人気ブログランキング |

ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

inbound.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 03月 ( 37 )   > この月の画像一覧


2013年 03月 16日

中国吉林省延辺朝鮮族自治州・延吉の朝市 後編★地元グルメもいっぱい

b0235153_133379.jpg

中国吉林省にある延辺朝鮮族自治州・延吉の朝市の写真の後編です。市場の中には屋台もたくさんあり、地元グルメを食べ歩きできてしまいます。

写真を見ればおわかりのように、延辺は朝鮮族と漢族が集住する地域らしく、両民族の食文化が混交しています。実際には、すでに朝鮮族の比率は3割といわれるほど、漢族化が進んでいるという実情もあります。

後半に朝市で売られる北朝鮮の歌謡VCDやこの地域特有の食材などを紹介していますが、一部見る方によっては問題を感じられるかもしれない写真も含まれています。それは犬食の習慣に関わるものですが、この地域では、ごく普通に見られる光景であることをご理解ください。決して覗き見的な意図や露悪趣味によるものではなく、我々が延辺朝鮮族自治州という地域を訪ねるとき、インパクトの強い光景ではあるけれど、この地の食文化を理解するうえで、はずせないものだと考えるからです。(撮影:佐藤憲一/2012年6月下旬)
b0235153_1317236.jpg
b0235153_13173117.jpg
b0235153_13173972.jpg
b0235153_13174783.jpg
b0235153_13183735.jpg
b0235153_13184511.jpg
b0235153_13192133.jpg
b0235153_13193164.jpg
b0235153_13193991.jpg
b0235153_13194851.jpg
b0235153_13195882.jpg
b0235153_1320748.jpg
b0235153_13201785.jpg
b0235153_13202722.jpg
b0235153_13241710.jpgb0235153_13243866.jpg
b0235153_1321026.jpg


by sanyo-kansatu | 2013-03-16 13:26 | 日本人が知らない21世紀の満洲
2013年 03月 16日

中国吉林省延辺朝鮮族自治州・延吉の朝市 前編★キムチがいっぱい

b0235153_12481598.jpg

中国吉林省にある延辺朝鮮族自治州・延吉の朝市の写真です。この朝市は、毎年4月中旬から10月中旬にかけて、延吉市の市街地を流れる煙集河と参花街にはさまれた河川敷に立ちます。朝4時半~7時頃までにぎわっています。地元でとれた農産物や日用雑貨など、いろんなものが売られています。

以下、食材を中心に紹介します(撮影:佐藤憲一/2012年6月下旬)
b0235153_12533878.jpg
b0235153_1253588.jpg
b0235153_1254653.jpg
b0235153_12541467.jpg
b0235153_12542233.jpg
b0235153_12542958.jpg
b0235153_12543892.jpg
b0235153_12544567.jpg
b0235153_12545338.jpg
b0235153_1255013.jpg
b0235153_1255106.jpg
b0235153_12552031.jpg
b0235153_12552896.jpg
b0235153_12553768.jpg
b0235153_12554546.jpg
b0235153_1255545.jpg
b0235153_1256479.jpg


by sanyo-kansatu | 2013-03-16 12:58 | 日本人が知らない21世紀の満洲
2013年 03月 15日

上海人の京都観光ってどんな感じ?

3月11日、12日と京都で開かれた富裕層旅行商談会「インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット(ILTMジャパン2013)」の取材に行ってきました。その報告については別の機会に譲るとして、商談会の合間に訪ねた京都のいくつかの観光スポットについて書こうと思います。

今回足を運んだのは、八坂神社、平安神宮、円山公園、祇園、花見小路、金閣寺、嵐山。特に珍しくもない定番スポットです。実は、これらのスポットは中国の旅行会社の催行する日本ツアーで一般的に立ち寄る京都の観光地なのです。このラインナップ自体に驚きはありませんが、基本団体バスでの行動が主流の中国客たちはいったい京都でどんな1日を過ごしているのか? それを知るには、中国の旅行会社のHPを見ることで、大まかにつかむことができます。

以下、中国で最も旅行マーケットの成熟化が進んでいる上海の旅行会社(上海錦江旅行社)のHPから3つのタイプの異なるツアーを選び、それぞれの京都滞在のスケジュールを紹介します。

①最も定番の激安ゴールデンルート5泊6日ツアー
商品名「锦悦-日本精华特惠6日(赏樱专线) 」 3月31日発 料金:6000元

第 2 天 大阪-京都
大阪:【大阪城公园(不登城)◇赏樱】【心斋桥商业区】→京都:【清水寺◇赏樱】【平安神宫外苑◇赏樱】【自费:金阁寺+祗园-花见小路+八坂神社=4000日元/人,10人以上成行】→酒店
◆【大阪城公园(不登城)◇赏樱】 (约40分钟): ◎赏樱期:3月下旬至4月中旬◎,百选樱名所,里面种植有大约4300株樱花,其中染井吉野樱约1900株、山樱约900株、大岛樱约800株,是大阪赏樱名所。历史悠久的大阪城,系丰臣秀吉于1586年所建,由雄伟的石墙砌造而成,占地广阔。
◆【心斋桥商业区】自由购物(约45分钟):那边有大丸百货等各大百货商店和药妆店,各式商品琳琅满目。 特别是Kokumin药妆店现在对中国游客还有一定的优惠活动,请一定不要错过哦。
◆【清水寺◇赏樱】(约30分钟):◎获得法国米其林三颗星评价◎ 世界文化遗产,寺院建筑气势宏伟,依悬崖峭壁而建,不论春季的樱花,秋季的枫景都十分诱人,大殿前為悬空的“清水舞台”,由139根高数十米的大圆木支撑综横交错取得支撑力,寺院建筑气势宏伟,结构巧妙,未用一根钉子。之后漫步于颇具江户时代气息的街道【产宁坂】坡道,沿途布满古风盎然、风情殊异的各类店铺,即可购物、小憩、品茗,又可饱览日本传统文化风情。
◆【平安神宫外苑◇赏樱】(约20分钟):纪念平安时代迁都而建,1895年为了纪念桓武天皇迁都到京都1100周年而创建。

◆自费活动OP:【金阁寺+祗园-花见小路+八坂神社=4000日元/人,10人以上成行】:
◇【金阁寺】:世界文化遗产,金阁寺正式名称其实是鹿苑寺,因为建筑物外面包有金箔,故又名金阁寺。在晴好天气,可欣赏到倒映在镜湖池中金碧辉煌的金阁和蔚蓝色的天空。
◇【祗园-花见小路】:是日本规格最高的繁华街,讲到京都就会联想到祗园,同时也是电影【艺妓回忆录】的拍摄场景,在道路的两旁是纵横方向能通风的用细细的方材建成的格子窗,大街的格调与舞妓的风采十分相称,街上排列着销售发簪、香和日式服装装饰物品等京都特有的商店,而在日式建筑中也有许多可品尝中式菜和意式菜等的餐馆,这也是祗园的另一个魅力。
◇【八坂神社】:乃西元877年因驱除了京都流行的瘟疫而闻名,此后被奉为除瘟袪病之神,色泽鲜艳的红色楼门是国家级重要文化财产。日本三大节庆之一的祇园祭,便是每年7月在这裡举行。境内建筑物有本殿、拜殿、摄社、末社、楼门等。因民间传说八坂神社能解除灾厄,很受众人的信仰。

1日で大阪と京都を回る大忙しの日程です。京都で立ち寄るのは、清水寺と平安神宮のみ。4000円を出せば、オプショナルツアーとして金閣寺や祇園、花見小路、八坂神社に連れていってもらえるようです。
b0235153_11261352.jpg
b0235153_11263156.jpg

今回、清水寺を除く、上記のスポットを訪ねてみましたが、あいにく中国団体ツアー客には出会えませんでした。しかし、金閣寺や八坂神社では、中国語を話す個人客を何人も見かけました。なかには、ガイドに案内されて車イスで金閣寺を観光する中国系男性もいました。
b0235153_11305762.jpg

ただし、こうした個人客が中国本土の観光客かどうかはわかりません。というのも、京都市産業観光局の統計によると、2011年の京都市に宿泊する外国人のうち、トップは台湾で、次いでアメリカ、中国と続くように、中国語を話すからといって中国本土客とは限らず、台湾の人かもしれないからです。

京都市外国人客数(2011年)
国・地域 宿泊客数(千人) 構成比
台湾    97.5        18.9%
アメリカ  73.7        14.3%
中国    69.1        13.4%
オーストラリア 37.3     7.2%
韓国     34.4   6.7%
イギリス     18.3   3.6%
フランス     18.0   3.5%
香港     14.1   2.7%
ドイツ     11.9   2.3%
カナダ     11.7   2.3%
その他     129.4  25.1%
合計     515.4   100.0%

さらにいうと、上記の統計は東日本大震災のあった2011年のものなので、国・地域別の順位もふだんの京都の外客入り込みの実状を反映する数字ではないかもしれません。たとえば10年では、トップはダントツのアメリカで30%近くを占めているからです。しかも、京都市産業観光局の調査によると、国・地域別の外国人観光客に京都の「感動度」について聞いたところ、中国だけが著しく低いという結果が出ています。いったいなぜなのか。報告書はその理由についてこう書いています。

「市場別でみると中国が5割弱と他の市場と比較して極端に低くなっています。中国人観光客の多くが団体ツアーで京都を訪れており,その中では京都の魅力が伝えきれていないものと推測されます」。

やはり京都のような町は自分の足で歩いてこそ面白い。それは京都に限った話ではないですが、中国本土客が「弾丸バスツアー」のスタイルを続ける限り、京都の魅力を理解することは難しいのかもしれません。

さて、次のツアーはついに登場という感じの高級ツアーです。

②美食と温泉を楽しむ高級ツアー
商品名「日本关西小众乐享6日——美食温泉乐悠游」 4月1日発 料金:14800元

第 4 天 三重伊势—京都—大阪
早餐后,前往传承历史文化并兼具摩登新颖的古都-『京都』,往位于西郊的嵯峨野,驻足在横跨大堰川上的【岚山渡月桥】上,细赏中络绎不绝的轻舟小船和优美的景致,在不同的四季中呈现婉约的古典雅致。后往洛东区,京都最古老的寺院【清水寺】建于公元798年,占地面积13万平方米慈恩大师创建。相传慈恩大师是唐僧在日的第一个弟子。现清水寺为1633年重修。清水寺为栋梁结构式寺院。正殿宽19米,进深16米,依悬涯峭壁而建,大殿前为悬空的“舞台”,由139根高数十米的大圆木支撑。寺院建筑气势宏伟,结构巧妙,未用一根钉子。寺中六层炬木筑成的木台为日本所罕有。正殿旁有一山泉,称为音羽瀑布,流水清冽,终年不断,被列为日本十大名水之首,清水寺因此此而得名。返回大阪前往著名的【道顿崛】,林林总总的商店,种类繁多应有尽有,而且到处充满了各式各样的著名小吃,香味四溢,教人忍不住食欲大开!日本人常说“吃在大阪”,可见这里的饮食店之多,还有成片的娱乐设施,是最受大阪市民欢迎的地方。
【二条苑高濑川】:http://www.gankofood.co.jp/group/oyashiki/nijyoen/
在餐厅内用餐,可观赏高濑川潺潺流水,蜿蜒而过春天的梅花、新绿、夏天萤火虫翩翩起舞,秋之红叶、冬天的雪景尽收眼底品味高濑川的四季风景变幻、享受美食的乐趣,体味日本文化中的浓浓禅意
备注:若【高濑川二条苑正统京风迎宾料理】预定满位,则午餐改为艺妓表演+日式定食午餐

関空から世界遺産の熊野や伊勢神宮などをめぐり、各地の温泉旅館に泊まり、4日目にようやく京都を訪ねるという新機軸のツアーです。料金も日本円で20万円近く、これなら訪問先も歓迎することでしょう。京都の立ち寄り先は嵐山と清水寺。リピーター向けの商品と思われます。

今回ぼくは嵐山にも行ってみたのですが、都市近郊にある自然あふれる渓流と歴史を感じさせる橋という魅力的な景観があり、また近くに亀山公園という散策に適した丘陵やトロッコ列車というアトラクションもあり、実際に何組かの中国系ファミリー旅行者を見かけました。
b0235153_11342819.jpg
b0235153_11344081.jpg

実は、亀山公園には知る人ぞ知る周恩来記念碑があります。10年くらい前の中国人の日本ツアーでは、定番立ち寄りスポットとして知られていました。そこで今回行ってみたのですが、かなりしょぼい碑でした。こんなものを見るためにわざわざここまで来るのだろうかという感じで、確かに最近のツアーの行程には載っていないようです。当然だと思いますが、おかしかったのは、たまたまぼくが碑のそばにいたとき、ある中国系の親子ふたり(母親と20代の息子)が近くを歩いてきたので、碑に立ち寄るかな? と思ってみていたら、あっさり素通りしていくのです。その様子を見て、彼らはたぶん台湾の人なのではないかと思いました。少なくとも、中国本土客であれば、自国にゆかりのある碑を前にして素通りはないと思うのです。国家や歴史に対するメンタリティは、台湾客と本土客ではまったく違いますから。もちろん、人にもよりますけどね。教育の高い人ほど、素通りはないと思います。
b0235153_1085142.jpg

ところで、今後の日本ツアーのバリエーションの多様化の可能性を感じさせるこの高価格ツアーの催行状況ですが、3月15日現在、16名定員のうち集客数は0でした。なんてことでしょう。上海といっても、まだまだ価格志向なんですね。どうしたら、こういう新しいデスティネーションをカバーしたツアーの集客ができるのか、もっと練り上げられたリピーター向けのアピールが必要なようです。

その一方で、高級ツアーではないのですが、若者向けの面白いツアーを見つけました。

③着物姿で京都を散策できるツアー
商品名「赏樱专线◆日本本州和服体验赏樱6日之旅」 4月3日発 料金:6999元

第 2 天 大阪-京都
京都:【和服大变身】【樱名所-祗园艺伎街白川堤岸樱隧道】【清水寺(百选樱名所)】【八坂神社】【圆山公园◇赏樱】→酒店
◆【和服大变身】(约90分钟):
◇女装包含:和服,腰带,外套,打底内衣,木屐,和风小包包。
◇男装包含:和服,腰带,外套,打底内衣,打底裤,木屐, 袜子,和风包包。
◇不含:化妆品, 头发造形, 头饰小物, 庭院拍照等, 费用由客人自理。
◇变身流程:
① 日籍服务员准备了, 安排给客人选择和服(达到200多套不同款式), 腰带,内衣,腰饰
② 由专业的日籍服务人员位每位团员换装
③选择手袋, 外套, 木屐等
④变装完成
◇特别报告:当天客人穿着自己的衣服来本店,换好和服后小店可以帮您保管衣物至您游览而归。贵重物品请随身带。 当天穿和服全日活动, 建议客人装备简单, 轻松为主。由于团体活动,挑选和服时间限定20分钟,敬请合作。
◆【樱名所-祗园艺伎街白川堤岸樱隧道】(约30分钟):◎赏樱期:3月下旬至4月中旬◎京都的祇园白川的石版小路与两边的花街茶屋,春天时白川南通两旁的樱花盛放着,夹集垂柳的衬托下,令短短二百米的步行街显得特别醉人,不禁驻足欣赏眼前美丽的一幕。附近有樱花隧道和沿着白川种植的枝垂樱,也是追踪和服舞妓足迹的地方。
◆【清水寺(百选樱名所)】(40分钟):◎赏樱期:3月下旬至4月中旬◎,里面种植有大约1000株樱花,获得法国米其林三颗星评价,世界文化遗产,被称为“清水舞台”的殿廊。站在高达12m、与4层楼高相当的清水舞台上,初春时俯瞰舞台四周如细雪般飞舞樱花,感受自然是无比震撼。初春时,茂密的吉野樱趁着大地回春争相怒放,淡粉色的花朵覆盖山头,游客彷佛身处一片望不尽的花海之中,景色极为迷人。顺着本堂左侧的樱花步道下行,沿途都可透过细雪般的樱花,回首眺望本堂和清水舞台的形影,春樱寺影相互藉景,构成如诗如画的绝美画面。赏樱季节可从清水舞台俯瞰1000株染井吉野樱、山樱花环绕周边茂密的樱花林,一望无际的染井吉野樱映入眼帘直教人叹为观止。
◆【八坂神社】:乃西元877年因驱除了京都流行的瘟疫而闻名,此后被奉为除瘟袪病之神,色泽鲜艳的红色楼门是国家级重要文化财产。日本三大节庆之一的祇园祭,便是每年7月在这裡举行。境内建筑物有本殿、拜殿、摄社、末社、楼门等。因民间传说八坂神社能解除灾厄,很受众人的信仰。
◆【圆山公园◇赏樱】:◎赏樱期:3月下旬至4月上旬◎,约有850株樱盛放,圆山公园是京都的赏樱名所之一,亦是日本人热门的休憩野餐园地。那里的垂樱是日本著名的樱花树之一,圆山公园附近的樱花开得也很灿烂。一般日本的旅游团,碍于行程赶路问题,较少能让旅客感受夜樱媚力;本社行程,特别安排到八坂神社,参观京都别有风情夜色樱媚的样貌,看着樱花在夜晚灯光的投射之下,淡粉细嫩的花瓣透出柔光泽,如梦似幻。

「和服大変身」って、ちょっと面白いでしょう。実は、京都では着物をレンタルして街を散策するというのがずいぶん前から若い観光客の間で流行っていて、今回も大学生くらいの和装のカップルをあちこちで見かけました。ネットで調べると、1日のレンタル代はかなりリーズナブルで、多くの若者が気軽に楽しんでいました。

同じことは、日本のアニメで育った中国の若い観光客もやってみたいはず。で、確かにいました。中国語を話す着物姿のカップルが八坂神社に。
b0235153_10221310.jpg

彼氏は彼女をまるでお姫様扱いしていて、もっぱらカメラマンに徹しているようです。いかにも最近の中国系カップルっぽいですね。でも、このふたり、遠目から見て、あれっと思ったのです。日本人のようにふたりで仲良く和装していないこともそうですが、彼女の選んだ着物の色は「それ、ちょっと夏っぽすぎない?」。いまはまだ梅が開花したばかりの肌寒さの残る季節です。日本人から見ると季節感が違うのです。

はたしてこのカップルが上海人なのか、台湾人なのか、わざわざ聞くのは遠慮したので、わかりません。しかし、4月3日発の「和服大変身」ツアーは20名がすでに予約しています。4月上旬の京都では、着物姿の上海の女の子たちが祇園あたりを繰り出す姿が見られることになるのでしょう。

by sanyo-kansatu | 2013-03-15 10:46 | “参与観察”日誌
2013年 03月 10日

境港(鳥取県)発ウラジオストク行き航路をご存知ですか?

たぶん世間ではほとんど知られていないことだと思いますが、鳥取県の境港から極東ロシアのウラジオストク行きの定期航路があるんです。

DBSクルーズフェリーといいます。韓国の海運会社が日本の境港、韓国の東海、ロシアのウラジオストクを結ぶフェリーを2009年7月から定期運航させているのです。ぼくも最近までまったく知りませんでした。

境港~ウラジオストク間を週1便・2日で運行。料金は、スタンダードクラスの相部屋で、境港-ウラジオストクが片道22,500円、往復37,000円(2013年度)だそうです。
b0235153_8302761.jpg

DBSクルーズフェリー
http://www.dbsferry.com/jp/02_ticket/ticket03.asp

いったいこんな航路を誰が利用するのだろう。しかも2日もかけてウラジオストクへ? という気はしますが、鳥取県の関係者に聞くと、大半を占める客層は、韓国から日本の山陰地方に遊びに来る韓国人だそうです。なにしろ東海・境港間は片道9000円で来られるのですから。ロシア人もたまに利用するそうです。山陰にはいい温泉がいっぱいありますからね。でも、ウラジオストク方面に乗る人はどれだけいるのか?

実際にこの航路でウラジオストクへ行った日本人をぼくはひとり知っています。その人は鳥取県庁の職員で、旅好きのよこぢよしてるさんといいます。彼の乗船記は「地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン2013-14年版」のp335に掲載されています。客船内にはバーやレストラン、共同浴場などもあって、そこそこ快適だそうです。日本海を渡る定期航路がほぼ絶滅してしまっているいま、時間を見つけて一度は乗ってみたいと思います。

定期航路開設の経緯や現状については、以下を参照。
鳥取県庁 http://www.pref.tottori.lg.jp/dbs/
境港市役所 http://www.city.sakaiminato.lg.jp/index.php?view=7345

また実際の予約については、ここに問い合わせを。
DBSクルーズフェリージャパン(株) 
鳥取県境港市昭和町9-23 国際旅客ターミナル内
TEL:(0859)30-2332
http://www.dbsferry.com/jp/main/main.asp
b0235153_18544794.jpg


by sanyo-kansatu | 2013-03-10 18:36 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 09日

1993年のウラジオストク

ぼくはいまから約20年前の1993年4月上旬、ウラジオストクを訪ねています。93年というのは、その一昨年のクリスマスの日に、ソ連邦が崩壊してロシア連邦に生まれ変わり、軍港として長く対外的に閉ざされていたウラジオストクが外国人に開放された翌年です。

当時から北東アジアを自由に渡航できる時代が来ることを待ち望んでいたぼくは「ウラジオ(浦潮)が開放された以上、行くしかない」と思い立ち、休暇をとって新潟からウラジオストクに飛びました。

そこでいきなり目にしたのは、金角湾に浮かぶロシア海軍の軍艦でした。すでにそのときには、外国のツーリストが港を訪れても誰からもとがめられることなく、自由に写真を撮っても許される時代になっていたのです。
b0235153_11265480.jpg
b0235153_11271992.jpg
b0235153_11272827.jpg

いまでも思い出すのが、同じ時期、宿泊先だったウラジオストクホテルに、当時テレビでも有名だった軍事評論家の江畑謙介さんが滞在していて、エレベーターの中でご一緒したことです。その後、帰国してテレビを見たら、江畑さんがロシア海軍の潜水艦の中に入って「極東艦隊は老朽化している」と、それは嬉々とした表情で話していたことに、つい苦笑してしまいました。1930年代以降、長く閉ざされていた日本とウラジオストクの交流は、こんなかたちで始まったのでした。

さて、ウラジオストク市街と金角湾を一望にできるスポットが鷲の巣展望台です。当時、ぼくもここを訪れていて、2枚の写真を撮っています。以下、20年後に同じ場所から撮った写真と比べてみましょう。撮影した季節が違うので見た目の印象をかなり割り引かなければなりませんが、ソ連崩壊直後の疲弊した1993年4月とAPECを開催するまでになった2012年6月のウラジオストクの街並みです。
b0235153_11353396.jpg
b0235153_11361376.jpg
b0235153_11361648.jpg
b0235153_11363030.jpg

続いて、当時のウラジオストク駅、目抜き通りのスヴェトランスカヤ通りです。
b0235153_11375318.jpg
b0235153_1138488.jpg

当時は、同じ社会主義陣営の北朝鮮やベトナムからの労働者がいて、路上で物売りなどをやっていました。開放後、中国からの労働者や物売りが一気にウラジオストクに入り込んだため、現在では外国人の労働ビザはかなり制限されているようです。ただし、建設現場や港湾施設では多くの中国や北朝鮮の労働者を見かけました。ウラジオストクの市街地では不可視の存在となった彼らも、いるところにはいるのです。
b0235153_1143920.jpg

また当時は日本から大量の中古車を積み出して、ウラジオストクからロシア全域に転売する業者が大勢いました。ソ連崩壊で軍事産業が壊滅し、経済的に困窮したウラジオストクの民間経済は、日本の中古車販売が支えていたといってもよかったのです。街にはマフィアも暗躍していたそうで、確かにバーなどに行くと、怪しげな連中がたむろしていたことを思い出します。
b0235153_11484134.jpg
b0235153_11485260.jpg

市庁舎には、ソ連時代のものと思われる紋章が残っていたようです。
b0235153_11515520.jpg

あれから20年後、ウラジオストクはどう変わったのか。そして、20世紀初頭には3000人以上の日本人が暮らし、事業を営んでいたウラジオストクが、これからどう変わっていくのか、興味は尽きません。

by sanyo-kansatu | 2013-03-09 12:03 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 06日

ウラジオストクの美女たち

ウラジオストクでは、美女たちにもたくさん出会いました。以下、佐藤憲一さんが街角で撮ったロシア美女たちのスナップです。さすがカメラマン、知らないうちにいろんな女の子の写真、いっぱい撮ってますね。

今回ウラジオストクで出会った日本語のわかる女性たちも美人が多くてみんなフレンドリーでした(彼女たちの写真を撮ってないのが残念!)。こんなことなら、またウラジオに行かなくちゃ、と思ってしまいます。


b0235153_2393190.jpgb0235153_2394352.jpgb0235153_2310153.jpgb0235153_2310640.jpgb0235153_23101785.jpgb0235153_23102243.jpgb0235153_23103491.jpgb0235153_23103936.jpgb0235153_23104934.jpgb0235153_23105591.jpgb0235153_2311848.jpg

by sanyo-kansatu | 2013-03-06 23:14 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 06日

ウラジオストクで出会った人たち その2(若者、親子編)

ウラジオストクで出会った人たちの若者編です。

①若者3人組、水兵、男の子
 女の子ひとりに男がふたり。いかにも仲良し3人組といった風情。ウラジオストクは軍港なので、ときどき水兵さんを見かけます。ウラジオストク駅で遊んでいた青い瞳の男の子は、将来どんな青年になるのでしょう。
b0235153_925660.jpg
b0235153_931159.jpg
b0235153_931429.jpg
b0235153_934169.jpg


②大学の謝恩会
 プーシキン劇場を通りかかったとき、若者がたくさんいてにぎやかそうだったので、のこのこ中に入ってみたら、大学の卒業シーズンらしく謝恩会が開かれていました。みんなおしゃれして、記念撮影に夢中でした。
b0235153_961148.jpg


③親子の情景
 なぜかウラジオストクでは、母と娘が一緒に歩く姿をよく見かけました。
b0235153_910864.jpg
b0235153_9102333.jpg
b0235153_9102543.jpg
b0235153_9103987.jpg


by sanyo-kansatu | 2013-03-06 23:05 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 06日

ウラジオストクで出会った人たち その1(働くおばさん・おじさん編)

ウラジオストクの町をわずか2日半ですが、ふらふら散策しながら出会った人たちのスナップです。まずは働くおばさんたちから。

①働くおばさん(鉄道の職員、路上野菜売り)
 「乗り物」編の写真をよく見ていただくとわかるんですが、路面電車やケーブルカーの運転手もおばさんでした。
b0235153_8351546.jpg
b0235153_8352513.jpg


②働くおじさん(港湾労働者、運送会社、ブラディーボ売り、フリマで服を売る)
 別に偏見はないんですが、おじさん編はゆるいお仕事をされてる人ばかり。路上で出会った人たちなので、すいません。でも、みなさん陽気な人たちでした。おじさんが手にしているのは「クアス」というロシアの伝統的な微炭酸飲料だそうです。
b0235153_8405358.jpg

b0235153_8414195.jpg
b0235153_8415662.jpg
b0235153_842944.jpg


③中国に買い出しに行くロシアのおばさんたち
 中国吉林省の琿春市はロシアとの国境の町です。ウラジオストクの人たちはよくこの町にバスで買い出しに行きます。中露国境税関にて。
b0235153_8522285.jpg
b0235153_8523936.jpg


by sanyo-kansatu | 2013-03-06 22:50 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 06日

ウラジオストクにはいろんな乗り物があります

ウラジオストクはシベリア鉄道の終着駅であり、モスクワまで9288km。あまり知られていませんが、鳥取県境港と国際フェリー航路を結ぶ国際港でもあります。沿海地方の近郊の町や中国吉林省に向かう国際・国内バス路線があり、郊外電車もあります。半島の先端に位置するウラジオストクは、対岸の町に渡るにはフェリーを利用するのが便利です。市内には路面バス、そしてレトロな路面電車がまだ残っています。さらに、港全貌を見渡せる丘の上に登るケーブルカーも健在です。ウラジオストクは、バリエーションに富んだ多彩な交通機関が揃っています。その一方で、近年の市民生活の最大の悩みは渋滞です。

b0235153_7413590.jpgb0235153_7414137.jpgb0235153_742286.jpgb0235153_7421546.jpgb0235153_7423319.jpgb0235153_7424054.jpgb0235153_7425846.jpgb0235153_7431171.jpgb0235153_7462710.jpgb0235153_7463871.jpgb0235153_747165.jpgb0235153_7471469.jpgb0235153_7472772.jpgb0235153_7473893.jpg

by sanyo-kansatu | 2013-03-06 22:43 | 日本に一番近いヨーロッパの話
2013年 03月 06日

ウラジオストクのグルメ ~ おしゃれなレストランから街角の食堂まで

ウラジオストクで食べたもの、食べた店を紹介します。2012年6月26日~29日撮影。写真は佐藤憲一さん。

b0235153_8183334.jpgb0235153_8184266.jpgb0235153_818503.jpgb0235153_8185825.jpgb0235153_819916.jpgb0235153_8191789.jpgb0235153_8192569.jpgb0235153_819331.jpgb0235153_8194293.jpgb0235153_8195074.jpgb0235153_8195840.jpgb0235153_820832.jpgb0235153_8201868.jpgb0235153_82029100.jpgb0235153_8203989.jpg

by sanyo-kansatu | 2013-03-06 08:11 | 日本に一番近いヨーロッパの話