2011年 10月 10日
2012年開催の「第13回国際マンガサミット日本大会」の開催地に鳥取県が決まりました。国際マンガサミットとは、アジアMANGAサミット運営本部(ICC)によって開催される国際交流フォーラムです。日本をはじめ中国や韓国、台湾、香港などアジア各国のマンガ家や関係者らが集まり、交流を深めながら、マンガ市場の現状や課題、著作権問題などを協議するのが目的です。 日本での開催は、第1回開催地の1996年東京・いわき大会以降、2002年の横浜大会、2008年の京都大会に続くものです。なぜ鳥取県で? と意外に思う人も多いかもしれませんが、鳥取は『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげるをはじめ、『名探偵コナン』の青山剛昌、『坊ちゃんの時代』の谷口ジローなど、多くの人気漫画家を輩出しているんです。 水木しげるの出身地である鳥取県境港市では、1990年代以降、鬼太郎ロードや水木記念館など『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターを最大限に活かすことで多くの観光客を呼び込むことに成功しています。こうした一連の誘客・動員手法をアニメツーリズムといいます。 実は、ぼくの両親の実家が鳥取にあり、立ち寄る機会が多いことと、あとで話しますが、ぼくの中で『ゲゲゲの鬼太郎』と『名探偵コナン』は中国との興味深いつながりがあり、インバウンドの観点からみても、アニメツーリズムの可能性を考えるうえでも、このイベントをめぐって地元や国内外でどんなことが起きていくのか、できうる限り追っかけてみようと思ったのです。 だったらいっそのこと、「まんが王国とっとり」勝手に応援団を始めてみよう、というのがこのカテゴリです。 さて、第13回国際マンガサミット日本大会の概要は以下のとおりです。 ■日時 2012年11月7日(水)~10日(土) ■メイン会場 米子コンベンションセンター(鳥取県米子市末広町74) ■問合せ先 鳥取県観光政策課まんが王国とっとり推進室(鳥取市東町1-220 TEL81-857-267238) yokoso.pref.tottori.jp/manga/ ひとまず、10月末に中国で開催される第12回国際マンガサミット北京大会に、次回開催地の鳥取県関係者が北京を訪問するというので、ぼくも現地を訪ねてみるつもりです。 #
by sanyo-kansatu
| 2011-10-10 23:11
| 中国の新人類「80后」世代
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