ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌

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2018年 04月 19日

『地球の歩き方Platウラジオストク』が発売されました

気がつくと、本ブログはずいぶん長くお休みしていたものです。

すべてをそのせいにするつもりはありませんが、今年の1月から3月上旬くらいまで、ひさしぶりに手がけたロシアの旅行書の編集作業でそこそこ忙しくしていたせいです。

で、本日『地球の歩き方Platウラジオストク』(ダイヤモンド・ビッグ社)が発売の運びになりました。昨年11月に現地取材に行った内容をメインにまとめたものです。

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ウラジオストクってどんなところ? その姿については日本ではほとんど知られていないと思いますが、想像する以上にヨーロッパです。おいしいものもたくさんありますし、バレエも観られるし、市場もあるし、2泊3日の旅行で十分楽しめます。成田からのフライトはわずか2時間半、だから「日本からいちばん近いヨーロッパ」と言っているのです。


さて、この本の刊行を記念して、知人が以下のイベントを企画してくれました。人前で話をするのはあまり得意ではないのですが、この際がんばってウラジオストクの魅力についてお話したいと思います。

≪2時間半で行けるヨーロッパ~ウラジオストクの知られざる魅力≫

★日時 2018年5月26日(土)14:00~16:00(13:40受付開始)

★ゲスト:中村正人さん(ボーダーツーリスト・編集者&ライター)
A.アレックスさん(ミュージシャン、シェフ、通訳、翻訳者)※アレックスさんのご登壇はご本人のご都合で予定とします

★定員:15名

★会場:土屋グループ銀座ショールーム
〒104-0061東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F

☎0120-406-211/03-5579-9981
https://www.hometopia.jp/branch/ginza/

★参加費:4,000円(税込)≪(紅茶+お菓子付き)≫

※お申込みはメール(tokokitani@yahoo.co.jp)にて、「ウラジオストク旅」申し込みと明記した上、お問い合わせください。メール到着後、申し込み方法をご返送いたします。参加費振込完了で参加決定となります。キャンセル料は3日前から発生しますので、ご注意ください。


★ゲスト/プロフィール
中村正人(なかむら・まさと) 
ボーダーツーリスト(国境観光の専門家)。おもなフィールドは日本の近隣の国々(ロシア、中国、モンゴル、朝鮮半島など)で、情報サイト『ボーダーツーリズム(国境観光)を楽しもう』(border-tourism.jp)を主宰。『地球の歩き方Platウラジオストク』(ダイヤモンド社)の著者。好評発売中!


ゲスト(予定)
A.アレックス
1990年ウラジオストク生まれ。ミュージシャン、シェフ、通訳、翻訳などマルチな活動を展開中。昨年公開された二宮和也主演の『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶』(last-recipe.jp)でロシア語監修を担当し、シェフ役でも出演。モルドバワインのPRも手がける。


≪中村正人さんから一言≫
成田からフライト2時間半。「日本にいちばん近いヨーロッパ」こと、極東ロシアのウラジオストク旅行がいまひそかに盛り上がっています。今年はロシアで開催されるサッカーワールドカップの年でもありますが、いまなぜ注目かといえば、昨年8月からウラジオストクへの空路と航路で電子簡易ビザの発給が始まったからです。


この町には以下の6つの魅力があります。

①日本海に面した港町
②ヨーロッパの町並み
③多民族とミックスカルチャーの町
④グルメと文化の町
⑤1年を通して豊富なイベント
⑥郊外に広がる大自然


でも、なぜこんなに近くにヨーロッパが…? 実は、その謎解きがウラジオストク旅行の本当のテーマといえるかもしれません。セミナーでは、そんなウラジオストクの魅力をお話したいと思っています。


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by sanyo-kansatu | 2018-04-19 15:46 | 日本に一番近いヨーロッパの話 | Comments(0)
2017年 11月 04日

104 ポーランド生まれの木材商人コヴァルスキーの館(ハルビン)

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ハルビン駅から紅博広場に向かって郵政街を左に曲がった先に、かつてポーランド生まれの木材商人コヴァルスキーの建てた洋館がある。彼は東清鉄道建設が始まった1898年にハルビンに来て、木材ビジネスで巨万の富を築いた。ハルビンを代表する豪邸で、新中国建設後は毛沢東をはじめとする領袖たちの黒龍江訪問時の住居兼執務室として使われた。現在、革命領袖視察記念館となっている。(撮影/2014年7月)

※ハルビンには古い洋館がたくさん残っていて、その豪奢さに驚かされます。東京の鳩山御殿などよりずっと高い価値があるはずです。20世紀初頭のハルビンの繁栄ぶりがわかります。

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by sanyo-kansatu | 2017-11-04 08:59 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 25日

099 アールヌーヴォー建築はKFCになっていた

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かつてハルビンを代表するロシア正教会(中央寺院)のあった紅博広場の近くにある、ユニークなアールヌーヴォー建築も旧東清鉄道社宅だった。1990年代には中国への進出の早かったベネトンのショップだった時期もあったが、現在、KFCとして使われている。(撮影/2014年7月)

※この種の中国のユニークな建築の存在に最初に目を付けたのは、外資系企業でした。中国建国以降、灰色の社会主義建築で覆われていたハルビンのあちこちに残っていたロシア時代の建築は、文革当時はブルジョワ的とされ、その一部は破壊されたものもあったのですが、改革開放以降の新時代に見直されることになります。いまではお化粧直しされ、市を挙げたPRに使われています。時代の波に翻弄されながらも生き残ってきたこれらの老建築はハルビンの魅力のひとつとなっています。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-25 08:30 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 24日

098  旧東清鉄道社員の宿舎(現ハルビン南崗展覧館)

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ハルビンに東清鉄道を建設したロシア人たちの社員宿舎だったという建物は、この町にあるアールヌーヴォー建築の代表作のひとつ。現在はハルビンの100年間の歴史を展示する博物館として使われているが、かつては幼稚園として使われた時代もあった。(撮影/2014年7月)

※ぼくはこのユニークな建物が幼稚園として使われていた1990年の頃、ここを訪ねたことがあります。子供たちが好むようにピンクや黄色などに塗りたくられ、あの当時のハルビンとしては斬新かつポップな様相を呈していました。いまは博物館で、1920~30年代のロシア文化が花咲くハルビンの写真や遺品を観ることができます。


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by sanyo-kansatu | 2017-10-24 08:44 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 23日

097 ハルビンはアールヌーヴォーの街

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19世紀末にロシア人に造られたハルビンには、ヨーロッパから多くの外国人が集まってきており、さまざまな様式の西洋建築が建てられた。なかでも当時隆盛を極めたアールヌーヴォー建築が、遠く離れたこの地に周回遅れで建てられた面がある。その有機的なモチーフや曲線を多用するデザインは遊び心にあふれていて、当時のハルビンはまるでおとぎの国のようでもあった。(撮影/2014年7月)

※いまでこそ、高層ビルもずいぶん建てられたハルビンですが、昔からロシアや日本時代のユニークな建築が印象的な街です。建築を訪ねて旅する人も多くいます。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-23 09:25 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 16日

091 外国人の訪問はNGとなった満洲里の中ロ国境

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中ロの鉄道の国境は、国門景区と呼ばれ、観光客に開放されており、中国側の国門ビルに上ってロシア側を眺めることができる。ところが、2015年頃から外国人は訪問できなくなった。そのため、フェンス越しに両国の門を眺めることしかできない。近年、中国当局は国境地域の外国人の訪問に以前より敏感になっている。(撮影/2016年7月)

※手前に見えるのが中国の国門で、その右手に小さく見えるのがロシアの国門です。中ロ国境に限らず、最近中国政府は外国人に国境地域に近づかせたくないようです。実際には、最初はNGといわれていても、行ってみたら大丈夫だったというアバウトな状況も中国ではよくあるのですが、ボーダーツーリストとしては、ちょっと困った時代に向かいつつあるようです。


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by sanyo-kansatu | 2017-10-16 08:31 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 15日

090 満洲里 ロシア行きイミグレーション

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満洲里市内から国門景区に向かう途中に、ロシア行きの陸路のイミグレーションがある。国際バスもそうだが、自家用車で中ロ両国を往来する車はここでパスポートチェックを受ける。中国で買い込んだ生活必需品をトランクにあふれんばかりに積み込んだロシアからの旅行者の車が並んでいた。(撮影/2016年7月)

※今回は車で通り過ぎただけでしたが、外国との陸路のイミグレーションが存在しない日本人にとって、国境の町でしか見ることのできない光景に強い憧れを感じます。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-15 10:46 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 13日

089 国際バスターミナルのチケット売り場

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満洲里国際バスターミナルのロシア行きチケット売り場の窓口は、わずかひとつだけ。運賃は、中ロ国境の最初の町、ザバイカリスクまで92元、ボルジャまでは102元とある。バスに乗り込むロシア人の姿も見られたが、それほど多くの乗客がいるようには思えない。(撮影/2016年7月)

※ロシアへの日帰りツアーでは、中ロ国境のロシア側の町、ザバイカリスク(后贝加尔斯克 Забайкальск)や140kmほど離れたクラスノ カメンスク(克拉斯诺卡缅斯克(中国名:红石市)Краснокаменск)という町を訪ねます。シベリアの辺境の田舎町を訪ねるツアーですが、ネットで参加者の声を拾うと、地元のレストランや教会を訪ねたり、けっこう楽しそうです。ツアー代は400元くらいでした。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-13 08:45 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 12日

088 満洲里国際バスターミナル

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ロシア方面行きの国際バスターミナルは、ひたすら巨大なビルだった。でも、実際にはビルの門は閉じられ、利用されているわけではなかった。ロシア人などを乗せる実際のターミナルはお隣の小さなビルの中にあった。(撮影/2016年7月)

※ここからバスに乗ってロシアに行きます。ターミナルの周辺では、ロシア人の姿をちらほら見かけました。中国人であれば、ノービザで日帰りや1泊2日くらいのロシアツアーに行けますが、日本人はそうはいかないので、残念です。

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by sanyo-kansatu | 2017-10-12 10:06 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)
2017年 10月 10日

086 ウラジオストクは日本車ばかり走っている

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極東ロシアでは、1980年代後半から日本の中古車が大量に輸入された。おかげで、街を走っている車の大半は日本車。右側運転なのに、右ハンドルの日本車が大人気なのだ。これが極東ロシアに与えた影響は計り知れないものがあるという。(撮影/2014年6月)

※ショッピングセンターの駐車場など、車が多く駐車している場所に行くと、日本車ばかりなので、ここは日本かなと思ってしまうほどです。


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by sanyo-kansatu | 2017-10-10 13:53 | ボーダーツーリズム(国境観光) | Comments(0)