2016年 04月 13日
先日、上野で友人とお酒を飲んだのですが、夜10時も過ぎ、そろそろ帰ろうとアメ横を歩いていたら、ショップはすべてしまっているのに、屋台がぎっしり並んでいました。 夜にアメ横に来るのはすごく久しぶりだったので、どんな屋台が出ているのか、上野駅に向かって歩きながら覗いてみました。韓国やインド、タイなどの店もあり、多国籍の様相を呈していましたが、圧倒的な数を占めるは中国屋台でした。 その屋台では、四川料理の麻辣烫(マーラータン:激辛野菜鍋)まであって、これは明らかに日本人向けのメニューではなく、中国人客向けだと思いました。おそらくこの時間にここで小吃(軽食)を食べているのは、日本人ではなさそうです。経営も中国人でしょう。 こうしたアメ横の多国籍屋台化については、ネットでも2年くらい前から話題になっていたようです。 アメ横で食べたい!オススメの上野の食べ歩きグルメ30選 http://find-travel.jp/article/947 “異界”になりつつある上野アメ横 街角裏散歩(2014.5.5) http://www.gonzoshouts.com/place/7998/ でも、まさか中国人観光客相手の店がこれほど増えていたとは…。 上野・御徒町界隈といえば、昔からディスカウントショップ「多慶屋」が中国人観光客の間で有名でしたし、一時期、やはり中国人向けに金や宝石を扱う店が多くあり、個人・団体含めて、彼らが必ず足を運ぶ場所でした。アメ横の雰囲気は、いまさらいうまでもなくアジア的で、東京でも数少ない、彼らが好みそうなスポットでしょう。 多慶屋 https://takeya.co.jp/ 大阪の黒門市場がアジア系観光客向けに屋台を始めていますが、こういうちょこっと座って軽くつまめたり、立ち食いできたりする、昔ながらの市場的な世界が彼らは大好きなんですね。そして、一部とはいえ、アメ横の風景を変えているんです。
by sanyo-kansatu
| 2016-04-13 13:51
| 東京インバウンド・スポット
|
アバウト
カレンダー
検索
カテゴリ
極東ロシアのいまをご存知ですか? 東京ディープチャイナ ボーダーツーリズム(国境観光) 「満洲国遺産」記録プロジェクト 朝鮮観光のしおり “参与観察”日誌 定点観測ツアーバス調査 東京インバウンド・スポット のんしゃらん中国論 気まぐれインバウンドNews 歴史から学ぶインバウンド 最新インバウンド・レポート リアルチャイナ:中国独立電影 現代アートは中国社会の鏡である 中国の新人類「80后」世代 このブログの目的 問い合わせ先 タグ
中国(564)
エアライン・クルーズ・鉄道・バス(223) アート・建築・映画・サブカル(206) ロシア(197) エンタメ・アトラクション(165) ツアー(159) メディア(158) 朝鮮(136) レストラン・グルメ(102) FIT(99) アジア(94) ホテル・ゲストハウス(88) プロモーション(86) ショッピング(81) 旅行会社・ランドオペレーター(52) 通訳・多言語化(43) ガイドブック(38) 民泊・白タク(32) 台湾・香港(32) 富裕層(14) 記事ランキング
最新の記事
画像一覧
ブログジャンル
外部リンク
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||