ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2017年 09月 10日

060 松花江の寒中水泳

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元気なのは、子供だけではない。この時期、氷結した松花江の一角の氷を切り空け、プールにして泳いでいる一群の人たちもいた。その多くは、ハルビンのご隠居世代である。このふくよかなおばさんは、零下20度近い寒空の下で、勢いよくプールに飛び込んだ。彼女は25mほどのプールを見事泳ぎきった。(撮影/2017年2月)

※短いけど、動画でも撮ってます。

太ったおばさんの大胆飛び込みシーン
https://youtu.be/1RSSqvkmgqI

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by sanyo-kansatu | 2017-09-10 09:25 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 09日

059 中央大街の氷のすべり台

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ハルビンの中央大街では、あちこちで氷のモニュメントが飾られているが、ある広場に置かれていたのは氷のすべり台。子供たちが盛んにすべって遊んでいたが、お尻は冷たくないのかな…。(撮影/2017年2月)

※今年2月に行った氷雪祭りのときのハルビン市内のスナップです。こんなすべり台があったら、どこの国の子供も絶対すべりたくなりますよね。実際、子供たちは次々とすべっていき、1度じゃ物足らない子も。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-09 08:19 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 08日

北海道の女性失踪事件からわかる中国人のまったく新しい日本旅行の姿

先月末、北海道でとても残念なニュースがありました。
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釧路の海岸に女性遺体 先月から不明の中国人教師か(TV Asahi2017/08/27 17:30)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000108641.html

北海道釧路市の海岸で27日朝、女性の遺体が発見されました。この女性は先月から行方不明になっている中国人の危秋潔さん(26)の可能性があります。危さんは先月、北海道の札幌市や阿寒湖温泉を訪れました。その後、JR釧路駅の近くで危さんとみられる女性が確認されたのを最後に行方が分かっていませんでした。

午前6時ごろ、釧路市の砂浜で女性の遺体が打ち上げられているのを近くを歩いていた男性が発見しました。警察は遺体の衣服の特徴から、先月に北海道内を観光中に行方が分からなくなった中国人女性の危さんの可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。

遺体を発見した男性:「(Q.遺体はどこにあったか?)ここに寝てる状態だった。女の子だとすぐ分かった、服装を見て。若い服装だった。びっくりした」

危さんは先月22日に札幌市内のゲストハウスを出た後、阿寒湖温泉のホテルに泊まり、先月23日の正午すぎ、JR釧路駅の近くの防犯カメラに危さんとみられる姿が映っていたのを最後に足取りが分からなくなっていました。


テレビのワイドショーでも報じられたこのニュース。番組を見ながら、以下のような疑問をおぼえた人もいるかもしれません。

なぜ中国の若い女性がひとり旅? 
卒業旅行? なぜ7月? 26歳で卒業? 
彼女はゲストハウスに泊まっていた? 
そもそもなぜ彼女は北海道に行ったのか? 

これらの問いを通じて見えてくるのは、中国人の日本旅行が以前とはまったく変わったものになりつつあるということです。

そうなんです。以前のようなバスに乗って団体で免税店を押し寄せるというような弾丸旅行はもう過去のものになりつつあるということです。

もちろん、中国の地方都市から来る団体ツアーはなくなったわけではありませんから、一部従来型の旅行を残しながら、全体的にみると、個人化、リピーター化が進んでいるということです。福建省出身の彼女は、新しい中国人の日本旅行のスタイルそのものだったのです。

では、先ほどの問いに答えていきましょう。

なぜ中国の若い女性がひとり旅? 

実はもうこれは5~6年以上前から中国では起きているブームのひとつなんです。以下の記事は4年前に書いたものですが、ぼくが北京のブックカフェで偶然見かけた「独立女生旅行分享会(女の子のひとり旅オフ会)」という集まりについて書いた一文です。

日本の1980年代を思い起こさせる中国のバックパッカーブーム(2013年04月27日)
http://inbound.exblog.jp/20348104/

その集まりでは、大学を1年間休学して北欧をヒッチハイクしながらひとり旅した22歳の女性の書いた紀行本『我就是想停下来,看看这个世界 』の著者である陈宇欣さんと、自らも70リットルのザックを担いで旅するカルチャー雑誌『OUT』の女性編集者の座談会がありました。

なにしろ中国のこの世代はほぼ一人っ子ですから、若い女性がひとりで旅に出るというのは自然のことだったのです。といっても、日本をひとり旅できるような若者は、大都市部の恵まれた階層に限られることは確かです。

今回の彼女の旅行が卒業旅行だったというけれど、なぜ7月? 26歳で卒業?

これについては、中国の卒業シーズンは6月で、7月~8月は夏休みだからです。

そして、彼女は大学院まで修了した高学歴の女性です。今日の中国では大卒の半分くらいしか就職できないという日本では信じられない状況で、恵まれた家庭の子弟は、よりよい就職先を目指して大学院まで進みます。彼女は卒業後、教師になるはずでした。

以下の中国のネット記事は、今年中国で卒業旅行が大きな話題になっているというものです。

2017毕业旅行报告发布:高中生更愿意与家人出游(人民網2017年06月15日)
http://yuqing.people.com.cn/n1/2017/0615/c394872-29341564.html

なにしろ85.6%もの卒業生が旅行に出かける計画があるというのですから。

この記事は「蚂蜂窝」という中国の若者に人気のオンライン旅行サイト大手の調査によるもので、旅行日数は7~9日というのが最大だとか、1人あたりの予算は2000~4000元が一般的だが、なかには8000元(約13万円)以上という人も15.6%いるとか、いろいろ報告しています。
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旅行の内容も、かつてのビンボー旅行スタイルから、個性的な旅を志向する傾向が強まり、民泊を利用し、数名で泊まるのが最も人気で、一般のホテルやゲストハウスを利用するより多いのだそうです。

前述の質問に戻ると、ではなぜ彼女はゲストハウスに泊まっていたか? ということですが、卒業生の大半が旅行に出かけるといっても、クラスの誰もが海外旅行を選べるというわけではありません。日本旅行の場合も、なるべく宿泊コストを抑えるために、彼女はゲストハウスを利用していたのだと考えられます。

なぜなら、中国国内ではゲストハウスはすでに若者の宿として一般化しているからです。たいていの都市、特に雲南省や四川省などの観光地に恵まれた都市にはたくさんのゲストハウスができています。ぼくもいくつか利用したことがありますが、基本的にこの世界は万国共通です。

ハルビンの「中華バロック」文化街が面白い(2016年12月23日)
http://inbound.exblog.jp/26496822/

女性のひとり旅もそうですが、中国では2000年代初め頃から若者の間でバックパッカーブームが起きていたのです。その頃は、まだ海外に行く人は少なくて、中国国内のバックパッカー旅が主流でした。中国にはチベットや雲南省、シルクロードなど、冒険心あふれる若者が旅立ちたくなる場所がたくさんあるからです。

2010年に中国人の日本への個人旅行が解禁され、15年1月にビザが大きく緩和されたことから、中国の若い世代がバックパッカーとして日本を旅行に訪れるようになっていたのです。

すでにアジア系のバックパッカーとしては、台湾や香港、タイ、マレーシア、シンガポールなどの人たちがいたので、ちょっと遅れて中国の若者もその流れに加わったのでした。

さて、最後の質問。なぜ彼女は北海道に旅立ったのか? 

それは一部メディアでも指摘していましたが、2008年の中国の大ヒット映画『非誠勿擾』の舞台が北海道で、彼女はその風景に惹かれて旅先を決めたようです。

とても痛ましい結末を迎えた事件でしたが、彼女の存在は、ひとりで日本を旅している中国の若い女性が増えていることを私たちに教えてくれます。

最後に、危秋潔さんとそのご家族のみなさまに、心よりお悔やみ申し上げます。

【参考】
中国の新人類は日本の青空に魅せられている
http://inbound.exblog.jp/24302307/

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by sanyo-kansatu | 2017-09-08 08:57 | 気まぐれインバウンドNews | Comments(0)
2017年 09月 08日

058 草原に浮かび上がる夢の都市、満洲里の夜

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中国最果ての地でありながら、一時の木材バブルのおかげで、高層ビルなども建てられた満洲里。訪問客が来るのは、短い夏の間だけだが、輝かんばかりにネオンを点し、草原に浮かび上がる夢の都市の風情である。この時期、日が暮れるのも遅く、街には国内客だけでなく、お隣りから来たロシア客の姿も見られる。(撮影/2016年7月)

※満洲里の夏は短く、9月上旬の今頃はもうかなり気温が下がっており、観光客の姿も少なくなっていることでしょう。6月末から8月中旬くらいまでがシーズンで、この頃は日中40度近くにもなるというのに、今月末にはもう雪が降るというのですから、北方の草原地域の寒暖の差の激しさは、日本人にはなかなか想像できないものがあります。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-08 06:53 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 07日

057 馬頭琴の演奏も(満洲里)

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モンゴル族の男性による草原の楽器「馬頭琴(モンゴル名:モリンホール)」の演奏も行われる。先端が馬の頭の形をし、四角い箱のような共鳴箱、2本の弦で構成されるシンプルな楽器だが、雑味を帯びながら、どこまでも届くかのような奥ゆきのある音色と情熱的な曲調が強い印象を残す。(撮影/2016年7月)

※馬頭琴の音色というのは、草原の風に乗ってどこまでも届くような力強さとともに、意外に感傷的な感情を呼び覚ますところがあります。コンサートホール向きの楽器ではないかもしれません。でも、この音色は好きです。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-07 08:29 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 06日

056 モンゴル族による歌謡ショーもある(満洲里)

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満洲里は、中国、ロシア、モンゴルの3カ国の国境が接する町であり、内蒙古自治州にある。そのため、ロシア人ダンサーの合間に、地元モンゴル族の女性歌手による歌謡ショーも観られる。白いモンゴル風の衣装を身につけた彼女が歌い上げる曲調と歌声は、ほとんど演歌である。(撮影/2016年7月)

※さきほどまでロシア人の女の子たちが踊っていた同じステージに登場したのは、地元モンゴル族の歌手でした。これは土地柄当たり前のことなんですが、観る者には意外にも思える演出です。お隣のモンゴルのメインランドはロシアの強い影響を受けてきましたが、中国内蒙古自治区の人たちはふだんは中国語を話す蒙古族です。国境が人為的に切り分けたこの地域の複雑な一面を垣間見ることができます。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-06 09:33 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 05日

055 ショーの中身はロシア歌謡からブロードウェイ風まで(満洲里)

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夏の数ヶ月間、中ロ国境の町、満洲里のホテルで繰り広げられる出稼ぎロシア人ダンサーによるディナーショーの中身は、ロシア歌謡に合わせた舞いからブロードウェイ風、サーカスの曲芸のようなパフォーマンスまである。国境の町では、両国の経済力の差が「観る」「観られる」の関係を決める。(撮影/2016 年7月)

※同じことは、中国各地、いやアジア各地にある、いわゆる「北朝鮮レストラン」にもいえるかもしれません。ただし、北の彼女らは国家から派遣された“正式な”出稼ぎ労働であって、ロシア人の彼女たちはそういう存在ではありません。ハルビンあたりの都会でも同じようなロシア人のショーがありますが、国境の町でみるダンサーたちは、夏の間だけバスに乗ってお隣の国に来て踊っているという気安さが感じられます。以前、新宿歌舞伎町のファミレスで若いロシア人女性のふたりと会話をしたことがあるのですが、こんな遠くの異国にまで来て夜の街で働く彼女らに比べると、満洲里でみた彼女たちの存在はとても新鮮でした。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-05 05:54 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 04日

054 国境の町のディナーショー、観客は中国人(満洲里)

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満洲里のホテルでは、ロシア人の若いダンサーによる華麗なショーが行われる。観客は中国の大都市からモンゴルの草原観光のためにやって来た国内客だ。1時間半のショーが終わると、中国客はダンサーたちと記念撮影に興じている。(撮影/2016年7月)

※この種のショーというのは、田舎のドサ回り的なイメージが強いかもしれませんが、次々と繰り出されるダンスの種類も豊富で華やかです。でも、ダンサーの子たちをよく見ていると、10代の子も多そうで、もしかしたら全員が本物のプロとはいいがたく、ロシア版AKBみたいなものかもしれません。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-04 08:52 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 03日

053 長白山で見つけたイワベンケイ

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長白山は休火山なので、一見草原が覆っているようだが、地面は火山岩による岩場となっている。こうした厳しい環境でも生育するのが高原植物のイワベンケイ。黄緑色の花を咲かせ、茎には疲労回復効果のあるハーブとして薬理成分がある。(撮影/2012年7月)

※この花も日本でも見られるそうです。大陸とは海で隔たれていますが、緯度も近いし、高原植物の植生では似ているところがいろいろあるそうです。

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by sanyo-kansatu | 2017-09-03 09:48 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 09月 02日

052 長白山で見つけたキバナシャクナゲ

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これも長白山の西坡の草原で見つけた高原植物で、日本では北海道から中部地方までの高山帯に自生するキバナシャクナゲだ。(撮影/2012年7月)

※高原植物というのは、遠目から見ているとそんなに目立たないのですが、近づいてよく見ると、さまざまな種類の花が咲いていることに気づきます。それぞれ花の色も形も違い、面白いです。


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by sanyo-kansatu | 2017-09-02 07:44 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)