タグ:中国 ( 418 ) タグの人気記事


2011年 11月 06日

「中国人から儲ける本――爆買いする年間100万人の観光客&商用客をつかめ!」宝島社

中国からの訪日旅行者が急増した2010年初旬に刊行された同書では、中国人客の地域別特徴やボッタクリ問題などいくつかの指摘をしています。中国インバウンドの盛り上がりがピークを迎えた同年9月、尖閣諸島沖漁船衝突事故が起き、関係者らはいきなり冷水を浴びせられることになります。

北海道を舞台にした中国映画がヒット!ロケ地観光に参加する中国人の心象風景とは(p48-)
b0235153_13202037.jpg

今後、中国人旅行客の趣向がどうなるかは、台湾人や香港人の動向を見れば分かる!(p50-)
b0235153_13212329.jpg

北京、上海、広東、内陸都市――出身地によって大きく違う旅のスタイル(p60-)
b0235153_13222927.jpg

ボッタクリや無資格ガイド問題も浮上。日中双方が解決すべき中国人ツアーの課題(88-)
b0235153_13233726.jpg

[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-06 21:40 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)
2011年 11月 06日

「中国人を狙え!日本版「医療ツーリズム」の光と影」

「中国人を狙え!日本版「医療ツーリズム」の光と影」
プレジデント 2011年1.3号
 近年注目されている医療観光をめぐる各地の動きを追っています。ただし、これは2010年夏から秋にかけて取材したものです。震災後、一気に停滞しましたが、最近ようやく新しい動きも始まっています。
中国人を狙え!日本版「医療ツーリズム」の光と影
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-06 20:29 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)
2011年 11月 06日

新宿花園神社で見かけた中国系FIT(個人旅行客)

2011年11月2日、東京都新宿区の花園神社で酉の市があり、多くの参拝客でにぎわっていました。その日の夕刻、境内を訪ねると、福を呼び込むとされる「縁起熊手」を売る露店が出ていて、焼きそばやおでん、イカ焼きなどの露店もたくさんありました。立ち食いだけでなく、お酒と一緒に食事を楽しむ屋台もある。うれしかったのは、靖国神社のみたままつりのように、見世物小屋まであることです。日本の縁日はこうでなくっちゃ、と思いました。

熊手の露店で、中国系らしき(つまり普通話を使う)3人組の若い個人観光客を見かけました。その日は、中国ツアー客を乗せた団体バスは2台のみ(花園神社はインバウンドバス路駐スポットのすぐそばにあります)。時間帯が違ったのかもしれませんが、団体で小旗を振って縁日を練り歩く中国客は見かけませんでした。

おそらく一般の団体ツアーの中国系ガイドは、酉の市のような日本のローカルなお祭りに関する知識や理解はないでしょうから、わざわざそこにツアー客を案内することは躊躇したかもしれません。迷子にでもなったらまずいですしね。でも、FIT(個人客)なら、いったいこれはなんだろうと思って、縁日に引き込まれたことが考えられます。露店で熊手を「いくら?」「1000円」といった片言の日本語でやりとりする彼らは、酉の市を楽しんでくれたでしょうか。 

酉の市は、江戸時代から続く、もともとは秋の収穫を祝う祭り。現代の東京に暮らす日本人にとっては、秋の深まりを実感するひとときでしょう。

中国の若い世代の目にこういう世界がどう映るのか。日本に対する新しい理解や発見のきっかけになると面白いなと思ったものです。

b0235153_2071936.jpg

花園神社の境内にあふれかえる人ごみ


b0235153_208641.jpg
熊手の写真を撮る中国系観光客


b0235153_2085857.jpg
最近の熊手ってこんな感じなんですね。でもこれなら中国の若い世代にも親しみがわきそうです
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-06 20:09 | 東京インバウンド・スポット | Comments(0)
2011年 11月 06日

震災の影響未だありか(ツアーバス路駐台数調査 2011年11月)

1日(火) 未確認
2日(水)19:10  2台
 この日、路駐スポットのそばの花園神社で酉の市の露店が出てにぎわっていたが、ツアー客が訪ねたかどうか不明。若い中国女性と男性の3人組の個人客は見かけた。
3日(木)18:20 3台
4日(金)19:20 0台
5日(土) 未確認
6日(日) 未確認
7日(月)18:40 0台
8日(火)19:40  0台
9日(水)18:55  2台(広東省と遼寧省大連からのグループ)
10日(木)18:15 3台(1台はマイクロバス、もう1台は丸井メンズ館前に路駐。これ大丈夫なのかな?)
11日(金) 未確認
12日(土)18:10 1台
13日(日) 未確認
14日(月)10:50 1台
15日(火) 未確認
16日(水)19:00 1台
17日(木)18:20 1台
18日(金)17:40 3台
19日(土) 未確認
20日(日) 未確認 
21日(月)19:10 4台(1台はマイクロバス)
22日(火) 未確認
23日(水)17:30 1台
24日(木)18:10 3台(1台はマイクロバス)
25日(金) 未確認
26日(土) 未確認
27日(日) 未確認
28日(月)18:20 1台
29日(火) 未確認
30日(水)17:30 1台

※1ヵ月続けてみて、どれほど意味があるのだろうかという気もしましたが、「継続は力なり」を信じて、もうしばらく続けてみようと思います。毎日聞いているわけではありませんが、広東省を中心とした華南方面からのツアーが圧倒的に多いことがわかります(今年10月末の中国での取材からもうかがえましたが、北京や上海からの東京方面のツアーはかなり少ないようです)。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-06 18:59 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2011年 11月 06日

定点観測-新宿5丁目中国ツアーバス路駐台数調査(はじめに)

ぼくの事務所は、東新宿にあります。そのすぐそば、新宿5丁目にある伊勢丹パークシティをはさんだ明治通り(正しくは御苑大通り)沿いは、中国客を中心にアジアからの団体ツアーが、歌舞伎町散策と夕食のために訪れる、知る人ぞ知る「インバウンドバス路駐スポット」です。

仕事帰り、ぼくは必ずそこを通るので、以前からその日バスが何台停まっているかカウントしたりしていました。暇なときには、運転手さんに声をかけて、中国のどの省から来た人たちか。何人くらいのどんなツアーなのか、尋ねることもあります。

ブログを始めるにあたって、もう少しまじめに(?)新宿5丁目のインバウンドバス路駐台数を定点観測していくことにしました。

実際、中国客が大挙して来日した2010年の夏は多い日には5~6台も停まっていましたが、今年の夏はほとんど見かけませんでした。国慶節(10月第一週)もせいぜい1~2台でした。中国インバウンドの動向がここにいると、よく見えてくるのです。

もちろん、定点観測といっても、週末は事務所にめったに行かないし、出張もあるので、未確認の日もあることはご勘弁ください。

これまで何度か中国ツアー客の歌舞伎町散策にこっそり同行したこともあるので、追って報告していきますね。
b0235153_19123187.jpg

2011年2月9日撮影。震災前の春節時には毎晩多くのツアーバスが路駐していた
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-06 11:39 | 定点観測ツアーバス調査 | Comments(0)
2011年 11月 05日

連載「レジャー超大国、中国」(日経ビジネスNBonline)

連載「レジャー超大国、中国」
(2007年11月~08年2月)
 日本で中国インバウンドブームに火がついたのは、北京オリンピックが閉幕した08年秋頃からですが、中国が海外旅行市場拡大に向かう胎動期ともいえる04~07年頃の国内レジャー消費の盛り上がりや、始まったばかりの訪日旅行をめぐる動きを扱いました。07年当時の訪日旅行は、まだ送客数が少なかったせいもあり、クレームもほとんどないというのが現場の了解事項でしたが、事態はその後大きく変わっていきます。その実情に関しては、「データでわかる日本の未来 観光資源大国ニッポン(洋泉社MOOK)」や、やまとごころ.jpの連載で書いています。なぜ中国人の訪日旅行市場が荒れてしまったのか、今後もその背景を明らかにしていきたいと思います。
(1)「はい、チーズ」。上海に押し寄せるおのぼりさんの「記念写真」
(2)外灘で記念撮影する特別な意味
(3)上海観光客が見る紅の「三丁目の夕日」
(4)あの千葉の“ザウス”が上海に復活!?
(5)デジイチぶらさげ、街角モデル撮影会。上海人の初々しいホビーライフ
(6)上海人の最新旅行シーンは「地球の歩き方」式
(7)リュクスな富裕層は、チャイナスタイル外資系がお好き
(8)総取引金額45兆円の「銀聯カード」をひっさげて
(9)日本社会に興味津々「なぜ女子高生はミニスカートなのだ?」
(10)日本観光で「対日観がガラッと変わった」人も急増!
(11)中国人は、東京ならここに行きたがる!
爆発中の観光ブーム、日中関係を変えるか

[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-05 21:22 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)
2011年 11月 05日

小連載「上海不動産ミステリー」(日経ビジネスNBonline)

小連載「上海不動産ミステリー」
(2007年9月~10月)
 胡錦濤政権になって拍車がかかった中国の不動産投資をベースにした経済の活況により、不動産価格高騰のペースが大都市圏でピークを迎えたのは2007年頃ではなかったでしょうか(地方都市は数年遅れます)。「とにかくなんでもいいからド派手で目立つやつを建てちまえ」とばかりに量産された上海近郊のバブル建築を訪ねたのがこの頃です。巨大なマンション群を前にしながら、人が住んでいる気配のほとんど感じられない異様な光景はいまでも忘れられません。当時これは絶対おかしいとぼくは思っていましたが、「中国と日本では発展段階が違う」との関係者のことばに「そういうもんかな」と疑心暗鬼の面持ちで薄ら寒い光景を眺めていたことを思い出します。
b0235153_19245254.jpg

(1)“チャーチル”が佇む無人の英国式ニュータウン
(2) 家は徹底的に投資物件なのだ
(3) チャイナリスクは、実は安全弁でもある
(4) 中国不動産がサブプライムローン問題に「非連動」なワケ
(5) そこまでやるか? パリをエッフェル塔ごと縮小コピー

 これは世界各地に出店している北朝鮮レストランの実態を暴く(?)番外編企画です。
(番外編)上海の夜、北朝鮮の女性従業員に癒やされる

「お客さんは中国人」
(2008年7月~8月)
 「世界の市場」となった中国において日本の小売やサービス、外食産業がどう格闘しているかをレポートするもくろみで始めた連載ですが、諸事情があって中途で終わってしまいました。このテーマの重要性はますます高まっていますが、中国人をお客さんとすることがいかに難しいか、いまだに痛感することばかりです。とはいえ、今後もあきらめずにトライしていかなければならないと思っています。
(1)日本人がウエディングの「感動」をお売りします-2008年から婚姻ラッシュ。酒盛り披露宴をどう商品化する?
(2)日本の「婚礼ソフト」を上海に落とし込めるか-上海OLの本音は「披露宴なんかやりたくない」!?
(3)日本で鍛えられた「サイゼリヤ」が“行列のできる店”に
(4)上海のサイゼリヤに見る、ファミレスが「ハレ」の場だったあの日
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-11-05 19:34 | のんしゃらん中国論 | Comments(0)
2011年 10月 27日

北京ラビオン社周社長の語る沖縄マルチビザ発給の訪日促進効果について

北京ラビオン社の周社長と会食しました。同社は中国の富裕層約1000名を抱える会員制旅行会社で、スイスのアンチエイジングツアーをはじめ、高品質な少人数制の海外ツアーを催行して注目されています。

北京名仕优翔国际旅行社(ラビオン社)

同社では、2009年より大阪の聖授会OCATクリニックと提携し、がん検診と観光を組み合わせたツアーで実績を上げています。ツアー価格は1名200万円相当といいますから、一般に中国の旅行会社が催行している激安ツアー(東京・大阪5泊6日5000元)の世界とは大違いです。ホテルも大阪ならリッツカールトンか帝国ホテル、東京はペニンシュラかシャングリラという5つ星外資が当たり前。検診を1日ですませると、京都や東京、北海道などで観光とショッピングを楽しんで帰るというラグジュアリーなツアーです。

ぼくは、去年ビジネス誌『プレジデント』の医療観光取材で同社を訪ねて以来、北京に立ち寄ると、たいてい一度は同社のスタッフに会うことにしています。富裕層を顧客に持つ同社の動向は、とても気になるからです。

多忙な周社長に今回会えたのはラッキーでした。彼に会うのは2度目です。案内された中国料理店のテーブルにつくやいなや、彼は言いました。「なんでも聞いてください」。

ぼくが聞きたかったのは、今後のラビオン社の日本での医療観光の新たな展開と、今年7月1日からスタートした沖縄1泊を条件にしたマルチビザ発給が富裕層の訪日旅行の促進にどれだけ効果がありそうか、ということでした。

前者については、震災後一時ストップしたがん検診ツアーも、夏ごろから再会しているとのこと。今後は検診だけでなく、治療も行なえる病院との提携をじっくり検討していきたいよう。ただし、ぼくが思うに、中国の富裕層は独特の価値観を持ち、好みもうるさいため、一般的な民間病院では提携はなかなか難しそうです。

一方、沖縄マルチビザ発給による訪日促進の効果について、彼はこうきっぱり言いました。
「沖縄マルチビザは、ラビオン社の顧客のような富裕層にはまったく関係ない。もともと彼らにはビザの問題などないからだ(簡単に取得できるため)。むしろ中流層やビジネス客にとってありがたいことなのだろう」。

「御社は沖縄をツアー先として考えるつもりはないのか」との問いに対しても、次のような厳しいひと言。「中国人にとって沖縄は魅力がない。沖縄のリゾートホテルはそれほど豪華ではない。うちの顧客は世界の5つ星クラスのビーチリゾートを体験しているため、沖縄は彼らが満足できる水準にはありません」。

どうやらこれが中国富裕層の本音らしいです。なんにもわかっちゃいないなあ……、沖縄にはローカルなカルチャーの魅力や世界的に知られるダイビングスポットなど、いろいろあるのに、とぼくは思いますが、まだぶっちゃけ成金=中国富裕層に成熟した旅の楽しみ方を満喫せよなんて無理な話かもしれません。

彼らの大半は、わずかな時間で個人資産が100倍から1000倍に急上昇して(それはスゴイことですけど)、まだ10年たったかどうかという人たちが大半です。香港の資産家とは違うのです。

問題なのは、北京で催行されている一般の沖縄ツアーが4泊5日4000元という激安ツアーしかないことです。ビザ取得が目的の参加者も多いと聞きます。すでに沖縄は「安かろう悪かろう」のデスティネーションとして位置づけられてしまいました。競合先は海南島やプーケットだそうです。これではまた同じ轍をふんでいると思わざるを得ませんでした。

そもそもこの沖縄マルチビザ発給をめぐって、当初中国の一部からイチャモンがありました。日本の政府高官が「ビザ発給を沖縄の地域振興につなげたい」という主旨の発言したことに対し、「なぜ日本の地域振興のために我々が沖縄に行かなければならないんだ」というわけです。

わざわざ中国側がそう言いたくなるのは、日中のビザ協定における不平等があるからでしょう(日本人はノービザだが、中国人はビザが必要)。そうはいっても、中国の都市部と農村の格差などの国情を考えれば対等なんて無茶だということは彼ら自身も知っています。ただ自己主張したいさかりですからね、最近の中国の皆さんは。国内問題はともかく、インバウンド関連の施策に関しては、政府も国内向けだけではなく、海外での受けとめ方も目配りした発言をしないといけないと思います。
[PR]

by sanyo-kansatu | 2011-10-27 18:00 | “参与観察”日誌 | Comments(0)