確認
5日(火)17:20 0台
6日(水)18:50 0台
7日(木)18:20 0台
8日(金)18:50 0台
9日(土)未確認
10日(日)未確認
11日(月)未確認
12日(火)19:10 3台
※ついに春節期間に入りました。連休明けの今日、バスは来ていました。3台のうち1台はマイクロバス。また1台は南湖国旅のバス。同社のホームページに掲載されていた通り、ツアーは催行されていたことが確認できました。

13日(水)12:00 2台
       18:30 5台
※それだけでなく、靖国通りにも停車しているバス発見。歌舞伎町周辺は回遊するバスが何台も見られた。まあ春節くらいはこうでなくちゃ?

14日(木)18:10 2台
※この日のバスのうち、1台は珍しく上海からのツアー客でした。バスの扉のそばに旅行会社とツアー名(「上海錦江旅游有限公司 锦悦-日本精华特惠6日」)が書かれています。そこで、同社のサイトをネットで調べたところ、ありました。2月11日発「锦悦-日本精华特惠6日」。ツアー行程によると、4日目のスケジュールには以下のように書かれています。

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第 4 天 横滨-东京

横滨:【山下公园】【横滨中华街】→东京:【雷门观音寺】【仲见世商业街】【综合免税店】【新宿都厅大厦】【新宿歌舞伎町】→酒店

◆【山下公园】(约20分钟),位于日本神奈川县横滨市,山下公园面对横滨港,沿海岸长约 1 公里,于 1930 年建成开放,是日本最早的临海公园,现已成了市民休憩的场所。园内岸边系留着曾经被称为太平洋女王的船只“冰川丸”,一年四季游客不断。
◆【横滨中华街】(约20分钟):是日本乃至亚洲最大的唐人街,与神户南京町、长崎新地中华街一起并称为日本的三大中华街。在横滨中华街,仅中国餐馆就有200多家。
◆【雷门观音寺】,在寺前的【仲见世商业街】(约50分钟)购买物美价廉的小礼品留作纪念或赠送亲友,“仲见世”长约300米,是古色古香的江户式街道,道路两侧是一排排自江户时代延续下来的大小店铺,朱红门面,出售各种各样最具日本风情的工艺品、和服、布料以及日本人喜食的小吃。扇子店、和服店、玩具店、纪念品店、吉祥物店、偶娃店……各类店铺鳞次栉比,让人目不暇接。
◆【综合免税店】参观购物 (停留约60分钟,因游客购物造成时间延长,延长时间不计入旅行社的客观安排停留时间)。
◆【新宿都厅大厦】俯瞰东京全景,新宿都厅是日本东京都政府的总部所在地,高243米,共48层,第一本厅内的展望室,可以从离地面202米高、45楼的南北展望室可360度尽览东京全貌。
◆【新宿歌舞伎町】眼花缭乱的现代摩天大楼、新建的戏剧区、鳞次栉比、比比皆是的减价商店及位于大街小巷内的小酒店,新宿可以说是应有尽有,也被称作“不眠之街”,到深夜依然灯火通明人来人往,是许多当地居民和外来游客夜生活的首选之地。
用餐情况:含:早餐、午餐、晚餐
住宿情况:新宿新城酒店或同级

上海錦江旅游有限公司「出境游」参照

この日、ツアーバスは横浜を出て、山下公園や中華街を回り、午後には都内に入り、浅草雷門、免税店(店名は書かれていません)、東京都庁展望台(ここは無料なので、中国ツアー客の定番訪問スポットです)を経て、新宿歌舞伎町に来ていたことがわかります。おそらく歌舞伎町近辺のどこかで夕食をとり、ホテルに向かうことになるのでしょう。ちなみに、ホテルは西新宿の新宿中央公園裏手にある「新宿ニューシティホテル(あるいは同等)」とあります。

ところで、同社サイトによると、このツアーの料金は5388元でした。市場の成熟度が進んだ上海では、もうこの手のゴールデンルートの激安ツアーはないのだと思っていましたが、そんなことはないのですね。まだまだ初来日の上海人だってたくさんいてもおかしくありません。

それにしても、旅行会社とツアー名がわかると、新宿5丁目で出会ったバスとそのお客さんたちが日本でどのような旅をしてきたのか、かなり詳細に調べられるというのは面白いことですね。

ここで考えなければならないのは、当然お客さんもこのサイトの内容を見ながらツアー選びをしていることを考えると、中国の旅行市場もネット販売という側面からみると、それなりに進化し、消費者も成熟しつつあることを実感します(2.14)。

15日(金)17:10 3台(うち1台はマイクロバス)
16日(土)未確認
17日(日)未確認
18日(月)20:10 0台
19日(火)18:50 1台
20日(水)18:10 2台(うち1台は南湖国旅のツアーバス)
21日(木)18:20 0台
22日(金)20:40 0台
23日(土)未確認
24日(日)未確認

中国の旅行市場が成熟しつつあることは確かですが、その一方で私たちが中国客を受け入れる際の基本的な構えとして、彼らが異文化圏の人たちであるということと、もうひとつこれが重要なのですが、私たちとは違う時代を生きている人たちなのだという認識が必要だと思います。つまり、彼らが好む旅行先の体験やサービスは、いまの日本人の感覚とはずいぶん異なるのだということです。では、彼らが好む体験やサービスは何か。それについては、彼らのツアーの中身をよく観察したうえで見極めなければならないと思います。その点に関して、今月のやまとごころ.jpの連載に少し書いています。当ブログにも転載したので読んでみていただければと思います(2.24)。

25日(月)18:40 2台
26日(火)17:50 0台
27日(水)19:50 0台
28日(木)18:10 0台
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by sanyo-kansatu | 2013-02-03 11:12 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2013年 01月 21日

南湖国旅のバス現る(ツアーバス路駐台数調査 2013年1月)

2013年を迎えましたが、バスはまったく来ません。新宿5丁目にある、例の中国団体客専用の中華料理店「林園」のネオンの明かりもほとんど見られません。仮にバスが近くに駐車していなくても、ツアー客さえいれば、ネオンがついているものですが、連日消灯状態です。このまま売上がなくなってしまうと、営業をいつまで続けていられるのでしょうか…。

来月10日は春節になりますが、回復は難しそうです。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(火)未確認
2日(水)未確認
3日(木)未確認
4日(金)18:30 0台
5日(土)未確認
6日(日)未確認
7日(月)18:50 0台
8日(火)19:10 0台
9日(水)18:20 0台
10日(木)18:30 0台
11日(金)未確認
12日(土)未確認
13日(日)20:20 0台
14日(月)未確認 
15日(火)18:20 0台
16日(水)19:20 1台(*広東省からのグループ)
17日(木)18:20 0台
18日(金)18:30 0台
19日(土)19:30 0台
20日(日)17:40 0台(*ただし「林園」ネオン明かりあり)
21日(月)20:00 0台
22日(火)18:10 1台
*この日、久しぶりにバスとその乗客である中国ツアー客を見かけました。約30人強の団体で、「林園」で食事をしていました。彼らが食事をしている合間、運転席でお弁当を食べていたバスの運転手さんに声をかけると、「いやあ、久々の中国のお客さんですよ」「この先は増えそうですか?」「島の問題があるからねえ」。この先も増える見込みはあまりなさそうな様子です。

23日(水)18:20 1台
24日(木)18:20 0台
25日(金)20:00 1台
26日(土)未確認
27日(日)未確認
28日(月)18:40 0台
29日(火)17:50 0台
30日(水)18:10 0台
31日(木)18:20 1台
*この日のバスの車窓に「南湖国旅 豪華六天」というプレートが貼られていました。南湖国旅といえば、広東省の旅行会社です。さっそく、同社のサイトを調べてみると、2月9日発の4泊5日の北海道ツアーや16日発の東京大阪ゴールデンルートなど、何本かの日本ツアーが催行されそうです。というのも、サイトにツアー告知が載っていても、必ずしもツアーが催行されたかわかりませんが、このサイトでは、それぞれのツアーの募集定員が出発日ごとに「あと何人残っている」という表示が出ているので、これは実際に催行されるとみていいと思われます。

どうやら今年に入って、わずかながらですが、日本ツアーの募集は始まっているようです。上海や北京の旅行会社のサイトもチェックして後日報告しようと思います。
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by sanyo-kansatu | 2013-01-21 16:27 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2012年 12月 30日

羅先(北朝鮮)はかつての「日満最短ルート」の玄関口

「週刊東洋経済」に書いた北朝鮮・羅先(羅津・先鋒)経済貿易特区訪問記(2012年6月下旬)の補足情報。その1。
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羅津駅

羅先は1930年代半ば、満州事変後の日本が開発した港町だ。対ソ戦を意識した軍部と経済効率性を重視した満鉄が主導した新京(長春)や北満を北朝鮮東海岸経由で日本と結ぶ「日満最短ルート」の玄関口としてにぎわった。

「日満最短ルート」の提唱者には古くは内藤湖南がおり、満州国建国後は石原莞爾もそう。

日本が「間島」に進出したのは日露戦争後、いわゆる「間島協約」で延辺=「間島」の帰属問題(清か大韓帝国か)の調停をロシアに代わって介入したことに始まる。その後、日韓併合を経て、「間島」と日本をつなぐ玄関口となる清津港を開港させ、1917年に敦賀・清津間を平壌丸が就航している。 

当時、「間島」と清津をつないだのは天図軽便鉄道。日本は本格的な鉄道敷設を企図するが、「関島」では在住朝鮮人による反対の動き(大韓国復興に障害を来たすとの主張から)があり、敷設交渉が難航する。結局、満州事変以後、満鉄と軍はフリーハンドで吉会鉄道(吉林・会寧)を開通させ、そこから羅津港につなげる雄羅鉄道(雄基=先鋒・羅津)を敷設した。羅津港開港は1936年。

「日満最短ルート」が実質機能したのは1945年までの数年間にすぎないが、同誌にも書いたように、日本の敗戦後、70年間何も変わらなかったこの町に残っていたのは、ソ連のプラントと香港のカジノを除けば、日本時代に投資されたインフラだったことがわかる。その再活用にはまだ時間がかかりそうだ。

上から、1935年開通の雄羅線(雄基・羅津)の現在、南山旅館(旧ヤマトホテル)、羅津港、先鋒の町、中朝を結ぶ圏河橋(1937年竣工。2010年に改修され現在の姿に)。撮影は佐藤憲一さん。
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by sanyo-kansatu | 2012-12-30 05:51 | 朝鮮観光のしおり | Comments(0)
2012年 12月 29日

国際定期バスで中ロ国境越え 延辺からウラジオストクへの小旅行(13-14年版)

近年、北東アジアの国際情勢の変化の中で、中国・ロシア・北朝鮮の3カ国が国境を接する地域が注目されています。2012年9月、中国吉林省延辺朝鮮族自治州は成立60周年を迎え、隣の極東ロシア・ウラジオストクではアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開かれました。こうした動きにともない、この地域の経済交流も進展の兆しを見せています。

そこで、「地球の歩き方・中国東北編」の今年の改訂では、「延辺朝鮮族自治州」特集を企画しました。その第一特集がこれです。

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by sanyo-kansatu | 2012-12-29 18:51 | ノービザ解禁間近!極東ロシア | Comments(0)
2012年 12月 18日

ちらほら現れる(ツアーバス路駐台数調査 2012年12月)

12月に入り、ちらほらバスを見かけるようになりました。運転手に訪ねるとほぼすべて広東省からのツアーです。やはり中国では政治の中心である北京から遠い場所から動き出すものなのですね。

最近、副都心線の東新宿駅界隈で香港人の若いカップルの旅行者を見かけるようになりました。クリスマスシーズンを東京で過ごすようです。中国客とは違い、香港のマーケットは基本FIT(個人旅行)が中心です。東新宿には宿泊特化型のリーズナブルなホテルがたくさんあるので、もともと欧米の個人旅行者もよく見かけるのですが、香港人も同じカテゴリーといえそうです。中国客とはまったく別種の消費者なんですね。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(土)未確認
2日(日)未確認
3日(月)19:00 0台
4日(火)20:30 0台
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8日(土)未確認
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11日(火)19:00 0台
12日(水)18:00 0台
13日(木)18:20 1台
14日(金)19:20 2台(*広東省からのグループ)
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16日(日)未確認
17日(月)未確認
18日(火)18:30 0台
19日(水)17:30 0台
20日(木)18:20 0台
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22日(土)未確認
23日(日)未確認
24日(月)未確認
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28日(金)17:20 0台
29日(土)未確認
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31日(月)未確認
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by sanyo-kansatu | 2012-12-18 00:51 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2012年 11月 10日

昨年に比べさびしすぎる(ツアーバス路駐台数調査 2012年11月)

11月に入ってもまったくバスは来ません。もともと11~12月はシーズンオフとはいうものの、昨年に比べるとあまりにさびしすぎます。頭でわかっていても、ここまで政治が影響すると、バカバカしくなるほどです。やれやれ。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(木)18:30 0台
2日(金)18:20 1台
3日(土)未確認
4日(日)未確認
5日(月)20:30 0台
6日(火)20:00 0台 
7日(水)未確認
8日(木)19:50 1台
9日(金)未確認
10日(土)未確認
11日(日)未確認
12日(月)19:00 0台
13日(火)未確認
14日(水)19:20 0台
15日(木)未確認
16日(金)未確認
17日(土)未確認
18日(日)未確認
19日(月)19:30 0台
20日(火)19:20 0台
21日(水)未確認
22日(木)18:20 0台
23日(金)19:30 0台
24日(土)未確認
25日(日)未確認
26日(月)18:50 0台
27日(火)未確認
28日(水)19:20 0台
29日(木)18:40 0台
30日(金)20:00 0
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by sanyo-kansatu | 2012-11-10 00:38 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2012年 10月 13日

国慶節もバス現れず(ツアーバス路駐台数調査 2012年10月)

今年の国慶節は予測されたように、中国ツアーはほとんど現れませんでした。中国ツアー客を受け入れていた中国系レストランも連日休業中のようでした。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(月)19:00 1台
2日(火)18:50 0台
3日(水)18:30 0台
4日(木)18:40 0台
5日(金)18:30 0台
6日(土)13:00 1台 
18:00 0台
7日(日)未確認
8日(月)18:00 0台
9日(火)19:00 0台
10日(水)19:00 0台
11日(木)未確認
12日(金)19:00 0台
13日(土)未確認
14日(日)未確認
15日(月)18:30 0台
16日(火)未確認
17日(水)17:40 0台
18日(木)19:30 0台
19日(金)18:30 0台
20日(土)19:20 0台
21日(日)未確認
22日(月)18:20 0台
23日(火)19:30 0台
24日(水)19:00 0台
25日(木)18:30 1台
26日(金)19:50 0台
27日(土)未確認
28日(日)未確認
29日(月)19:00 0台
30日(火)19:30 0台
31日(水)18:30 0台
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by sanyo-kansatu | 2012-10-13 00:28 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2012年 09月 19日

尖閣問題再発(ツアーバス路駐台数調査 2012年9月)

9月に入ると、夏休みも終わったのか、めっきりバスの台数が減ってきました。そして、ついに尖閣騒動の再発です。野田首相が「国有化」を決めた9月11日の夜、「明日から中国側が何かを始めるだろう」と友人に話したのですが、事実その通りになってしまいました。

連日のデモ、尖閣を囲む中国漁船、中国国家旅游局による日本ツアー催行の停止工作……。もはやこの事態は引き返せません。中国政府の考える尖閣の問題は、単なる領土の話ではないと思うからです。

しばらく中国からのインバウンド客はあきらめなければならないでしょう。今年はさびしい秋となりそうです。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた明治通り新宿5丁目付近における中国インバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(土)未確認
2日(日)未確認
3日(月)18:30 3台
4日(火)19:40 0台
5日(水)18:30 0台
6日(木)18:00 2台
7日(金)19:20 0台
8日(土)未確認
9日(日)未確認
10日(月)19:00 0台
11日(火)18:30 2台
12日(水)18:00 0台
13日(木)17:40 1台
14日(金)18:20 3台
15日(土)未確認
16日(日)未確認
17日(月)未確認
18日(火)13:10 1台
19日(水)未確認
20日(木)18:20 1台
21日(金)未確認
22日(土)未確認
23日(日)未確認
24日(月)19:00 0台
25日(火)18:30 0台
26日(水)18:50 0台
27日(木)19:20 0台
28日(金)18:50 0台
29日(土)未確認
30日(日)未確認
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by sanyo-kansatu | 2012-09-19 18:32 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)