ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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タグ:エアライン・クルーズ・鉄道・バス ( 214 ) タグの人気記事


2017年 09月 28日

077 現在の満洲里駅

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かつて中国からモスクワに向かう「シベリア鉄道」の中国側国境駅として、最果てのイメージを持っていた満洲里だが、現在の駅はこのように現代化している。駅前にはタクシーが多く停車しており、南方から草原観光に訪れた国内客をホテルに運んでいる。もはや中国では辺境が消失してしまっている。(撮影/2016年7月)

※駅だけみると、ここが中国最果ての町という印象はありません。かつての通過点の町から、国境の町という目的地になっているのです。でも、駅の構内には国際列車の乗車口やイミグレーションがあります。

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう(満洲里編)
http://border-tourism.jp/manzhouli/
Facebook:ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
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by sanyo-kansatu | 2017-09-28 08:14 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 27日

076 ハルビン発満洲里行き夜行列車

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中国にはまだ夜行寝台列車が走っている。ハルビンを夜8時半に出て朝10時に満洲里に着くというのんびりした行程だ。すでにハルビンからチチハルまでの高速鉄道は開通しており、近い将来、満洲里までつながれば、飛躍的な時短が実現されるだろう。(撮影/2016年7月)

※高速鉄道が全土に張りめぐらされている中国ですが、昔ながらの列車旅はいいものです。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-27 08:18 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 24日

対馬を訪れる韓国客40万人。理由はexpected unfamiliarity(似てるけどどっか違う)という国境特有の体験

今週金曜日、東京ビッグサイトで開催されているツーリスムexpoジャパンに行ってきました。

ツーリスムexpoジャパン
http://www.t-expo.jp/

会場では各種セミナーが行われています。そのひとつがボーダーツーリズム推進協議会のセミナーでした。

ボーダーツーリズム推進協議会
https://www.border-tourism.com/
ボーダーツーリズム(国境観光)って何だろう? (2017年 07月 14日 )
http://inbound.exblog.jp/26987824/

ボーダーツーリズムの魅力をテーマとしたこのセミナーでは、3つの話がありました。

第1部は、先月ロシアのハバロフスクから中国の撫遠の国境を渡った北海道大学の岩下明裕先生の旅報告でした。
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ハバロフスクから中国に船で渡る「中露国境紀行2017」ツアー募集中
http://inbound.exblog.jp/26862674/
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この国境は、昨年まで外国人が自由に渡航することができなかった場所で、1969年には中ソ国境紛争のため戦争まで起きていたのです。1990年代以降、この地域に頻繁に足を運び、中ロの国境画定に向けた辛抱強い取り組みを調査してきた岩下先生も「まさかこのような場所に、日本人が団体ツアーで訪れ、記念撮影をするような時代になったとは」と感慨もひとしおという感じでした。

この国境については、今年すでに数名の日本人が個人で渡っています。

超マニア向けボーダーツーリズム「中ロ国境(ハバロフスク・撫遠)」を渡った日本人の話 (2017年 07月 17日)
http://inbound.exblog.jp/26994535/

第2部は「ボーダーツーリズムの発信都市・稚内市からの報告」でした。
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サハリン南部が日本領だった戦前期には、稚内とサハリンの港町コルサコフ(大泊)、ネヴェリスク(本斗)の間には定期航路がありました。1999年に開始されたコルサコフとの定期航路は、乗客不足に悩まされながらも細々と続けられています。

今年6月、ぼくはサハリンに初めて行ってきましたが、まさに「日本にいちばん近いヨーロッパの田舎町」で、とてもいいところだと思いました。本ブログにかなりの文章を載せています。

ノービザ解禁!極東ロシア
http://inbound.exblog.jp/i33/

第3部は「対馬・釜山の国境を見る、感じる、渡る。学ぶ<日本で最も手頃なボーダーツーリズム>」で、九州大学の花松泰倫先生の話でした。とても興味深い報告でした。
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2012年以降、対馬を訪れる韓国人観光客は年々増えているのですが、今年はついに40万人近い人たちがこの島を訪れる勢いだそうです。なにしろ対馬と釜山の距離は福岡より圧倒的に近く、わずか50㎞です。しかも対馬の人口は3万人。一方釜山の人口はその100倍以上の345万人。いまや釜山の市民を中心に、韓国の人たちにとって対馬は近くて安くてお手軽な日帰り海外旅行先になっているのです。
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彼らは自然の豊かな対馬で、トレッキングやキャンプ、サイクリング、海水浴、釣りなどのアウトレジャーを楽しむ人が多いとか。
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なぜ対馬にこんなに韓国客が増えたかという理由について、花松先生は説明します。
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なにしろ釜山からフェリーで1時間(料金は800円)。安くておいしい日本食と免税店の買い物。そして、expected unfamiliarity(似てるけどどっか違う)という国境地域特有の体験が彼らを惹きつけているといいます。

同じ体験は日本人が対馬から釜山に渡ったとき、感じるはずです。

あまりに韓国客が増えて「韓国客お断り」の表示を出す飲食店もあり、地元での社会的軋轢も生まれているとのこと。これだけ韓国客が訪れると、その経済効果は島にとってありがたい話ですが、わずか人口3万人の島に年間40万人の外国客が訪れるということは、しかもここ数年の話ですから、島民の人たちの生活に、さまざまなストレスを与えていることでしょう。
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このセミナーでは、こうした現状も含め、もっと日本人も対馬を訪れることを推奨しています。地元の人たちから歓迎されることはうけあいですし、何より面白いのは、対馬を訪ねた後にフェリーで釜山も訪ねてみることで、まさにボーダーツーリズムの面白さを体感できるというわけです。

花松先生は現在の対馬の状況について「千島列島や竹島とは違い、対馬で両国民の往来がフリーとなっているのは、日韓の国境が画定しているからだ」といいます。確かに、国境係争地では人の往来は自由でありません。今日の対馬のにぎわいは、そのおかげといえます。

福岡から対馬経由で釜山に渡り、福岡に戻ってくるという旅は、必ずしもツアーでなくても体験できそうです。ただし、対馬の歴史を学んだり、地元のおいしい食を味わったりとなると、ガイドの人に案内されたほうがずっと面白そう。いつの日かぼくも行ってみたいと思います。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-24 16:53 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 15日

サハリン近郊の町への「路線バスの旅」も楽しい

テレビでもよくやっている「路線バスの旅」。海外で同じことをやっても楽しいものです。

サハリンは鉄道の本数が少ないため、ユジノサハリンスクを中心に近郊の町を結ぶ路線バスが普及しています。今回は、ユジノサハリンスクからコルサコフ、ドリンスクからユジノサハリンスク、ユジノサハリンスクからホルムスクの移動はバスを利用しました。幹線道路は舗装されていて快適です。地元の人と一緒にバスで旅するのは面白いです。

ユジノサハリンスク駅を背にした右側にバスターミナルがあります。
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近郊の町にはたくさんのバスが出ているので、少し遠目の場所は事前に発車時刻を調べて乗車券を購入することになりますが、コルサコフやドリンスクへは10数分感覚でバスが出ているので、バスの番号と行き先を確認してバスに乗り込みます。
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ターミナルの周辺には、バスを待つ乗客がいます。
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手前のブルーのバスはコルサコフ行きです。
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出発時刻を待つ運転手のスナップ。
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コルサコフ行きのバスは片道125RB。バスの中で運転手に払います。南に向かって約50分も走ると、海が見えてきます。

これはコルサコフ港です。桟橋の手前の小さなフェリーは稚内行きのペンギン33号です。
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北海道サハリン航路株式会社
http://hs-line.com/

これはドリンスクから乗ったユジノサハリンスク行きのバスです。片道140RB。約1時間の旅です。
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ホルムスク行きはミニバスに乗ります。片道350RB、所要2時間。本数は1時間に1本です。
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ホルムスクはサハリンの西海岸にあり、ユジノサハリンスクから山を越えて走ります。道中、真っ赤な鳥居とチャイナ風の家が見えます。結局、なんだかわかりませんでしたが、ロシア人からみると、日本と中国はミックスされてしまっているのだと思います。
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山間にはきれいにペイントされたコテージがいくつもありました。前には農園があり、これはロシア人が夏を過ごす菜園付きセカンドハウスのダーチャです。
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ミニバスの中は狭いので、乗客は片寄せあって乗っているのですが、カメラを持つぼくを見て、ある若い男性は窓側の席を譲ってくれました。そういう気遣いをする人たちなんです。

しばらくすると、港が見えてきました。ホルムスクからは対岸のロシア本土への航路もあります。
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いつもそうなのですが、午後になると海霧が晴れて、青空が見えてきました。ホルムスクは港に沿ってできた町で、すぐに丘があり、団地が並んでいます。
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これがホルムスクのバスターミナルです。
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さらに南に向かうネヴェリスク方面などの時刻表です。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-15 17:46 | 日本に一番近いヨーロッパ 極東 | Comments(0)
2017年 09月 15日

ロシア人と一緒に乗るサハリン夜行列車の旅

サハリンは南北950km近い細長い島で、南部に位置する州都のユジノサハリンスクから南端に近いコルサコフまでと、東海岸北部の終点、ノグリキまでが鉄道で結ばれています(その他、いくつかの支線もあります)。

日本では夜行の旅は豪華列車でしか体験できなくなって久しいので、海外に行くと必ず乗りたくなります。ユジノサハリンスクからノグリキまでの列車は1日2本。どちらも夜行寝台の旅になります。

以下、その道中記です。

「вокзал」(ロシア語の駅)と正面に書かれたユジノサハリンスク駅。1906年12月開業で、46年1月まで豊原駅でした。
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2013年に改装された駅構内はノグリキ方面行きの乗客で混んでいました。
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これは昼間ユジノサハリンスク散策する前に駅に来て、スーツケースを一時預かりしているときのカットです。駅の地下にあります。
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18時34分発の列車に乗りました。ノグリキ行きは、22時40分発の「急行サハリン」もあるのですが(きっと鉄道ファンならこちらを選ぶことでしょう)、ノグリキ到着が午前10時半近くになるため、できる限り、現地の滞在時間を延ばそうと9時前に着く早い列車にしました。
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サハリン鉄道の車掌さんは優しいです。大半は女性で、お母さんのような仕事ぶり。コンパートメントで寝ていても、到着の15分前には起こしてくれます。
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これが1等寝台のコンパートメントです。
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この時期、なかなか日が暮れませんが、天候はいまいち。ポロナイスクまでは海沿いを走るのに、暗い海岸線しか見えません。

驚いたのは、サハリンではコンパートメント内での飲酒はNGなこと。駅でもバーではビールが飲めても、売店には売っていません。ウォッカを1本バッグに忍ばせていたので、缶詰をつまみに一杯という計画は果たせませんでした。とても残念というほかありません。

周囲のロシア人乗客を見渡すと、夜行列車のお供はカップラーメンでした。
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客車内にはお湯の給水器があり、ロシア人たちもカップラーメンやインスタントコーヒーを飲むとき、利用していました。ロシアのカップラーメンは、日本にはない独特のスープで新鮮な味わいですが、麺はいまいちか。
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そんなわけで、ノグリキまでの13時間は少し退屈でした。ロシア語ができたら楽しいのにと思いましたね。

朝目を覚ますと、車窓の風景はすっかり変わっていました。ポロナイスクから北は内陸を走るので、美しい山並みや白樺林が見えます。

コンパートメントの外に出ると、ひとりの男の子がこちらを見て微笑んでいました。不思議なことですが、この男の子、同行している写真家の佐藤憲一さんによく似ているんです。
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そうこうするうちに、ノグリキ駅到着です。サハリン南部とは違い、真っ青な快晴でした。駅に向かって右に停車しているバスは、サハリン最北端のオハ行きのバスです。1日1本しか走っていません。
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さて、ノグリキは静かな田舎町で、のんびり散策したり、タクシーに乗って港に行ったりしました。同じ日の夕方の列車でポロナイスクに向かうことになっていました。

サハリン鉄道終点の町、ノグリキのなんてことのない歩き方
http://inbound.exblog.jp/27119084/

駅の待合室は混雑していました。
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16時44分発のユジノサハリンスク行きに乗り込みます。この日は夜行ではなく、深夜近くにポロナイスクで降りる予定です。
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本数が少ないだけに、ほぼ各駅停車で列車は南に向かって走ります。途中駅からもどんどん人が乗り込んできます。
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ロシア人の乗客たちは男性も女性も、駅に停車するたびに外に出てタバコを吹かしています。
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しばらくすると、車窓の風景は白樺並木や広い平原に変わりました。
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若いロシア人カップルが車窓を眺めながら、語らっています。
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2等寝台を覗きに行くと、こんな感じ。若い乗客が多く、楽しそうです。
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手持ちのインスタントコーヒーに飽きたので、車掌さんに聞くと、紅茶を出してくれました。ロシアンティは砂糖を少し多めに入れるのがいいようです。
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夜9時半を過ぎると、ようやく日が落ちてきました。
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ポロナイスクには23時27分着。駅の前にタクシーがいたので、すぐにホテルに直行しました。

これがポロナイスク駅です。
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3回目の列車の旅は、ポロナイスクからドリンスクまでの夜行列車です。出発は、昨日到着した深夜23時半過ぎ。今回チケットはすべて日本で予約していたので、eチケットのまま乗っていたのですが、なぜかポロナイスクから乗るときは、乗車券を発行してくれました。
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深夜近くのポロナイスク駅待合室です。
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列車が来ました。もう寝るだけです。
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ドリンスクはユジノサハリンスクの手前の町です。到着は朝5時半でした。
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運転手がピースサインをしてくれます。
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これがドリンスク駅です。
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さすがに3日連続で鉄道に乗り続けたので、相当くたびれました。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-15 10:10 | 日本に一番近いヨーロッパ 極東 | Comments(0)
2017年 09月 13日

サハリンまでフライト1時間40分、ヤクーツク航空の乗り心地

この写真はどこでしょうか?
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初夏の遅い夕暮れどき(午後9時過ぎです)を迎えたサハリンのユジノサハリンスク空港です。正面に見える機体は、成田とユジノサハリンスクを結ぶ直行便を運航しているヤクーツク航空。なんと成田からのフライト時間はわずか1時間40分。

ヤクーツク航空は、ロシア連邦サハ共和国のヤクーツクに本拠地を置き、ロシア国内や北東アジアに路線を持っています。2017年夏現在、成田からユジノサハリンスクへ週2便(火・金)定期運航しています。

ヤクーツク航空
http://www.yakutia.aero/en/moscow
http://www.yakutia.aero/en/moscow/japan-operations

チェックインカウンターは、成田空港第1旅客ターミナルビル(北ウィング)にあります。
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ユジノサハリンスク線の機長とCAさんを機内で記念撮影。帰りの便でも一緒だった右のCAさんは一見クールビューティだけど、話すと笑顔かかわいい人でした。
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短いフライトなので、機内食は軽食です。上は日本から積んだ往路のミール、下はロシアから積まれた復路のミールです。後者はシンプルそのものだけど、日本人にはパッケージも含めてちょっぴり新鮮かも。
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成田から離陸し、日本列島を東北、北海道とほぼ縦断していきます。成田からの乗客は半分がアメリカ人、残り3割がロシア系、2割が日本人というところか。というのも、サハリンでは資源ビジネスのため、アメリカ企業の関係者やその家族などが乗り込んでくるからです。アメリカからサハリンへの直行便がないため、成田経由になるわけです。
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ユジノサハリンスク空港の正式名称は「ホムトヴォ空港(Аэропорт Хомутово)」、日本統治時代は「大澤飛行場」でした。
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この空港は基本ロシア国内線がメインなので、国際線の入口はちょっとわかりにくく、ビルに向かって左側の小さなドアを開けて入ります。
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国際線の出発便タイムテーブルをみると、成田線は週2便ですが、この日ソウル線は1日2便あることがわかります。さらによくみると、北方四島のひとつである国後島の空港(Yuzhno-Kurilsk)への便があることも。運航しているのは、ロシア系のオーロラ航空のプロペラ機です。
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成田に戻ってきました。サハリンから来たロシア人もいます。日本を訪れるサハリンの人たちはまだ少ないですが、今年1月、日本政府はロシア人への観光ビザの取得要件を緩和したことから、ロシアからの訪日客は少し増えています。
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これだけ近いのですから、日本人ももっと「ヨーロッパにいちばん近い田舎町」であるサハリンに行ってもらいたいです。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-13 15:35 | 日本に一番近いヨーロッパ 極東 | Comments(0)
2017年 09月 11日

中国の夏休みが終わり、バスは少し減ってきました(ツアーバス路駐台数調査 2017年9月)

9月になると、中国の夏休みが終わるので、めっきりバスは少なくなってきました。
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夏は家族で団体旅行に参加する中国の地方客が増えるので、子供の姿もよく見かけたものですが、最近見かけるのは、大人ばかりのツアーです。

先日は広東語も聞かれました。

さあ、この先団体客はだんだん減っていくのでしょうか。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(金)未確認
2日(土)未確認
3日(日)未確認
4日(月)11:50 3台
5日(火)12:30 4台
6日(水)12:20 2台
7日(木)12:40 3台
8日(金)12:20 2台
9日(土)未確認
10日(日)未確認
11日(月)13:30 1台
12日(火)12:20 2台、19:00 2台
13日(水)18:10 1台
14日(木)12:00 6台
※この日はバスが多かったです。新宿5丁目にあるインバウンド専門食堂3軒(林園、味仙荘、金鍋)はどの店も中国客でいっぱいでした。

15日(金)18:00 1台
16日(土)未確認
17日(日)未確認
18日(月)12:40 2台
※この日はバスの台数は少なかったけど、「金鍋」に中国客が多くいたので、久しぶりにランチしました。1階にも中国客の団体がいて、少し話を聞きました。30人くらいのグループは山東省の人たちでした。「昨日は台風でどこにいたの?」と聞くと「静岡」。「じゃあ富士山見えなかったね」というと「今日は大丈夫」と答えてくれました。

19日(火)12:50 3台
20日(水)18:20 1台
21日(木)12:20 4台
22日(金)未確認
23日(土)未確認
24日(日)未確認
25日(月)11:50 3台
※この日はバスはそれほど多くなかったのですが、「味仙荘」の前は中国客であふれていました。
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26日(火)13:10 4台
※9月後半になると、国慶節休暇が近いせいか、バスの数が増えてきました。今日も「味仙荘」と「林園」の前は中国客でいっぱいです。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-11 13:59 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2017年 09月 09日

鳥取市の外国人向け大阪行きバス1000円は賢い施策だが、宣伝できていなくて残念

今朝、ぼくはFacebookで先月の広島行きの交通手段についてこんな書き込みをしました。

「今回広島にはLCCのスプリングジャパンを使いました、成田第3ターミナルまでのバス代は東京駅八重洲口発で1000円(ネット予約なら900円)、広島空港から市内までのリムジンバスは1370円です。これなら新幹線や高速バスより安く広島にいけそうです」

今回の旅は、外国人観光客の立場になって、なるべくお金をかけないで楽しもうと考えていたので、ちょっとした報告のつもりでした。
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すると、ある友人から以下の返信がありました。

「広島空港からのバスが高いなと、以前からやや不満に思っています。他に手段がないんですよね...」

広島空港は市内から少し離れているので、そのくらいの料金はかかっても仕方がないとぼくは考えていたので、

「1時間くらいかかるので、まあ仕方がないかも。成田のように競合するバス会社はないでしょうし」と書き込んだら、

「何度か行きましたが、空港バスは1000円位までがありがたいですね。特に外国人目線であれば!」との返信。

そうか…。この友人は海外在住の人なので、「外国人目線」になると、そうかもしれません。なるほどと思いつつ、ぼくは再度こう書き込みました。ほとんど返しになっていませんが。

「ただ10月からシンガポール線が広島に飛ぶこともあり、バスの増便はしているようです」

それからしばらく。空港までのバス代1000円といえば、東京駅・成田空港間だけではないことを、ぼくは思い出しました。そして、再び書き込むことにしました。

「実は、鳥取市は大阪との高速バスを外国人に限り1000円(ふつうは3700円)にする助成をしています。まだ十分知られていないようで、利用者は少ないと聞きました。こういうことに助成をするのは、とても賢いやり方だと思います。PRに多額の税金を使うのに比べれば、安いものだからです。ただこんなに日本人の一般客と差をつけられてしまうのはどうなんだろう、という声もあるかもしれません。」
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外国人観光客限定超割引鳥取-大阪1000円高速バス
Only for foreign tourists! Special Price Bus!
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1492568317584/index.html
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これによると、今年6月から来年3月31日までの期間限定で、通常3700円の鳥取・大阪間の高速バス代が、市の助成により、外国人限定で1000円になっていることがわかります。

鳥取県には県庁所在地の鳥取市と東部の米子市に空港があるのですが、鳥取空港は羽田便のみの運航で、国際線はありません(米子空港はソウル便、香港便がある)。

つまり、鳥取県東部に外国人を送り込むには、米子空港以上に、関西国際空港から呼び込むのが効果的です。同じことは、国際線があるとはいえ、岡山や兵庫、徳島などでも実は同様です。

その意味では、拠点空港からのバス代を行政が助成するという施策は、実に賢いことです。広告代理店やコンサル会社に多額の税金を渡してPRしたところで、たいした効果がないし、個人旅行の時代、いちばん大事なのはアクセスのコストの軽減だからです。

ネットでざっと見たところ、岡山や徳島からの大阪行きバス料金は、鳥取県のような助成はやっていないようです。

もっとも、Facebookにも書いたように、ひとりの乗客として、自分は3700円払わなければならないのに、外国人は1000円というのは不公平? そんな気分がないわけではありません。そこで、鳥取市のバスセンターのカウンターのスタッフに、外国客の利用状況について聞くと「1日数名くらいでしょうか」というものでした。ほとんど活用されていないのが実態でした。

宣伝がほぼできていないせいだと思われます。バスセンターのラックにチラシが置かれていましたが、これでは目につきませんし、そもそもいまどきチラシをつくっても、外国人の手には届きません。鳥取に来てもらうためには、日本に来る前にこの割引運賃を知っておかなければ、旅行計画の材料にもなりません。
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鳥取市役所のHPの外国語ページをみても、載っていないようです。

鳥取市役所の外国語ページ
http://www.city.tottori.lg.jp/foreign/index.htm

せめて関空の外国語のアクセスページに載せていれば見る可能性もあるのでしょうが、鳥取市としては広告まで出す考えはないのでしょう。

関西国際空港の英語のアクセスページ
http://www.kansai-airport.or.jp/en/index.asp

こういうところに日本の自治体の限界が見えるというか、PR手法をもっとネットに集約すべきなのに、やることが中途半端で効果を生み出せていない実例にもなっている気がします。担当者が訪日外国人の実態をリアルに把握していないからでしょう。

とはいえ、これは自治体だけの問題というよりも、日本のIT力が国際的に圧倒的に弱いせいで、海外に通じる情報のプラットフォームをほとんど生み出せていないことがいちばん大きな問題でしょう。Live Japanの惨憺たるありさまはそれを象徴しています。

残念です。
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by sanyo-kansatu | 2017-09-09 11:07 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 08月 22日

042 綏芬河駅に多くのロシア人が降り立った頃

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綏芬河駅はロシア国境に位置するため、2015年までは多くのロシア人客が利用していた。16年に、この辺境の地域にも高速鉄道駅が開通したため、現在東清鉄道時代から利用された駅は閉鎖されている。(撮影/2014年7月)

※この写真を撮った日は、朝9時半に列車が着くと聞いていたので、少し早めに駅に出かけて待っていました。しばらくすると、多くのロシア人が降りてきました。ロシア人が大挙して現れると、この辺境の中国の小さな町も華やかになります。この列車は大連発ハルビン経由なので、大連やハルビンでの滞在を楽しんだ後、ロシアにバスで向かうのでしょう。彼らは改札を抜けると、それぞれの団体が予約していたと思われるバスに分乗していきました。ここで一泊するために市内のホテルに向かう人や、国際バス乗り場に向かう人だと思われます。ちなみに、綏芬河駅は1898年開業で、以前はポグラニーチナヤ駅と呼ばれていました。


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by sanyo-kansatu | 2017-08-22 13:41 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 08月 22日

まだ中国の夏休み中、ツアー客は来ています(ツアーバス路駐台数調査 2017年8月)

8月に入って東京は雨続き。7月はあんなに暑かったのに、過ごしやすいといえばそうですが、ヘンな夏です。中国東北地方の南部にすむ友人に聞くと、昨年は大雨で大洪水に見舞われたというのに、今年は日照りだそうです。どこも気候がおかしくなってます。

まだ中国の夏休み中ですから、ツアー客は来ています。といっても、2014年頃に比べると、その勢いはありません。いまツアーで日本に来るのは、中国の地方都市の人たちですから、日本路線も以前に比べると若干縮小傾向にあるので、こうなるのも当然なのでしょう。今年、訪日中国客は伸び悩んでいます。9月以降が気になるところです。

※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(火)12:20 3台
2日(水)11:50 3台
3日(木)12:30 4台
4日(金)12:00 3台
5日(土)未確認
6日(日)未確認
7日(月)11:50 3台、17:40 2台
8日(火)12:20 4台
9日(水)未確認
10日(木)12:10 5台
11日(金)未確認
12日(土)未確認
13日(日)未確認
14日(月)12:00 4台、17:30 2台
15日(火)未確認
16日(水)未確認
17日(木)未確認
18日(金)12:10 5台、17:30 2台
19日(土)未確認
20日(日)未確認
21日(月)12:30 4台
22日(火)12:40 6台
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23日(水)11:40 6台
24日(木)12:20 4台
25日(金)11:30 6台
26日(土)未確認
27日(日)~31日(木) 未確認
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by sanyo-kansatu | 2017-08-22 13:27 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)