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2015年 08月 11日

清津(朝鮮)の路面電車とトロリーバス

2014年7月上旬、清津を訪ねたとき、車窓からすれ違う路面電車とトロリーバスを撮りました。

Wikipediaの「清津市電」によると、「市内には1999年に開業した路面電車(軌道電車、清津市電)、トロリーバス(無軌道電車)が運行している。

清津には1970年にトロリーバス(無軌道電車)が開業していたものの、電力不足により運行本数が激減していた。またゴムの不足によるタイヤなどの整備不良や、輸送力が低いという問題も抱えていたため、平壌市における路面電車投入が成果を収めたことから、1990年代末に清津における路面電車の敷設が政府により決定された。

金正日立会いの下、1998年11月より人力に頼った敷設工事を開始し、1999年7月2日に開通した。第一次開業区間は南清津~鳳泉洞間の6kmである。2000年にはサボン~南清津間が延伸され、総延長は13kmとなった。 しかし、その後は資源不足もあって延伸がなされず、予定路線32kmのうち上記の区間が開業しただけであるという。車両は平壌から運ばれたと伝わる。

電力不足の深刻化により、一時期運行が停止されたが、最近は運行が再開されている」(出典『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』(国分隼人著、2007年 新潮社)。

北朝鮮のガイドは決して車を停めてじっくり写真を撮らしてはくれないので大変です。運転手も嫌がらせのようにトップスピードで清津の駅に向かうメイン通りを駆け抜けていきます。
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by sanyo-kansatu | 2015-08-11 18:20 | 朝鮮観光のしおり


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