ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2017年 07月 29日

019 鷹の巣展望台に上るケーブルカー(ウラジオストク)

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金角湾を見下ろす鷹の巣展望台に上るには、レトロなケーブルカーがおすすめ。乗り場は金角橋のたもとに近いプーシキン劇場の隣にある。乗車時間はわずか2分だが、このケーブルカーは約50年前から運行している。(撮影/2012年6月)

※ウラジオストクには、このケーブルカーだけでなく、レトロな乗り物が多く、楽しいです。


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by sanyo-kansatu | 2017-07-29 10:51 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 07月 23日

羽田深夜便、ピーチの上海便に乗ると見えてくる上海人の訪日事情

いま羽田空港国際線の深夜便がすごいことになっています。特に上海便は、2017年7月現在、日系のピーチ・アビエーションに上海航空、吉祥航空、春秋航空を加えた4社が運航しています。
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今年3月、ピーチの上海便に乗ったので、その報告をしたいと思います。

3月当時は2時10分発でしたが、現在は羽田発(往路)は2時50分発(上海5時着)、上海発(復路)は1時5分発(羽田4時45分着)です。

チェックインは午前0時ということで、終電に近いモノレールに乗りました。乗客はほとんど見かけませんでしたが、羽田の国際ターミナルはアジア客だらけ。その様子は以下に報告したとおり。
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羽田国際ターミナルは、深夜便の増加で外国客でごった返している!
http://inbound.exblog.jp/27004150/
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ピーチのチェックインカウンターには行列ができていました。ほぼ満席に近いようです。日本客よりも中国客のほうが多そうですが、日本人の“弾丸”旅行組もそこそこいるようで、若い女性客の姿が目につきました。ピーチはやっぱり若い女性に支持されているんですね。
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出発ロビーには、旅疲れのせいか、ソファで横になる乗客も多く見かけました。上海から来た訪日客の人たちでしょう。出国エリアのレストランやショップの多くは閉店していましたが、一部のバーやカフェ、免税店は開いているので、搭乗までのんびり時間をつぶせます。深夜だというのに、ロビーには空港スタッフが多く働いていて、24時間運用空港というのは、大変なことだと思ってしまいます。
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LCCなのでシートピッチは若干狭いですが、2~3時間仮眠するだけだと考えれば、それほど気になりません。

ピーチの上海便では、予約をしておけば、有料でこんな機内食が味わえます。あんまり注文している人はいませんでしたけれど。
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ピーチ・アビエーションの名物機内食「たこ昌のたこ焼き(750円)」
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こちらは「フライドチキンチーズカレー(900円)」

フライト後、さすがに3時を過ぎると眠気でボンヤリしているうちに、気がついたら上海に着いていました。

上海浦東国際空港第2ターミナルは、早朝のため、入国審査も早々と抜け、荷物受け取りに向かうと、荷物もすぐに出てきました。所要30分ほど。
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この時間帯、税関検査のスタッフは少ないため、チェックが大甘になると聞いていましたが、実際にそうでした。この手荷物関税チェックを厳しくしたことが、日本での“爆買い”にブレーキをかけたことは知られていますが、上海人たちの間では「深夜便を使えば、チェックが甘くなるので、狙い目」という声も聞きます。もっとも、ピーチ便の上海客を見ている限り、リピーターが多いせいなのか、そんなに多くの買い物をしている中国客もいないようでした。
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浦東空港に早朝到着する国際線はそこそこあるようです。時刻表をみると、羽田以外にも、チェンマイやバンコク、ミラノ、パリ、ミュンヘンなどがあります。
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第2ターミナルの到着ゲートには、24時間営業のスターバックスやバーガーキングがあります。ロビーではタクシーの客引きから声がかかるけれど、こんな早く急いでホテルに行っても仕方がないので(さいわい、中国のホテルでは、客室さえ空いていれば、「アーリーチェックイン」として追加料金を取られるようなことはありません。外資系高級ホテルを除く)、コーヒーでも飲みながら、のんびり公共交通が動き出すのを待つのが賢いと思います。
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早朝は両替所が開いていませんが、自動両替機やATMでキャッシングはできます。

さて、市内への移動ですが、リニアモーターカーの始発は7時2分。どうしてもリニアに乗りたい人は待つしかありませんが、地下鉄2号線は6時発なので、ちょうどピッタリです。
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ただし、地下鉄2号線の浦東空港始発車は、市内まで直通しておらず、「広蘭路」駅でいったん降り、乗換が必要なので要注意。とはいえ、7時前には人民広場に到着します。
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2016年11月、ピーチ・アビエーションの羽田・上海線が運航開始しました。往復ともに深夜便なので、金曜夜(土曜未明)に羽田を発てば、土曜早朝5時に上海に着き、1泊して日曜夜(月曜未明)に上海を発てば、月曜早朝に羽田に戻れます。日帰りすれば、0泊2日の“弾丸”旅行も可能です。

羽田・上海深夜便は、ほかにも春秋航空、上海航空(プログラムチャーター便)、吉祥航空が運航しています。それぞれの違いは、フライト時刻と手荷物の扱いにあります。LCCのピーチや春秋航空は、機内持ち込み手荷物や託送荷物にはチケットの種類によってさまざまな制限があり、有料となる場合もありますが、フルサービスキャリアである上海航空や吉祥航空は、エコノミークラスの託送荷物は、1個当たりの重量が23kg以内を2個まで無料としています。各エアラインは、それぞれ随時キャンペーン料金を出しているので、ウエブサイトで確認するといいでしょう。

さて、この際上海からの復路についても簡単に報告しておきます。

ピーチの羽田便は午前1時5分発ということで、チェックイン開始の23時までに浦東空港に着けば間に合います。市内でギリギリまで粘ってタクシーで空港に向かえばいいわけですから、上海の夜をたっぷり楽しめるといえます。もっとも、なるべくお金をかけないようにするなら、行きと同様、地下鉄で空港まで行けばいいでしょう。ただし、上海市内から浦東国際空港行きの地下鉄2号線の終電は、人民広場発で21時過ぎと、かなり早いので気をつけましょう。

第2ターミナルの地下鉄駅出口の前に、いくつかの中国系外食チェーンの店がありますが、実は閉店が22時。客が残っていると、15分くらいは店を閉めませんが、深夜便客は利用できません。同様に、出発ロビーの飲食店もほぼ閉店していました。早朝営業のためのスタッフはいるのに、「ビールくらい飲ませてよ」と言っても、売ってはくれませんでした。
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ピーチのチェックインカウンターです。上海の若い女性客が多いです。彼女らは日本人ではありません。
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そして、復路は偏西風に乗るため、2時間半ほどで羽田到着。この時期(3月)、まだ朝4時は暗いのですが、夏になると空が明るいことでしょう。
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ちなみに、羽田国際ターミナルの到着ロビーにシャワールームがあります。料金は1030円(30分)。ここでさっぱりして、そのまま出社する人もいるかもしれませんね。
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羽田国際空港からのモノレールの始発は5時18分。京浜急行は5時26分。都心の交通機関もすでに動き出しています。通勤ラッシュに巻き込まれる前に自宅へ急ぎましょう。

羽田深夜便のピーチの上海便に乗ると、上海人の訪日事情が見えてきます。要するに、この逆の動きをしているわけです。きっと訪日“弾丸”旅行客もいることでしょう。1泊3日の東京滞在、彼女らは何を楽しむのか。

ある上海のOLさんによると、早朝着なので、まずお台場の大江戸温泉物語か後楽園のラクーアに行き、昼までのんびり過ごしてから、東京で働く上海人の友人宅に泊まりに行くとか。夜は彼女と一緒に渋谷で遊び、ライブハウスに行くそうです。翌日は、買い物。そして、適当に街をはしごして、夜には羽田に向かうそう。彼女はリピーターなので、そんなものでしょう。

【追記】
ところで、ピーチの上海深夜便を利用した“弾丸”旅行のモデルコースを考えてみました。日本人の場合、あんまり上海で買い物することは考えられないので、めいっぱい効率的に個性的なスポットを訪ねまわるコースです。

0泊2日上海“弾丸”旅行モデルコース(地下鉄&バス活用編) はこれだ!
http://inbound.exblog.jp/27005429/
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by sanyo-kansatu | 2017-07-23 11:22 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 07月 22日

羽田国際ターミナルは、深夜便の増加で外国客でごった返している!

羽田空港国際ターミナル、午前0時前。静まり返った国内線ターミナルとはまったく対照的に、外国客でごった返していました。これは今年3月のことです。
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2010年の国際ターミナル開港以降、徐々に進んできたことだと思いますが、特にここ数年、アジアからの国際線の深夜便が増加したためです。

その日、ぼくは午前2時10分発のピーチアビエーションの上海便に乗るため、羽田空港に向かっていました。浜松町からモノレールに乗るとき、それほど乗客は見かけませんでしたが、国際ターミナル駅を降り、2階の到着ゲートに着くと、そこは昼間のにぎわいと変わりません。

この時間に到着ロビーにいるのは、深夜に羽田に着いて、ここで夜明かしして朝になったら都内に向かう人たちなのでしょうか。
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ヒジャブで頭を覆ったムスリム系の女性ツーリストもけっこういます。
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羽田深夜便はアジア路線が多いせいか、東南アジア客の姿が多いように見受けられます。
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3階の出発ターミナルに向かう前に、ぼくはいったん1階の一般車降り場を訪ねることにしました。なぜなら、ある人から「中国客を乗せた白タクが乗り付ている」と聞かされていたからです。

本当でした。
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そこには、タクシーもいましたが、多くは営業用ではないワゴン車で、よく見ると、中国客が降りてきました。彼らと一緒にぼくはエレベーターで3階に上りました。
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出発ロビーも、昼間のような混雑でした。フライトを待っているのか、ソファに寝ている乗客もいます。
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大きな荷物をカートに載せた中国客もいます。

4階の江戸小路に行くと、大半の店は閉店していましたが、横になっている乗客もいます。スーツケースに白いタグが付いていることから、出発客ではないことがわかります。ここで夜を明かすのでしょう。
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ひとまずぼくはピーチのチェックインカウンターに並びました。深夜便はそこそこ混雑しているようです。
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この日、上海便は他にも、上海航空や中国系LCCの春秋航空の3便がありました。どの便も混んでいるようです。この曜日は運航していませんが、中国系の吉祥航空の深夜便もあります。吉祥航空は、LCCではなく、フルサービスキャリア(「格安レガシー」という位置づけらしい)なので、LCCのような厳しい手荷物制限がなく、利用価値がありそうです。
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訪日中国人がこれほど増えた理由のひとつに、羽田をはじめとした格安の深夜便が増えたことがあるといえるでしょう。
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ところで、中国路線は上海便だけではありません。この日、山東航空の済南便や海南航空の北京便もありました。

海南航空のチェックインカウンターの前で、スーツケースに日本のドラッグストア商品を詰め込んだ(おそらく運び屋さんでしょう)男性客がいました。爆買いは終わったというけれど、誰かに頼まれたら買って帰らないといけないのでしょう。彼は旅行客ではなく、日本在住の中国人ではないでしょうか。
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出国審査をすませ、出発ロビーに行くと、免税店は営業していました。これだけ中国客がいるのですから、店を閉めない手はないのでしょう。
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乗客も多くは中国人ですが、接客をしているスタッフも多くは中国系のように思われました。
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買い物かごいっぱいに、お土産のお菓子やチョーヤの梅酒を買い込んでいます。
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アリペイやWeChatPayの支払いも対応しています。

ここはピーチの上海便のロビーです。さすがに、みなさんお疲れモードです。隣は、同じくピーチのソウル便で、こちらには日本人の若い女性のグループなどもいましたが、上海便は日本客より中国客のほうが多そうです。
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時間があったので、上海航空や山東航空の出発ロビーに行ってみましたが、こちらはほぼ全員中国客です。
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そうこうするうちに、2時が近づき、いよいよピーチに乗り込むときが来ました。
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さて、以下の時刻表(一部抜粋)は「東京国際(羽田)空港 国際線時刻表 International Flight Schedule (2017.07.01-2017.07.31)」 より、午前0時以降の深夜便を抜き出したものです。

●ソウル(仁川)
MM809 | 0155 | 0420 | | 毎日
KE720 | 0200 | 0430 | JL5257 | 毎日
●香港 Hong Kong(HKG)
UO0623 | 0025 | 0400 | | 毎日
NH821 | 0055 | 0430 | UA7931 | 月, 金, 土, 日
KA397 | 0155 | 0535 | CX5397 | 毎日
UO0625 | 0635 | 0955 | | 毎日
●上海(浦東) Shanghai Pudong(PVG)
9C8516 | 0130 | 0340 | | 月, 火, 木, 土
HO1386 | 0150 | 0410 | | 月, 水, 金
FM836 | 0200 | 0435 | | 月, 木, 土
MM899 | 0245 | 0500 | | 火, 木
   | 0250 | 0505 | | 月, 水, 金, 土, 日
●天津 Tiangjin(TSN)
GS7990 | 0130 | 0355 | | 火, 水, 金, 日
BK2990 | 0300 | 0600 | | 木, 日
●北京 Beijing(PEK)
HU7920 | 0200 | 0445 | | 月, 木, 土
●台北(桃園) Taipei Taoyuan(TPE)
IT217 | 0530 | 0810 | | 毎日
MM859 | 0555 | 0825 | | 毎日
●シンガポール Singapore(SIN)
JL035 | 0005 | 0615 | UL3335/QF4026/AA8487 | 毎日
NH843 | 0020 | 0630 | AC6228/SQ5905/UA7991 | 毎日
●バンコク Bangkok(BKK)
TG661 | 0020 | 0450 | NH5965 | 毎日
NH849 | 0030 | 0500 | AC6273/TG6106/UA8003 | 毎日
JL033 | 0040 | 0500 | UL3357/PG4152 | 毎日
●ホーチミンシティ Ho Chi Minh City(SGN)
JL079 | 0125 | 0515 | AA8493 | 毎日
●マニラ Manila(MNL)
PR423 | 0115 | 0450 | NH5331 | 月, 木, 金, 土, 日
●オークランド Auckland(AKL)
NZ092 | 0100 | 1440 | NH7970 | 月, 木, 土
●フランクフルト Frankfurt(FRA)
NH203 | 0050 | 0600 | LH4921 | 毎日
●ドーハ Doha(DOH)
QR813 | 0001 | 0550 | JL7999 | 土
   | 0001 | 0510 | JL7999 | 毎日
●ドバイ Dubai(DXB)
EK313 | 0030 | 0615 | JL5093 | 毎日

※東京国際(羽田)空港 国際線時刻表 International Flight Schedule (2017.07.01-2017.07.31) 2017年06月12日現在 より
http://www.haneda-airport.jp/inter/flight/pdf_list/flight_schedule.pdf

実際には午前0時前、22時以降の便として、上海便(NH967|2230)、クアラルンプール便(NH885|2330/D7523|2345)、シドニー便(QF26|2200/NH879|2210)、ホノルル便(HA856|2355)、ロサンゼルス便(NH106|2255)、パリ便(AF293|2255)などもあります。この時間帯の国内客の利用が終わった国内線ターミナルの閑散とした状況とはまったく別世界となっているのは、そのためなのです。

羽田深夜便、ピーチの上海便に乗ると見えてくる上海人の訪日事情
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by sanyo-kansatu | 2017-07-22 21:08 | “参与観察”日誌 | Comments(0)
2017年 07月 19日

009 ウラジオストク駅からローカル電車で行く海水浴場

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ウラジオストク駅からローカル電車に乗って郊外に向かうと、海水浴場が見えてきた。海沿いのビーチに車で市内から来た海水浴客の姿が見える。(撮影/2012年6月)

※ウラジオストク駅を出た郊外電車は、ムラヴィヨフ=アムールスキー半島の西岸を走る。車窓に広がるアムール湾内には、砂浜や夏の別荘(ダーチャ)、キャンプ場などが多く、にぎわいを見せる。


今年4月、ボーダーツーリズム(国境観光)をテーマにした以下のサイトを立ち上げました。同サイトの一コーナー「北東アジア《ボーダーNOW》 」では、北東アジアに広がる国境地域で出会った人や文化、街の風景を、佐藤憲一の写真を中心に紹介しています。

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
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北東アジア《ボーダーNOW》
http://border-tourism.jp/northeast-asia-borders/

※現在、同サイトは鋭意コンテンツを積み増し中で、エリア名のみ記載されているものの、コンテンツが用意されていないページが多くあり、お見苦しいことをお詫びします。少しずつ時間をかけて構築していくつもりなので、ご理解ください。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-19 08:05 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 07月 17日

超マニア向けボーダーツーリズム「中ロ国境(ハバロフスク・撫遠)」を渡った日本人の話

これは先週の話です。知り合いの日本人から、ハバロフスク・撫遠という超マニア向けの中ロ国境を渡ったという報告を受けました。
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ここでいうハバロフスクとは、極東ロシアのアムール河(黒龍江)とウスリー河の合流地点にある都市のことです。そして、撫遠とは、その対岸にある中国黒龍江省の国境の町です。この地は、1960年代後半に中ソ両国が国境紛争のために起こした戦争の舞台に近い場所でもあります。そのようないわく付きの土地ですが、両国は2000年代に入り、「フィフティフィフティ」の原則に基づき、国境画定に至りました。

そして、最近になって、中ロ両国民以外の一般の外国人もこの国境を渡れるようになったのです。

とはいえ、このような国境があることを多くの日本人はご存じないことでしょう。ですから、この国境を渡った日本人というのは、これまでほとんどいなかったと思います。ちなみに、彼はウラジオストク在住です。

今回、彼は仕事でハバロフスクを訪ねています。少し時間があったので、視察も兼ねて、そのまま鉄道でウラジオストクに戻るのではなく、中国国内を通って帰ろうと考えたそうです。そのため、ハバロフスクの対岸の撫遠に船で渡り、そこからバスで黒龍江省東部の主要都市ジャムス(佳木斯)に出て、牡丹江、绥芬河と移動し、ロシアに戻ったそうです。結果的に、超マニア向けのボーダーツーリズムの旅を実践していたのです。

これからぼくがその日本人にぶつけた質問と、彼が答えてくれた内容を紹介します。

1)ハバロフスクから中国への出国、そして撫遠行きのプロセスについて詳しく教えてください。
2)撫遠はどんなところですか。ジャムス行きバスは所要何時間かかりますか。本数はけっこうありますか。
3)ジャムスから牡丹江へはどうですか。
4)綏芬河からロシアへはバスで帰ったんですか。
5)今回の移動中でトラブルはなかったですか。

以下、質問とその回答です。

1)ハバロフスクから中国への出国、そして撫遠行きのプロセスについて詳しく教えてください。

「ハバロフスクの郊外に、アムール川の中国行き船乗り場があります。ウスペンスキー教会から徒歩10分弱の場所です。
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そこで中国行きのチケットを購入します。基本的に、日本人は中国への入国は15日以内に限り、ノービザですから、事前にビザの手配は不要です。
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チケットの購入には2つの方法があります。

ひとつは、普通の船運営会社の切符窓口で購入します。片道3150ルーブルです。

もうひとつは、船乗り場の近くに数社の団体用旅行会社のプレハブのオフィスがあり、そこでも購入できます。ここでは団体割引が利きます。3000ルーブル(往復5000ルーブル)と少し安いです。
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船は1日2便、午前9時頃と午後3時頃に出るようです。

私が船乗り場に行くと、そこには70人ほどの中国人、7~8人のロシア人がいました。日本人は私だけです。

出発の30分ほど前に入口が開き、①切符②パスポート③登録票(船会社チケット窓口が手書き)を見せた後、出国ゲートまで行きます。
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ロシア出国ゲートは淡々と進みます。

出国ゲートを出ると、船に乗ります。40人乗りくらいのボートなので、2艘に分かれて乗りました。
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約1時間半後、撫遠に着きます。

そこから船内を出る際に、人数確認などのために中国の入管関係者が乗船し、数が揃ったら入国検査に行きます。

船内で人数を数えているときに、すでに私は日本人だということで、入管が特別扱いしてました(よくない意味です)。

そして、入管審査の手前で5名ほどの係官と思われる男たちから「そこに座れ」と言われました。

そのとき、「何の目的で中国に来たのか。誰と会うのか。どこに住んでいるか」など、15分くらいかけて、さまざまな角度から質問されました。過去に訪れた訪問国なども聞かれました。なぜだかわかりませんが、タイに行ったことをやたらと気にしていました。

そして携帯、パソコン、メールなどすべて見られ、所持している現金などもチェックされました。免許証、住基カードなどもコピーを取られました。

今回の旅行のために用意していた、撫遠周辺のコピーした地図もやたらとこだわってしつこく質問されました。

これらのことに1時間半くらいかかって、ではすんなり行かせてくれると思ったら、中国人同様長蛇の列に並び、ようやくのことで入国です。ここまでしごかれたので、入国審査自体はすぐに終わりました」
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2)撫遠はどんなところですか。ジャムス行きバスは所要何時間かかりますか。本数はけっこうありますか。

「撫遠は、国境の町ですが、それほど経済的に潤っている印象はありませんでした。中国の田舎の町です。街にはロシア語の表記は一応ありますが、ロシア人の姿は数名しか見かけませんでした。
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街のはずれに、マルエツくらいの規模のの食品スーパーがあって、そこと町の中心部を結ぶ2線の無料バスが出ていました。この町には有料の公共バスはなく、このスーパーを中心としたバスが公共バスの役割を果たしています。

なにより困ったのが、人民元を入手しようとATMに行くと、500元しか引き出せないことでした。これはジャムスでも同じでした。
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ジャムス行きのバスは1日8本です。朝5時30分から14時30分まで1時間に1本です。距離は約420キロで、所要6時間半でした」

3)ジャムスから牡丹江はどうですか。

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「ジャムスから牡丹江まではバスが少なく、1日3~4本です。私が乗ったのは14時発で、牡丹江には18時10分着でした。約4時間かかりました。牡丹江から綏芬河へは鉄道で移動しました」
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4)綏芬河からロシアへはバスで帰ったんですか。

「綏芬河発ウラジオストク行きのバスは、朝8時30分と午後1時の2本。多くはすでに買い出しツアーできているロシア人に買い占められ、早朝6時30分にバス乗り場に行っても、午後1時の便しか買えませんでした。その日中にウラジオストクに戻る必要があったので、午前8時50分発のウスリースク行きのバスに乗りました。ウスリースクからも、ウラジオ行きのバスがたくさん出ているので。
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ウスリースク行きバスは、1時間に1本程度出ています。ウスリースクに着いたのがロシア時間の16時前、中国時間14時前ですので、国境審査も合わせて、5時間くらいかかりました。

私の場合、綏芬河からロシアに渡るのはこれで2度目でしたが、以前に比べ、荷物の検査のスピードが早くなっていました」

5)今回の移動中でトラブルはなかったですか。

「私はウラジオストクで働く日本人ですから、ロシアから中国、中国からロシアへと国境を渡ることに関して、ビザの問題はまったくありませんでした。

とはいえ、私が中国に入国すると、中国側のイミグレーションでたいてい30分くらいは事情聴取されます。私に何か問題があるというより、綏芬河や琿春、撫遠といったロシア国境を通って日本人が入国してくるということ自体がめったにないこともあり、彼らにとって注意対象となるようです。

それは彼らにとって深刻な問題というより、所詮ここらは中国の辺境で、田舎なので、珍しい日本人の来訪を面白がるようなところがあり、わざと事を大げさにしている雰囲気があります。ですから、私でなくても、日本人なら誰でも多かれ少なかれ似たような境遇になるはずです。

これも、団体旅行客であれば、話は別だと思いますが。

なにしろ撫遠では、1時間半近くチェックされました。

確かに、時が時なら私もスパイみたいなものですが、持参していたあらゆる書類、パソコン、所持品、日本の身分証など取り上げられました。おそらく、携帯は写真に中国国家に反するもの、入管手続き付近を撮影したもの、それらが入っていないかの確認だったと思います。もちろん、見せる前には削除しても、あとで復旧できるので問題ないですけれど。

PCも画面やメールを見られました。漢字で見て、中国に反するようなことが書かれていないかチェックしたようです」

大変ご苦労様でした。これは中国に限らず、日本人がめったに現れることのないような異国の国境では、同じようなことが起こるに違いありません。なかでも最近の中国は、日本人をスパイ容疑で拘束してしまうような国ですから、いろんな中央からの通達が辺境の地にも届いているのでしょう。

もし、今後この国境を渡ろうと考えるのであれば、それ自体は問題ありませんが、つまらない誤解を中国側の入管関係者に与えないような配慮は必要でしょう。つまり、相手はPCやスマホ、所持品のチェックまでするはずですから、そこに彼らの気になるものを残しておかないことです。あとで修復すればいいだけのことですから。

ところで、以前本ブログでも紹介しましたが、今年8月、この国境を訪ねる以下のツアーが実施されます。

ハバロフスクから中国に船で渡る「中露国境紀行2017」ツアー募集中
http://inbound.exblog.jp/26862674/

このツアーは、とても画期的です。なぜなら、先ほどの日本人のように、ただロシアのハバロフスクから中国の撫遠まで船で国境を渡るだけではなく、以下のように、これまで外国人には訪問を許されなかった両国にとって微妙なエリアを初めて訪ねるものだからです。

「ロシア側の国境、カザケヴィチェボ村を訪問し、中国の対岸烏蘇鎮の国境を遠望します。またこのカザケヴィチェボ村で村の人々とランチをいただきます。地域の博物館訪問も予定しています。国境に生きる人々の暮らしも垣間見える旅になるかと思います。

ロシア領の国境へは「観光ビザ」と「許可証」を取得し入ります。その許可証取得に2ヶ月もかかります。

一方の中国側国境烏蘇鎮へも参ります。中国側は国境画定から観光地として発展してきました。許可証などは不要です」。

この中にある「ロシア側の国境、カザケヴィチェボ村」へは「観光ビザ」と「許可証」が必要とありますが、この地は1960年代から続いた中ロ両国の国境画定事業において、きわめて敏感な場所でした。

詳しくは、北海道大学の岩下明裕教授の以下の著書をお読みください。

『中・ロ国境4000キロ』(角川選書、2003)
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/books_new/2003/iwasita/iwasi-hyo.html

そのうえ、このツアーで訪ねる「9月1日の中国側烏蘇鎮と黒瞎子島(ヘイシャーズ島)観光」が、あり得ない内容であることです。なぜなら、一般にロシアとの国境を展望できるこの地域に日本人は訪問できないからです。

こうしたことが実現できたのも、このツアーを催行するロシア専門旅行会社の裏技によるものなのかもしれません。

ちなみに、この地域については、以下の中国の旅行サイトが詳しく紹介しています。

黑瞎子岛
http://www.mafengwo.cn/poi/6704561.html
乌苏镇
http://www.mafengwo.cn/poi/6657226.html
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by sanyo-kansatu | 2017-07-17 19:58 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(7)
2017年 07月 17日

初めてウラジオストク旅行に行こうとしているみなさんへ 

今年3月、羽田深夜便(ピーチ)で上海出張に行ったとき、去年大学を卒業したばかりというOLさんふたりと知り合いました。深夜0時半、羽田の空港チェックインカウンターに並んでいたとき、たまたま列の前にいた子たちですが、そのうちひとりは会社帰りのワンピースにコートを着て片手に通勤バッグという軽装で、いまどきこういう子が深夜便を利用しているんだなあと思って声をかけたのです。

彼女たちは金曜深夜発、日曜夜便戻り、すなはち羽田深夜便を利用した「1泊3日弾丸上海旅行」(しかも、初めての中国旅行)にチャレンジしていたのです(もちろん、月曜朝には出勤です。元気ですね)。

帰国してから一度ご飯を食べたり、たまに連絡を取り合っていたのですが、なんでも秋休みにウラジオストクに行きたいと言い出しているんです。それは、ぼくがふたりにウラジオストクの話をさんざん聞かせたせいでもあるのですが…。

先日、彼女らのひとりからメールで以下の質問が届きました。誰でも初めての国に旅立つ前に、知っておきたいことです。

「円からルーブルに変えるのはどこが一番お得ですか?
ドルからルーブルに変えた方がお得など、、、
また、エアですが、直接アエロフロートからとる方がやはりお得ですか?」


そこで、ぼくはウラジオストク在住の旅行会社の友人に相談し、彼女らの質問に答えることにしました。以下、その回答メールを公開しつつ、彼女らのように、初めてウラジオストク旅行に行こうとしているみなさんへ、思いつく限りのアドバイスをしたいと思います。

【質問1】「円からルーブルに変えるのはどこが一番お得ですか?
ドルからルーブルに変えた方がお得など、、、」

【回答】
「出発前に、成田空港で5000~1万円を両替し、とりあえず現金(ルーブル)獲得は必須です。

そのうえで、現地で必要分をATMでキャッシング(成田レートよりは全然いいです)することをおすすめします。海外のATMでキャッシングするためには、「VISA」や「PLUS」マークの表示がある海外のCD・ATMで現地通貨を引き出せるカードを用意する必要があります。

海外ATMの使い方徹底ガイド(VISAの場合)
http://www.visa-news.jp/cu/atm_info/

新生銀行インターナショナルキャッシュカード ※「VISA」や「PLUS」マークの表示がある海外のCD・ATMで現地通貨を引き出せる。
http://www.shinseibank.com/atm/atm_kaigai.html

ただし、ロシアのATMでは、たまに札切れのケースもあるので、要注意。ウラジオストク市内には以下の両替所や銀行もあります。

「銀行」という名前の両替所
http://urajio.com/item/0812
レートがいいのは、やはり銀行で、「バンクプリモーレ」(ロシア語名:Банк Приморье) はおすすめです。
http://urajio.com/item/0813

ちなみに、ウラジオストク空港から市内への移動については、このブログの記事にわかりやすく書かれていますので、参考にしてください。

http://chiyo045.hatenablog.com/entry/2016/05/09/002344  」


【質問2】「エアですが、直接アエロフロートからとる方がやはりお得ですか?」

※なぜ彼女がこのような質問をしたのか、それには理由があります。

今年4月30日から成田・ウラジオストク線は毎日運航(夏季に限ります)となりました。おかげで日本人渡航者数が急増していますが、そうだとしても、1日何十便ものフライトがあるソウルや台北、上海などに比べれば、まだまだ小さな路線といわねばなりません。現在、両都市に就航しているのは、ロシア系航空会社のS7航空(週4便:火木土日)とオーロラ航空(週3便:月水金)です。S7航空は同じく4月末から関西・ウラジオストク線に水、金の週2便で運航を開始しました。

S7、オーロラ航空とも、ロシア系大手のアエロフロートのウエブサイトで予約を受け付けています。しかし、そこには競合はありません。その点、格安航空券を販売するサイトでは、ソウル経由の大韓航空便の予約も受け付けています。ただし、同社利用の場合、往路復路ともソウル泊しなければならないようです(同日乗継があるかどうかは不明)。休みが短い人には、これは考えられません。

となると、ウラジオストク便の予約は、直接アエロフロートのサイトでするのがいちばん安いのではないか、と彼女は考えたのでしょう。

さて、それをふまえて、以下回答します。

【回答】
「これは必ずしもそうではありません。ロシア系専門旅行社などでは、ツアー向けに飛行機の座席を買い取りしており、こちらで買うほうが安い場合が多いといえます。

JATM(ジャパンエアトラベルマーケティング)
http://www.jatm.co.jp/

ただし、これらの旅行会社では、基本的にツアー販売用に航空券を安く仕入れることができるわけで、航空券のみを販売することには、それほど積極的ではありません(もちろん、空席がある場合は、なるべく売りたいというのは確かですけれど)。

さらに、DENAトラベルのような格安航空券とホテルをセットにしたツアーを販売するサイトもあり、時期によっては、かなり安くなるケースあります。

DENAトラベル
http://www.skygate.co.jp/

ところで、今年8月1日よりウラジオストクへの渡航が「ノービザ」化すると本ブログでも伝えてきました。

8月1日からウラジオストクは8日間の「ノービザ」渡航が可能になります
http://inbound.exblog.jp/26806617/

これは、以下のロシア側の報道で確認されています。

外国人の極東への渡航を簡素化(2017年2月23日 ロシアNOW)
https://jp.rbth.com/travel/2017/02/22/708146

ここでいう「ノービザ」「簡素化」とは、台北やソウル、上海に行くときのように、航空券だけ自分で手配すれば簡単に入国できるのではなく、事前にネットで大使館に申請することで、ウラジオストク空港入国の際にビザ(アライバルビザといいます)を発行してくれることをいいます。これまでは日本国内にあるロシア大使館に申請にいかなければならなかったことに比べると「簡素化」といえるのです。申請しておけば、空港で無料でビザがもらえるのですから、「ノービザ」に近いともいえるのです。

そのためには、以下の手順で「観光ビザ」の申請をしなければなりません。ポイントは2つです。

①ロシアに入国する予定の日付の4日前に、インターネットの特別なサイト(8月1日に在日本ロシア大使館のHPにアップされる予定)でビザの申請を行うこと
②ビザは無料で、申請した時点から30日間有効。8日間以下の滞在が許可される

なぜこんな手続きが必要なのかについて、以下の記事は、わかりやすく説明されています。

ロシア観光ビザの申請方法と極東地域のビザ緩和について
http://trip-coffeex2.com/touristvisaforrussia

ひとまず、ウラジオストクへの旅行は、以前に比べると、簡単になったことは事実ですが、まだちょっと面倒な手間がかかるということを頭に入れてください。

それでも、行ってみたい。そういう気持ちがあるかどうか、少し考えてみてください。

もちろん、旅行会社のツアーに参加すれば、ビザも含めて、すべての面倒ごとを解決してくれます。限られた日程の旅行の場合、それも賢い方法といえます。ただし、ウラジオストクは、それほど大きな都市ではないので、数日あれば、自分の足でも旅行を楽しめるのも確かで、考えどころです。

【追記】
その後、8月1日ではなく、8日からウラジオストクの電子ビザが取得できるようになりました。取り方は以下のとおりです。

こんなに簡単!ウラジオストクのアライバルビザの取り方の手順を大公開
http://inbound.exblog.jp/27208186/

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by sanyo-kansatu | 2017-07-17 16:04 | 日本に一番近いヨーロッパの話 | Comments(0)
2017年 07月 17日

007 シベリア鉄道の終点駅、ウラジオストク駅の瀟洒な駅舎

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ウラジオストク駅の開業は1893年で、この美しい古代ロシア風の駅舎は1912年に完成している。1992年まで外壁はモスグリーンだったが、その後、現在の明るいクリーム色に塗り替えられた。駅の裏手には境港行きフェリー乗り場がある。(撮影/2012年6月)

※ウラジオストクは極東からモスクワに至るシベリア鉄道の始発駅です。

8月1日から始まるウラジオストクのアライバルビザ受け入れ開始が近づいてきました。現地に確認したところ、まだ実施に関して不透明なところも多そうで、円滑なスタートとなるかについては懸念の声もありますが、以降、ロシア大使館に足を運ぶことなく、大使館のHPで申請すれば、ウラジオストク空港で8日間のビザが発給されることは決まっています。

そこで、これからしばらくウラジオストクの街の風景をアップしていきます。わずか飛行機で1時間半の場所に、整然としたヨーロッパの街並みがあることを知っていただけるとうれしいです。

今年4月、ボーダーツーリズム(国境観光)をテーマにした以下のサイトを立ち上げました。同サイトの一コーナー「北東アジア《ボーダーNOW》 」では、北東アジアに広がる国境地域で出会った人や文化、街の風景を、佐藤憲一の写真を中心に紹介しています。

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
http://border-tourism.jp/
Facebook:ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
https://www.facebook.com/bordertourism.jp/
北東アジア《ボーダーNOW》
http://border-tourism.jp/northeast-asia-borders/
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by sanyo-kansatu | 2017-07-17 10:54 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 07月 14日

ボーダーツーリズム(国境観光)って何だろう?

7月10日、羽田空港ビルで、日本国内では数少ない隣国との国境に近い地域(ボーダーランズ)に位置する自治体を中心にした「ボーダーツーリズム推進協議会」の設立総会があり、北海道大学の岩下明裕先生の「ボーダーツーリズム(国境観光)、『さいはて』が出発地」という講演会がありました。
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岩下先生の専門はロシア外交で、中ロ国境の実地調査を行ってきたフィールド派の研究者です。『中・ロ国境4000キロ』(角川選書、2003)という抜群に面白い著書があります。
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岩下明裕先生(北海道大学大学院)
https://www.let.hokudai.ac.jp/staff/2-6-02/
『中・ロ国境4000キロ』(角川選書、2003)
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/books_new/2003/iwasita/iwasi-hyo.html

同協議会についてはのちほど説明するとして、設立時に所属しているのは、北海道(礼文町、稚内市、根室市、標津町)、東京都小笠原村、長崎県(五島市、対馬市)、島根隠岐の島町、沖縄県(竹富町、与那国町)の10の自治体です。

これらの地域は、まさに日本の「さいはて(ボーダーランズ)」ですが、もとよりそれぞれ独自の魅力があります。そこに、新たな価値として「ボーダーツーリズム(国境観光)」を加え、「さいはてが出発地」として新たな可能性を広げようとしているわけです。

では、日本の「さいはて」の地を舞台とした「ボーダーツーリズム(国境観光)」とはどのようなものなのでしょうか。
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推進役である岩下先生らがこれらの自治体と組んでこれまで実施してきたのが、フェリーでめぐる対馬・釜山の旅、稚内からサハリンへ船で渡るの旅、八重山諸島と台湾をチャーター便でつなぐ旅、小笠原諸島の旅などです。

なかでも面白そうなのは、フェリーでめぐる対馬の旅でしょうか。東京に住んでいると、「さいはて」と感じられる対馬が韓国の釜山と目と鼻の先、フェリーで1時間ほどだというのですから。以下は、同モニターツアーの解説の一部です。
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「韓国と海を接する国境離島・対馬には、現在、年間約20万人もの韓国人観光客が訪れ、島の経済は韓国人観光客から得られる収入に依存せざるを得ない状況となっているとともに、対馬を訪れる日本人観光客が少なすぎることが対馬の最大の課題であるという問題意識が、多くの対馬市民の関心事となっています。他方で、対馬と釜山の間の海域は、日韓で海の境界が画定している数少ない場所であり、国境を越えた交流を行う上で、日本で最も安定した地域のひとつとなっています。
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そこで、日本人観光客が対馬を縦断しながら島内の観光地を回り、そのまま国境を越えて釜山に渡るという、国内旅行と海外旅行を組み合わせた国境観光(ボーダーツーリズム)の発展可能性を調査するために、今回の1泊2日のモニターツアーを実施しました。福岡と釜山の間ではすでに多くの日本人観光客が海外旅行として行き来する中で、対馬を経由した「国境観光」とするところに、今回の試みの新しさがあります」(北海道大学グローバルCEOプログラムより)

対馬・釜山「国境観光」モニターツアーが盛況のうちに終了(北海道大学グローバルCEOプログラム)
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/BorderStudies/news/201312413.htm

その他のツアーについては、いくつかのメディアが報じています。

可能性広がる「国境観光」(毎日新聞2015年7月30日)※稚内−サハリンツアーについて
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20150730org00m040005000c.html
国境観光 関心高まるボーダーツーリズム(毎日新聞2016年8月10日)※八重山・台湾ツアー について
https://mainichi.jp/articles/20160804/org/00m/010/039000c

こうした各地でのモニターツアーの実施を通して、岩下先生は見えてきたことがあるとして、次のように語ります。

「ボーダーツーリズムとは、空間と場所を体感する包括的ツーリズムで、歴史や芸術、民俗、フード、グリーンなどのさまざまな要素を包括する。現地の優れた解説者によってアカデミックツーリズムとしての特徴を持つ。ツアー参加者は、帰途につくとき、そこで体験したことをすぐには消化できないほどの興奮と達成感がある。ゆえにリピーターも多い。ストーリー性が大事な気づきのツアーとなる。
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さらにいえば、たとえ国境を越えなくても、地域の中で境界を越え、その広がりを体感する『境界地域(ボーダーランズ)』の可能性も広がっている」
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今後、以下のようなボーダーツアーが計画されています。

・サハリン北緯50度越え北へ(2017年8月)
サッポロ発、ユジノサハリンスク、北緯50度、アレクサンドロフスク(北サハリン)

・中露国境越えツアーⅡ(2017年8月)
福岡発、ハバロフスク、ヘイシャーズ島(黑瞎子岛)、撫遠(アムール河越え)、長春、ソウル

・福岡・対馬・釜山ツアー(2017年11月)
福岡以外の日本各地から集客、マスツーリズムへの可能性を模索

・釜山から入る対馬ツアー(2018年春頃)
札幌発、釜山から ロシアの痕跡を見る

これらのツアーの問い合わせ先は、ボーダーツーリズム推進協議会です。

ボーダーツーリズム推進協議会
https://www.border-tourism.com/

ちょっとわくわくするようなラインナップです。

ただし、すでに指摘されていることですが、課題もあります。一般にこうしたユニークなルートを商品化しようとすると、ツアー料金を安くすることは難しいからです。そもそも出発地である「さいはて」まで行くのに、お金と時間がかかってしまい、その先まで行こうとすると、さらにコストがかかるのです。

それでも、これまで岩下先生らが実施してきた対馬ボーダーツアーの取り組みに刺激を受けたのか、今年、以下のようなお得な割安乗船券が登場しました。

関釜フェリー(下関港→釜山港)、JR九州高速船ビートル(釜山港→対馬比田勝港)がセットになった特別企画乗船券で、キャンペーン価格9000円というものです。
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下関⇒対馬(比田勝)乗継片道乗船券 - 関釜フェリー
http://www.kampuferry.co.jp/passenger/kampu/tsushima.html

こうして多くの人が参加しやすくなると、ボーダーツーリズム(国境観光)の可能性が高まります。そのためには、地域の自治体や観光業界の協力が欠かせません。こうして設立されたのが、「さいはて(ボーダーランズ)」の自治体や企業、団体、そして研究者たちによるボーダーツーリズム推進協議会でした。

この協議会は一足飛びに生まれたものではありません。

ことの始まりは、岩下先生をはじめとする「国境」研究者によって始められた、ボーダー(境界、国境)現象や境界地域の実証・比較・理論を総合的に研究しする北海道大学グローバルCEOプログラム「境界研究の拠点形成」(2009~13年)の取り組みから生まれた「国境地域研究センター」や、さらなる地域との連携や社会貢献のために結成された「境界地域研究ネットワーク(JIBSN)」の存在がありました。

国境地域研究センター
http://borderlands.or.jp/
境界地域研究ネットワーク(JIBSN)
http://src-hokudai-ac.jp/jibsn/

こうした一連の輻輳した動きが、まだ始まったばかりとはいえ、日本のボーダーツーリズム(国境観光)の現状といえそうです。近年、日本と近隣諸国との関係が変わり、国境を意識することが以前に増して増えているように思います。とはいえ、そこがどのような場所なのか、多くの人は知る由もありません。そこが「さいはて」である以上、簡単に訪れることができないと思っていたからです。

ボーダーツーリズム推進協議会の設立は、「さいはて」の地の魅力を伝えるとともに、新たな知的な旅の可能性を教えてくれます。

これまでぼくはガイドブック取材の仕事を通じて、北東アジアのボーダーツーリズムの現場に何度も足を運んできました。そして、今年4月に立ち上げたのが、以下のサイトです。

ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう
http://border-tourism.jp/

今回、設立総会に参加し、感じたのは、いろんなことがシンクロしていたのだなという思いです。

最後に、総会の後、思いがけないアトラクションがあったこともぜひ報告したいと思います。

それは、羽田空港国際ターミナルの近くにある小さな船着場から出る「羽田空港沖アンダージェットクルーズ」に乗ったことです。
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このクルーズは、離発着する航空機を羽田空港沖合から観賞するもので、一般ツアー化されています。約2時間のクルーズでしたが、アンダージェットもすごかったし、川崎の工場夜景もすばらしかったです。
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(撮影/佐藤憲一)

羽田・横浜・東京湾クルーズツアー
http://www.hps-co.jp/haneda/
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by sanyo-kansatu | 2017-07-14 11:09 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 07月 08日

「ウラジオストクから万景峰号で行く北朝鮮(羅先)6泊7日」ツアーも始まり、定期運航は続く!?

今年5月18日、極東ロシアのウラジオストクと北朝鮮の羅先を結ぶ定期フェリー航路が開設され、ひそかに注目されています。

万景峰号は貨客船としての運航でもあり、両国間で取引される荷物の中身も気になるところでしょうが、そもそも乗客が少なければ定期運航を続けるのは厳しいものがあります。

以前、万景峰号を利用したロシアと北朝鮮の2国をめぐる中国発の周遊ツアーを催行している中国吉林省延辺朝鮮族自治州の旅行会社の話を書きましたが、結果的にほとんど集客はできなかったようで、予定されていた5月~6月の6回のツアー募集も終わってしまいました。

ロシア・北朝鮮間を結ぶ「万景峰号」の乗客はわずか10名足らず。定期航路化は難しい?(2017年05月28日)
http://inbound.exblog.jp/26886620/

そんなこともあり、7月最初の木曜日(6日)万景峰号はウラジオストク港に入港するのか、気になっていました。

そこで、現地在住の友人に6日、7日の両日、ウラジオストクのフェリーターミナルを訪ねてもらいました。以下、その報告です。

結論から先にいうと、万景峰号は確かに運航を続けていました。

「6日(木)の夜、ファリーターミナルを訪ねたところ、万景峰号はいませんでした。ところが、ウラジオストクを訪れる中国客が必ず立ち寄る宝石店に聞くと、確かに万景峰号はその日の朝、入港していたとのこと。他の客船の入港もあり、その日は別の場所に停泊しているらしいのです。
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翌7日(金)の午後、再びフェリーターミナルに行くと、ロシア人客が30人くらい出航を待っていました。聞くと、彼らは万景峰号で朝鮮旅行に行くとのこと。アジア客は見当たりませんでした」

中国発のツアーは客を集められなかったものの、どうやら今度はロシア沿海地方のロシア人を対象にした北朝鮮ツアーが始まるようです。

いったいどんなツアーなのでしょうか。さっそく調べてみました。以下のツアー募集が見つかりました。催行しているのは、DAL'RASSVET(ДАЛЬРАССВЕТ)というロシアの旅行会社です。
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ウラジオストクからフェリーで行く北朝鮮(羅先)6泊7日
Cеверная корея: Паромом из Владивостока. Отдых. Море. Экскурсии !

https://www.farpost.ru/vladivostok/rest/asia/cevernaja-koreja-paromom-iz-vladivostoka-otdyh-more-exkursii-54777007.html

ロシア語しかないので、ざっとツアーの内容を超簡訳で以下紹介します。

このツアーは、金曜19時に万景峰号に乗ってウラジオ港を出港し、翌朝羅津港に入港。復路は水曜夜同じく万景峰号に乗って木曜朝9時ウラジオストク着というものです。つまり、土曜日から水曜日までの5日間を羅先に滞在するというものです。

料金は、万景峰号の8人部屋を利用する最低価格で27000RB(約5万4000円)。1週間の海外旅行としては、お値打ち価格といえるかもしれません。

ツアー催行日も決まっています。7月から10月まで募集があるようです。

июль(7月)14, 21, 28
август(8月)4, 11, 18, 25
сентябрь(9月)1, 8, 15, 22, 29
октябрь(10月)6, 13, 20, 27

このツアー代金に含まれるものとして、以下の事項が書かれています。

ウラジオ・羅先往復フェリーチケット
フェリー内(往復)朝食、夕食
宿泊代(海水浴場のキャンプ場利用含む)
羅先での市内観光

日程も以下のように記されています。

1日目(金)
ウラジオストク港集合。出国手続きをすませ、万景峰号乗船。出航。

2日目(土)
羅津港に入港。入国手続き後、ホテルに送迎、チェックイン。午前自由。ランチ後、市内観光(金日成花温室、ソビエト兵士慰霊碑、勝利石油コンビナートを訪問。少年少女による歓迎コンサートあり)。夕食。
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3日目(日)
ホテルで朝食。琵琶島海水浴場へ。エンペラーホテル&カジノ訪問。琵琶島ではオプションでオットセイのいる島への遊覧船あり。ランチ。午後は、外国文書店(朝鮮書籍、切手の販売)、朝鮮土産店、海浜公園のビヤハウスで生ビール、市場歩きなど。夕食。
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4日目(月)
ホテルで朝食。市内観光(革命博物館などを訪問)。ランチ。外貨両替可能なゴールデン・トライアングル・デルタ・バンク、縫製工場で女性労働者の仕事ぶりを参観、大学訪問など。夕食。
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5日目(火)
ホテルで朝食。農場見学(キノコ栽培)、ミネラルウォーター工場を訪問。ランチ。孤児のための中等学校寄宿学校他(一部内容不明)訪問。コーヒーショップで休憩。夕食。

6日目(水)
ホテルで朝食。羅先市美術展覧館(絵画販売)訪問。ランチ。ホテルに戻り休憩。夕刻、出国手続き後、万景峰号乗船。羅津港出航。
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7日(木)
朝9時、ウラジオストク港入港。入国手続きを経て解散。

上記日程で挙げた羅先観光の訪問スポットについては、以下参照。

北朝鮮 羅先観光の現在
http://inbound.exblog.jp/19752652/
朝鮮観光のしおり
http://inbound.exblog.jp/i32/

このように、羅先観光は、首都平壌で実施されている朝鮮観光のモデルを踏襲した地方版で、海水浴場などの自然体験を除けば、内容はほとんど変わりません。少年少女の歌謡ショーは、朝鮮全土のどの町でも用意されています。外国人にとって、それが魅力的かどうかは、個人の価値観によるとしかいえません。

それはロシア人にとっても同じことで、興味深いことに、ツアー案内には以下の注意書きもあります。

「北朝鮮旅行における観光客の行動については、他の外国とはまったく異なる独自のローカル原則があることをご確認ください。

豊かな自然が残る北朝鮮では、本格的な朝鮮料理やスキー、海浜でのリラックスな体験ができます。また、他の国々とはまったく類似しない特殊な社会体制の中に現実に人々が住んでいることを知ることになるでしょう。北朝鮮ツアーは、この国でしかない特別な体験をしてみたい若者の間で人気があります」

諸外国の人々に比べると、多くの建設労働者を受け入れているロシア人の目から見て、北朝鮮は(「悪の枢軸」などではなく)、きわめて特殊な政治体制ではあるけれど、貧しくて勤勉な人々が働く国です。おそらく今日の中国人のほうが厳しい目で北朝鮮を見ているように思います(たとえ、同胞が多く住んでいるとしても)。

この時期、中国の大連などにも少なくないロシア人観光客が海水浴のために訪れます。経済発展が遅れているぶん、自然もそれなりに豊かな北朝鮮を海水浴や休暇を目的に訪れるロシア人観光客というのは、これまで決して多いとはいえませんが、存在していました。今回、ロシアの船会社が万景峰号の定期運航を始めることにした以上、自国民を乗船させようとするのは自然なことでした。

いずれにせよ、中国や北朝鮮を旅行先に選ぶロシア人は中間層以下の人たちで、経済的にゆとりがある層はタイなどの東南アジアを目指します。

こうしたことから考えても、10月まで万景峰号の定期運航が続くかどうかは疑問がないではありません。今後を占ううえで、国際的な観点も重要ですが、ローカルな視点も欠かせません。これからも注視していきたいと思います。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-08 13:24 | 日本に一番近いヨーロッパの話 | Comments(0)
2017年 07月 04日

中国の夏休みが始まり、ツアー客も少し増えてきたようです(ツアーバス路駐台数調査 2017年7月)

7月になって東京はきびしい暑さが続いています。新宿5丁目界隈の外国人ツーリストも、身軽ないでたちで旅行を楽しんでいる様子がうかがえます。7月から中国の夏休みが始まり、バスの数も少し増えてきた気がします。
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※このカテゴリでは、2011年11月から始めた御苑大通り新宿5丁目付近におけるアジアインバウンドバスの路駐台数(≒中国客の動向)を記録しています。

1日(土)未確認
2日(日)未確認
3日(月)11:50 4台、19:40 1台
4日(火)12:20 3台、17:30 3台
5日(水)未確認
6日(木)11:30 3台
7日(金)11:50 4台、17:40 1台
8日(土)未確認
9日(日)未確認
10日(月)12:10 8台
※この日は、数年ぶりに見るバスの多さでした。
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11日(火)12:50 4台
12日(水)11:50 3台
13日(木)未確認
14日(金)11:50 4台
15日(土)未確認
16日(日)未確認
17日(月)未確認
18日(火)12:10 4台、17:30 2台
19日(水)未確認
20日(木)12:00 5台
21日(金)未確認
22日(土)未確認
23日(日)未確認
24日(月)11:50 5台、17:30 2台
25日(火)12:10 5台
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26日(水)12:20 2台、13:40 5台
27日(木)13:20 2台
28日(金)未確認
29日(土)未確認
30日(日)未確認
31日(月)11:50 3台
※この日も、IMANO TOKYO HOSTELから若い欧米の男ども6人組が新宿の町に繰り出していく光景を目にしました。やっぱり夏はバックパッカー系の旅行者が増えますね。
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by sanyo-kansatu | 2017-07-04 16:29 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)